なぜ努力は報われないのか？
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝も掃除と瞑想から始めました。
ほとんどの人は、人生を振り返って、自分の人生を悔いることが多いそうです。
もっと違う人生を歩めたはずなのに…。
ある統計では、98％もの人たちが、
日常に退屈しながらも、不満という窮屈な感覚に陥り、
なんとなく人生を送っているといいます。
この世に生まれて、
学校に行き、専攻を選び、仕事を得て働き、
恋愛をして、結婚をしたり、
そしておそらく、書店やオンラインで自己啓発や自伝、小説などの本を読み、
社会や人生について学んできました。
しかし、、
たいしたことは何も起こらなかった。
そこそこ頑張って真面目に生きてきたはずなのに、
特にこれといって報われなかったという感覚。
人生に不満や後悔を強く感じるのは、
「手段ではなく、理念を重視してこなかったからだ」と、
『7つの習慣』のコヴィー博士は述べています。
理念というのは、人生を形作る根源的なもので、
その逆は、手段です。
いくら結果や目に見えるものを追いかけても、
理念と行動がうまく合致していないと、
心は不全感を感じてしまい、その不全感がどんどん増幅して、
自分を呑み込んでいきます。
理念は行動であり、活動であり、決断であり、
潜在意識の中にある信念体系のことです。
別の言い方をすれば、
手段は現実にある「今の環境そのもの」で、
理念は、もっと抽象度が高く、普遍性の高いものといえます。
世の中にはたくさんの素晴らしい本、映画、音楽がありますが、
それに触れただけでは、なかなか人生は変わらないでしょう。
自分自身が理念を変えて、信念を変えて、
そしてそこから来る行動を変えていかなければなりません。
誰か別人になるのではなく、
今の自分を少しずつ修正していくのです。
常に自分を見つめ直して、軌道修正をしていく、
日々の修正が私たちにとって、とても大切なことかもしれません。
自分の独自性、才能、価値、可能性にもっと意識を向けていきましょう。
人は、単に食べて住まうためだけに生まれてくるのではありません。
周りの人を勇気づけたり、穏やかにさせたり、愛おしさを呼び覚ますためであったり、
さまざまな目的を持って生まれてきます。
それは、人それぞれ、皆、違います。
何も大きな目標や、偉大なことを成し遂げようとするのではなく、
まずは周りの人たちに価値を与えることから始めましょう。
その小さな一歩の積み重ねに意味があるのだと思います。
他に求める必要はありません。
私たちはすでに内面に、価値を持ち合わせているのですから。
今、すでに持っているものに、
たくさんの人生のヒントがあるのだと思います。
もっと深いレベルで自分と向き合っていくと、
自分の個性や多様性を知り、
道（使命・役割）を見出すことができるでしょう。
おのずと独自性を発揮し、
その才能を開花していくことができるでしょう。
辛いことがあっても、
自分を肯定していく力、修正していく力が、
人生を実りあるものにくれるのかもしれませんね。
皆さまにとっていい一日になりますように。。
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