インナーチャイルドの傷を癒す
おはようございます。大阪市梅田は雨です。
今日はインナーチャイルドの傷を癒すことについて書こうと思います。
愛情を受けてこなかっり、傷ついてきた人は、
人が怖くなったり、自分を否定したり、自分の生き方が分からなくなったりして、さまざまな生き辛さを抱えてしまいます。
愛のない関係のところで不機嫌は起こります。
幼少期の環境、
そこから思春期に至る自我の芽生え、
そして成人してからのこと、
いろいろな過去の失敗やトラウマが、今の私たちを苦しめてしまいます。
またイジメられるんじゃないか、
また否定されるんじゃないか、
裏切られるんじゃないか、
嫌われたらどうしよう…、
押し寄せる不安と恐怖。
目に見えないものが、私たちの不安や恐怖をさらに大きくしてしまい、
根っこにある怒りは抑圧されたままで放置されています。
とても辛いことです。
インナーチャイルドとは必ずしも幼少期の自分ではなく、
もともとの自分、本来の自分のことをいいます。
自由で、自分らしく、個性的で、純粋な自分。
月日がたち、いろいろな現実に追われて生きていると、
忘れてしまっている本来の自分、それがインナーチャイルドです。
家族、友人知人、恋人、妻、夫、会社の上司…など、
身近な人たちとの関係の中で、
冷たさ、精神的肉体的な暴力、悪意、誹謗中傷、裏切りなどを経験すると、
インナーチャイルドは委縮して、防衛的になり、心の安定がどんどん奪われていきます。
生きていくエネルギーが枯渇していきます。
トラウマを癒し、本来のインナーチャイルドの自信と安定を取り戻していくことがとても大切です。
…「嫉妬」という感情も愛情飢餓からきます。
人は嫉妬から怒り、
怒ったことで、相手を失うのではないかと不安になり、
相手の愛を確認したくなります。
そして愛の再保証を求めます。
相手が自分を愛してくれていることを確かめたくなる。
もはや愛ではなく執着なのに、
相手を好きだと思っているから、あるいは心のどこかで言い訳をしているから、
怒っても相手から離れない。
不安だから相手に必要以上に絡む。
そして往々にして、嫉妬の感情は隠されています。
隠されたからといって、嫉妬や独占欲の感情が解消されるわけではありません。
そこですねたり、相手をいじめたり、困らせたりします。
それが「しつこい」ということです。
不安だから相手にしつこく絡む。
しかし、人は心の底では、自分の行動を知っています。
絡んだりしながら、絡んでいる自分の心の底を知っています。
そこから逃げると、
不安の根源にある怒りや恐怖の感情が未処理のままとなり、
ますます人にしがみつき、心理的に依存してしまいます。
「こうしてほしい」という要求がどんどん大きくなる。
決して満たされることのない要求が、独り歩きするのです。
人間の心は、
自分で気付いて、自分で手綱を引き締めていかないと、
とんでもない人生になってしまいます。
人生のハンドルを自分で握ることができたら、
もっと意義深い人生にすることができるでしょう。
気付いて、自分を修正する。
自分を肯定し、他者への共感、利他の心を育んでいく。
それを加速させるのがヒプノセラピー(催眠療法)の大きな目的といえます。
どういうふうに社会に貢献するのが自分らしいのか、
なんのために生まれてきたのか、
どんな使命・役割があるのか…。
自分の中にある心の傷を振り返り、
本来の自分に戻っていく、いろんなことがあった自分を肯定していくのがインナーチャイルド療法です。
人間ですから失敗はつきものです。
弱くもあり、愚かでもあり、感情的になる面もありますし、しっかりしているようで頼りないし、
相矛盾するものをいろいろ持っているのが人間だと思います。
でも、戻ってくる軸がある。
いろいろあっても必ず戻ってくる軸があると、
だんだん流されない強い自分を確立していくことができるでしょう。
多面的な自分を知り、
自分の特性を知り、自分の天命(使命)を知ることができれば、
きっと違う現実が見えてきて、今を前向きに生きていくことができるでしょう。
皆さまにとって今日がいい一日になりますように。。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。