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「ポジティブな脳の回路」を創る

2020-06-16

おはようございます。大阪市梅田は快晴です。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元々は小さな心配事に過ぎなかったものが、

 

気がついたら大きく膨らんでしまうこともあります。

 

 

 

 

 

 

今日は「脳の使い方」について

書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

まず人間の脳は、

意識(顕在意識)と、無意識(潜在意識)があり、

 

 

 

「無意識」は「意識」の1万倍も速く情報を処理している

ことが、最新の知見でも分かっています。

 

 

 

 

 

«無意識» の方が圧倒的に賢いのです。

 

 

 

 

 

 

 

顕在意識が左脳、潜在意識は右脳ともいわれていますが、

 

 

 

 

 

そもそも脳内には、

 

 

 

 

 ニューロンと呼ばれる神経細胞が

 

 

 

 

 シナプスを介してつながっていて、

 

 

 

 

 

巨大なネットワーク を形成しています。

 

 

 

 

 

 

 

そして、ニューロンとニューロンの間で

 

  膨大な入出力  を繰り返しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん無意識が、その全てコントロールしています。

 

 

 

 

 

 

 

脳全体のニューロンの軸索や樹状突起を一直線につなげると、

なんと 100万km にもなるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

脳の使い方を間違えると、

 

 

「悪い出力」と「悪い入力」を繰り返すことになり、

 

 

 

どんどん〈悪い思考〉に囚われてしまい

 

 

 

 

エネルギーは奪われてしまいます

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ気鋭の臨床心理士クラウス・ベルンハルトは、

 

『脳の使い方こそ「悩める現代人」に必要だ』と唱えています。

 

 

 

 

 

 

 

まず、≪脳の回路≫は使えば使うほど、活発になるそうです。

鍛えれば鍛えるほど筋肥大を起こす、筋肉と同じような仕組みなのでしょう。

 

 

 

 

 

 

いつもネガティブなことばかり考えると、

 

 

脳内には、

 

 

 「不安」「恐怖」「怒り」「罪悪感」

 

 

 「執着」「嫉妬」「欺瞞」「否定」

 

 

 

 

へとつながる≪高速道路≫が出来上がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

それと反対に、いい気分になることを考えれば、

 

ポジティブな回路が太くなります。

 

 

 

 

 

 

 

そのためには  意識的に  ポジティブな思考回路

を作らなければいけません。

 

 

 

 

 

 

つまり、ポジティブな感情を保存するシナプス(ニューロン同士の接合部)

できるだけ早くできるだけ多く作る ものでなければいけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

脳のなかで起こっていることを俯瞰してみると

 

 

「ポジティブな回路」と「ネガティブな回路」の勢力の争い

が繰り広げられているのでしょう。

 

 

 

 

 

 

もし心身が疲れていたら

ポジティブな回路を強化しなければいけなりません。

 

 

 

 

 

 

 

そのために、ベルンハルト氏が提唱している一つに、

「テンセンテンス法(10の文章)」があります。

 

 

 

 

 

 

『あなたにとって、本当に素晴らしい人生とはどういうものか?』

 

 

 

 

という問いに10の文章で回答することで、

脳のプログラムを新たに書き換えていく作業です。

 

 

 

 

 

 

 

その際、

 

①否定形を含まない

 

②すべてポジティブに

 

③現在形で

 

④具体的に

 

⑤自力で到達できること

 

 

 

という5つのルールがあります。

 

 

 

 

 

 

 

例えば、

「新しい仕事が気に入って、仲間といるのが楽しい」

「料理が得意なので、毎日晩御飯がおいしい」

「資格の勉強を始めて、どんどん賢くなっている」など。

 

 

 

 

 

 

このような«10の文章»を書きだして、

五感を通して、脳の新たな回路を創っていくのです。

 

 

 

 

 

 

書き出したものを「見る」

 

声に出して「聞く」

 

そしてその情景を、頭の中で想像して「感じる」

 

 

 

もし、好きなアロマなどがあれば、

アロマをたきながら、この作業をする

 

 

 

好きな紅茶があれば飲みながら

この作業をする。

 

 

 

 

 

 

五感に意識を集中させることによって

効果的に脳をプログラムできるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

このような意識的な作業で、

 

 

 

  潜在意識にポジティブな反応を

 

 

 

  繰り返し反復させていくことは

 

 

 

大きな効果を生み出すでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

人間の脳の中は判明していないことがたくさんありますが、

潜在意識をどう扱うかは非常に大切だと改めて感じます。

 

 

 

 

 

 

 

ふだんから、、

 

 

例えば、

 

 

  「何となくやめた方がいい」

 

 

  「やっても大丈夫な気がする」といった

 

 

 

 

〈心の声〉はありませんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

そのような無意識からのメッセージは

重要な示唆を含んでいると思います。

 

 

 

 

 

 

無意識は非常に有能で、

膨大なデータを既に入手していています。

 

 

 

 

 

 

果たして〇〇は自分に合っているのかどうか、

 

 

 

 

 

   「自分の経験」と「適性(能力)」

 

 

 

 

 

   「タイミング」と「可能性」を

 

 

 

 

 

 

天秤にかけて、素早く答えを導き出す能力を持っています。

 

 

 

 

 

 

 

ですから

 

無理に自分で考えようとせず、

 

 

 

あるいは、

 

 

 

「世間的に」とか「あの人が言うから」とか

他人軸で考えるのは止めて

 

 

 

 

 

 

    「心の声」に従う方が、賢明かもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

もし心身の不調があるなら、

それはきっと無意識からの「警告」なのでしょう。

 

 

 

 

 

自分が抱えている問題が、外に現れてきている状態です。

 

 

 

 

 

 

言い換えれば、

 

 

それ以上悪い方向へ進まないように押し止め、

 

 

その問題について一度立ち止まってよく考えろと、

 

 

 

 

きっと教えてくれているのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

生きていると、いろんなことが起こりますが、

 

 

 

   日々うまく問いかけて、

 

 

 

脳の回路を本来の状態(バランスが取れている状態)に

もっていきたいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さまの一日を応援しています。

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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