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命の尊さについて

2018-06-15

おはようございます。大阪市梅田は曇りです。今年は涼しい日が多くて過ごしやすいですね。

 

 

 

 

 

 

 

地球上には、およそ870万種の動植物がいるそうです。

 

 

人間は、地球の生物の多様性から大きな恩恵を受けています。

 

 

地球は、食料から薬、きれいな空気や水に至るまで、さまざまなものを人間に提供してくれています。

 

 

いろんなものの恩恵があって、

そしてたくさんの犠牲の上で、私たちは生かされています。

 

 

人間を、人間たらしめているもの。

 

それは道具を使う知恵でも、話す言葉でもありません。

 

 

人それぞれが持つ「譲れない何か」こそ、人間を人間たらしめているのだと思います。

 

 

それが何なのかは人によって違います。

 

 

しかし、それを失ってしまえば人間でなくなる、自分でなくなる。

 

 

そんな何かを、人は誰しももっているように思います。

 

 

 

 

命は尊いものなのに、今はどんどん命が粗末に扱われているように感じます。

 

 

自殺者は日本だけでも2万人以上、テロによる無差別攻撃、親殺し・子殺し、

通りすがりの人を殺すという異常な事件もあります。

 

 

 

自分さえよければいいという感覚、

身勝手極まりない怒りを他者にぶつける感覚。

 

 

 

どこかで人間の心がおかしくなっているように思います。

 

 

 

人間の命は、はるか昔から連綿と受け継がれてきたものです。

 

 

38億年前に、最初の生物が誕生し、そのときから生命の源といえるDNAという遺伝子がありました。

 

 

私たちの命は38億年間、一度も途切れることなく続いてきた貴重な命であるといえます。

 

 

途方もない時間の間、何か途中で誤差でもあれば、

人間は誕生していなかったかもしれません。

 

 

そして、私たち一人ひとりは数奇の運命でこの世に生まれてきています。

 

 

人は皆、何度も何度も繰り返し生まれ変わってきて

ある遺伝子をもらって生まれてきます。

 

 

1人の人間には、32億の遺伝子情報があり、

これは、人間の目に見える文字の大きさにすると1000ページの百科事典3千2百冊に相当する膨大な量だといいます。

 

 

これが人間が持つ60兆もの細胞の一つひとつに入っていて、私たちの体を動かしていることを考えると、まさに神業といえるかもしれません。

 

 

さらに、細胞1個が生まれる確率は、

1億円の宝くじを100万回以上連続で当てるのと同じ確率だそうです。

 

 

その細胞を60兆個持っているのですから、

存在していることそのものが神秘的にも感じられます。

 

 

 

…生きていることだけでもありがたいものですね。

 

 

 

 

 

 わたしが生きている間、ずっと幸せである必要はない。

      しかし、生きている限りは立派に生きるべきである。

 

                      イマヌエル・カント(1724年~1804年)

 

 

 

 

 

 

 

皆さまにとって今日がいい一日になりますように。。

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

 

 

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