悩み事が頭から離れない
おはようございます。大阪市梅田は雨です。少し涼しくて過ごしやすいです。
不安、怒り、心配、悩み、苦しみ、恐怖、悲しみ。
さまざまな出来事、人間関係のなかで、負の感情が出てくることがあります。
私たちの心を支配し、苦しませ不安にさせる。
時には長く居続け、膨張し続けます。
強力な負のエネルギー。
この苦しみから逃れられるなら、なんでもすると思う。
この苦しみから解放されるなら、どこまでも逃げたいと思う。
悩み事が頭から離れないとき、どうすればいいのでしょうか？
人間である以上、苦しみ葛藤はつきものです。
何かを読んでなるほど！と思うのと、
本当に理解して、腑に落としているのは、まったく別ものです。
人間は、自分で経験したり行動したりして、はじめて理解できます。
悩み事が頭から離れないとき、無意識にそのことを考え続けています。
日常が手につかず、大きなストレスを感じ、
それが悪化すると、自分であるようで自分でない感覚に陥ったりします。
私たちが生きていくうえで最も大切なもの―――自己肯定感、健全感、全体感を取り戻していくには、どうすればいいのでしょうか？
内面的な充実感と統一感、そして強靭で知恵のある自己は、
誰でも持つことができます。
そして既に、心の中の源泉（潜在意識）に持っています。
ただそれになかなか気が付けないことが「原因」です。
では、なぜ気が付かないのでしょうか？
それは自分から逃げているからです、自分という存在から、自分の人生から。
人生の嵐を切り抜ける知恵が自分にあることを知れば、困難という山の向こう側に、以前より賢く強くなっている自分を見出すことができます。
人間なら誰でも、打ち克ちたいと思っている弱点があるはずです。
中には、何をしてもなくならないように見えるものもあるでしょう。
ほとんどの人は、こうした嫌いな自分に背を向けています。
「嫌な自分」をわきに押しやって見ないようにしています。
つまり「ポジティブに考えよう」として、ネガティブな思考を追いやるのです。
しかしこういうやり方は、自然で長続きする変化を起こすことはできません。
むしろ、悩み事がますます頭から離れなくなってしまうだけでしょう。
根源的な部分が放置されているからです。
私たちの内面にある源泉に到達するには、自分の弱みを通るしかないのです。
それはトラウマであったり、過去の失敗であったり、
劣等感、思いグセ、自信のなさであったりします。
自分を挫折させるようなことに、自分を変えて成長させる≪源泉≫があります。
そこに大きな学びが隠されています。
人生はとてもシンプルなものかもしれません。
課題と向き合って、それを克服して新しいステージへと階段をのぼっていく、
するとまた新しい課題が見つかり、またそこと向き合っていく。
その過程を楽しめるかどうか。
思い通りにならない現実や弱い自分から逃げて、
ストレス発散のように他者への依存や攻撃、執着をしたりしていると、人生はさらに暗くなり、不満イライラが増殖するだけです。
自分のコアな部分に、変化する力、潜在能力、適性、物事の道理、生きるエネルギーがあります。
内側にある源泉を見つめ直して、柔軟さ、強さを取り戻していきましょう。
頭から離れなかった悩み事も、自分を鍛えていくれる有難い存在へと変わっていくでしょう。
皆さまにとって今日がいい一日になりますように。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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