「親子関係」というトラウマを癒す
おはようございます。大阪市梅田にも青空が戻ってきました。
今日は「親子関係のトラウマ」について書こうと思います。
親との出会いは、誰にとっても人生で初めての人間関係です。
親が虐待したり、
いつも文句ばかり言ってたり、
ヒステリックであったり、
誰かの言いなりであったり。
会話がなかったり、
浮気をしていたり、
欲の塊だったり、
思いこみが激しかったり、
過保護・過干渉であったり…。
子供のころの体験は、
私たちの人生にとって大きな影響力を与えます。
幼少期~思春期は、私たちの脳はほぼ右脳(潜在意識)のみです。
それだけに環境の影響を受けやすく、
感覚的なものや、先天的な気質と合わないものであれば、
心に重たいものを感じたり、負の思考・感情のパターンが形成されやすくなってしまいます。
子どもはいろんな意味で自立ができるまで、
たとえ親が間違っていても、
親に依存して生きるしかない弱い立場にいます。
もちろん、親だけではありません。
兄弟姉妹、祖父母、親戚の人、近所の人、学校の先生、同級生…
さまざまな身近な人たちのなかで、成長していきます。
人は本能的に、愛を求め、自由を求めます。
たとえどんなに立派な価値観であれ、
それが自分で選びとったものではなく、親(他者)が選んできせてきたものである限り、
自分の人生を生きるうえでは、邪魔にさえなってしまいます。
お仕着せの衣を脱ぎ捨てなければ、
「自分自身の生き方」をまっとうすることはできない。
しかし、長年の親の支配は強力です。
それは、外側からだけではなく、
内側からも力を及ぼし、呪縛しています。
何よりも、親に認められたい、愛されたい、
悲しませたくないという自分自身の願いが、
「親の価値観」を脱ぎ捨てることを困難とします。
しかし、そこから脱出しなければ、窒息してしまう。
幼少期~思春期にトラウマを経験したなら、
そのトラウマを癒して、
本来の自分を取り戻していかなければなりません。
本来の自分…、
それは自分らしく、
個性豊かで、
自分の存在を大切に思えること、
もっと自由で、温かく、前向きな存在であること。
自分として生きるために、
人は親を否定し、親から与えられた価値を否定し、
それを身にまとった自分自身さえも、
一旦否定しなければなりません。
そのためには、命を天秤にかけるぐらいの一途さが必要になるかもしれません。
そうでなければ、
これまで長く囚われてきたものを諦め、
区切りをつけ、
出発をし直すことができないからです。
幼少期からの未処理の感情が抑圧されたままであれば、
無意識に「今の自分」を苦しめて、追い込んでしまいます。
潜在意識の中の記憶を浄化して、
自分なりの生き方をしっかり見出していきましょう。
自分の人生を生きるとは、
過去の自分を葬り、
日々、新しい自分を構築していくということかもしれません。
きっと誰の人生にも、そんなタイミングが自然と訪れるものだと思います。
無理せず、自然体で、
そして自分らしく、前向きに変わっていけるときが…。
最後まで読んでくださって、どうもありがとうございました。
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