内部に潜む〈可能性〉を信じる
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝は長めのジョギングをしてました。
生きていると、思いがけない穴がぽっかりと開くことがあります。
過去のトラウマがフラッシュバックのように自分を苦しめたり、
冷たい隙間風が心の中に吹くこともあります。
病気であったり、
人間関係の軋轢、衝突であったり、
大切な人との別れであったり、
事業の失敗であったり…人によって異なります。
その傷を癒すことも大切ですが、
傷ができるまでは見えなかったものを、
傷の内側から見るということもまた、大切なことかもしれません。
順風満帆な人生などありません。
もしそう見える人がいたら、
たまたま、その人のそういう部分は表面的に見えていないだけであり、
生き辛さや悩みがある方が、むしろ自然かもしれません。
どんな人にも思い通りにいかない現実があり、
思い通りにならない自分がいて、
思い通りにならない他者がいたりします。
傷があるから、傷のおかげでかつては分からなかったことが、
分かるということが、生きるということかもしれません。
以前、こんな話を読みました。
…深くて暗い井戸の底には、
真昼間でも、井戸の真上の星影が映っている。
井戸が深ければ深いほど、
中が暗ければ暗いほど、
星影ははっきり映る。
肉眼では見えないものが、見えるというのです。
人生には、数えきれないぐらい多くの傷があります。
偉大な心理学者カール・ロジャーズは、
相談に訪れる人の内部に潜む可能性を信じた人でした。
ひとり一人の内部には、
目に見えなくても、
その人が成熟に向かって前進する力が必ず存在するということ。
その潜在する可能性は、
適切な心理的環境が与えられたとき、
≪現実的に一歩、踏み出すことができる≫
と信じた人でした。
目標を立てる・理想を語ることは易しくても、
その道のりは険しく、
倒れることもあるでしょう。
倒れても立ち上がり、また歩き続けること。
そして、時には立ち止まって休むことも大切でしょう。。
『私が安定して、賢明で落ち着きのある人間なら、
私は死に生きていたでしょう。
私は混乱や不確実性、恐怖、
そして感情の浮き沈みを受け入れます。
これは流動的で、混乱もある、
エキサイティングな人生に対する対価である。』
-カール・ロジャース 1902‐1987-
今日が意義深い一日にと願っております。
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