命の尊さについて
おはようございます。大阪市梅田は曇りです。今年は涼しい日が多くて過ごしやすいですね。
地球上には、およそ870万種の動植物がいるそうです。
人間は、地球の生物の多様性から大きな恩恵を受けています。
地球は、食料から薬、きれいな空気や水に至るまで、さまざまなものを人間に提供してくれています。
いろんなものの恩恵があって、
そしてたくさんの犠牲の上で、私たちは生かされています。
人間を、人間たらしめているもの。
それは道具を使う知恵でも、話す言葉でもありません。
人それぞれが持つ「譲れない何か」こそ、人間を人間たらしめているのだと思います。
それが何なのかは人によって違います。
しかし、それを失ってしまえば人間でなくなる、自分でなくなる。
そんな何かを、人は誰しももっているように思います。
命は尊いものなのに、今はどんどん命が粗末に扱われているように感じます。
自殺者は日本だけでも2万人以上、テロによる無差別攻撃、親殺し・子殺し、
通りすがりの人を殺すという異常な事件もあります。
自分さえよければいいという感覚、
身勝手極まりない怒りを他者にぶつける感覚。
どこかで人間の心がおかしくなっているように思います。
人間の命は、はるか昔から連綿と受け継がれてきたものです。
38億年前に、最初の生物が誕生し、そのときから生命の源といえるDNAという遺伝子がありました。
私たちの命は38億年間、一度も途切れることなく続いてきた貴重な命であるといえます。
途方もない時間の間、何か途中で誤差でもあれば、
人間は誕生していなかったかもしれません。
そして、私たち一人ひとりは数奇の運命でこの世に生まれてきています。
人は皆、何度も何度も繰り返し生まれ変わってきて、
ある遺伝子をもらって生まれてきます。
1人の人間には、32億の遺伝子情報があり、
これは、人間の目に見える文字の大きさにすると1000ページの百科事典3千2百冊に相当する膨大な量だといいます。
これが人間が持つ60兆もの細胞の一つひとつに入っていて、私たちの体を動かしていることを考えると、まさに神業といえるかもしれません。
さらに、細胞1個が生まれる確率は、
1億円の宝くじを100万回以上連続で当てるのと同じ確率だそうです。
その細胞を60兆個持っているのですから、
存在していることそのものが神秘的にも感じられます。
…生きていることだけでもありがたいものですね。
『わたしが生きている間、ずっと幸せである必要はない。
しかし、生きている限りは立派に生きるべきである。』
イマヌエル・カント(1724年~1804年)
皆さまにとって今日がいい一日になりますように。。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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