どうにもならないこと～どうしようもないこと
おはようございます。大阪市梅田は曇りです。今朝も掃除と瞑想をしていました。
物事はうまくいくこともあれば、いかないこともあります。
健康、恋愛、仕事、人間関係、お金、結婚、自己啓発…。
普通に生きていくだけでも大変なことなのに、
何か嫌なことが起こると、そこに大きな負荷がかかり、
それが雪だるま式にふくらむと、トラウマ（心の傷）になることもあります。
「何もかもがうまくいかない」ような気持ちになったり、
人をうらやましく思ったり、
自分を否定したり、ふさぎ込んだりしてしまうこともあるでしょう。
特に、対人関係や、健康、思い通りにいかない思考は、
自分からエネルギーを奪ってしまいます。
それは、自分が置かれている環境が、
何らかの理由で自分には合わなくなってきているというサインかもしれません。
私たちは、好むと好まざるにしろ、ごく限られた狭い世界で生きています。
ほんとうは世界は広く、もっと多様性に富んでいるのに、
自己保存の欲求から、今いる世界（環境）に何かしらの安定を求めて、
「そこでの自分」を守ろうと躍起になり、
執着が生まれ始めます。
人生を変えるには３つあるといいます。
- 付き合う人間を変える。
- 何に時間を注ぐかという時間配分を変える。
- 仕事や住む場所などの環境を変える。
この中でも最も大切なことは、
２番目の「時間配分」だと思います。
自分ではどうにもならないこと、どうしようもないことを考えても
疲れるだけです。
ただひたすら、疲れ果てます。
思いきって遠出をしてみるとか、休みを取ったりして、
気分転換をはかるのもいいでしょう。
これまでの環境から「自分」を引き出してみて、
状況の歪んでいるところを冷静に見つめ直していく作業はとても大切なことです。
たとえ嫌でたまらないことであっても、
もっと賢く、もっといい人生を選択できるかどうかが試されていると考えられるかどうかは、
大きな分かれ道かもしれません。
そのためにも過去に引きずられないこと。
過去のトラウマ、心の傷、自分を打ち砕いたものの存在を知り、
傷を癒していき、これまでの自分をできるだけ肯定していきましょう。
潜在意識の中にはたくさんの思い込み、誤解という記憶があります。
そしてその記憶が、「今の自分」を追い込んでしまっています。
思い通りにならないことだらけの人生を、何とか生きしのいでいくためには、
「がんばること」「あきらめないこと」ばかりでなく、
それと同等か、それ以上に、
「じょうずにあきらめること」が重要になってくると思います。
「人生は、真っ白ではなく、真っ黒でもない」という曖昧さを受け入れて、
前向きに生きていく工夫をすることが、
私たちに求められているのかもしれませんね。。
皆さまにとっていい一日になりますようお祈りしています。
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