未来を拓く~運勢を上げる
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝も掃除と瞑想から始めました。
…日本には200年以上続いている会社が3000社あるそうです。
500年続いている会社は124社。
そして、1000年以上続いている会社は19社もあるというので驚きです。
時代の激流に流されず、
その時代その時代に深く根を張り未来をひらいてきた企業は、
どういう特徴があるのでしょうか。
シリーズにもなった『ビジョナリカンパニー』の著者は、
素晴らしい業績をあげてきた会社が
衰退する最大の理由は≪傲慢≫にあると述べています。
自らつちかってきた成功にあぐらをかく時に、
企業は崩壊するといいます。
個人の運命もまったく同じでしょう。
人は生きているうちに知らぬ間に(無意識に)、自分なりのクセができてしまいます。
どんな人でも思い込みがあり、
それが拠り所となって力を発揮することもあれば、
その思い込みが自分を追いつめ、他人をも巻き込んでしまうことがあります。
時代、国を越えていにしえの先哲が等しく説くのは、
傲慢になった時、天はその人の足元をすくう、ということです。
「自分は正しい」となった瞬間、「相手は間違っている」ということになります。
自分をやたら正当化する人、
やたら被害者になりたがる人。
人の心は怠惰にできているので、
安きに流れてしまうと、
人生が滅茶苦茶になってしまいます。
誰の中にもあるこの邪心を見つめ直して、
日々心を耕していかないと、
人生の運勢は決してあがっていかないでしょう。
幾世紀にもわたって繁栄した大ローマ帝国は、なぜ衰退したのでしょう。
紀元前一世紀、ローマの休日は100日に満たなかったそうです。
それが四世紀になると、休日は200日にふくらんでいきます。
建国時の勤勉、質実の風はどこへやら、
一年の半分以上を、
サーカスや宴会に明け暮れる遊民の国になってしまいました。
国民は働かなくなり、防衛は外国の傭兵に任せ、風紀は乱れに乱れました。
そして、ローマ帝国は亡国へと崩壊していきます。
時代も国も違いますが、
先哲が教えてくれるものには、共通しているものがあるのかもしれません。
弘法大師、空海は
『君臣、親子、夫婦の道が弛み乱れ、
人間として常に行うべき仁義礼智信の五つの道が廃れ絶えてしまう時は、
日照りや長雨が起こり、飢饉となり、国は荒廃する』
と述べています。
あらゆる荒廃は、人の心から起こる、ということでしょう。
一個人の心のありようがその人の運命の昇沈を決め、
一国の興廃をも決めるというのですから、
心の鍛錬がいかに大切であり、いかに難しいかを物語っているように思います。
謙虚さ、思いやりの心、勤勉、志、多様性…、
未来を拓く原点は、こういうところにあるのかもしれませんね。。
皆様にとっていい一日になりますようお祈りしています。
***********************************************************
*************************************************************
セラピーについてご質問、ご不明な点がございましたら、どんなことでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。いかなる場合でも、24時間以内に御返事させていただきます。
ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。