道に迷って「道」を知る
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝は長めのウォーキングをしてきました。
天から与えられた「命」をまっとうするには、一人ひとりが固有の特質(才能)をうまく発揮していかなければいけません。
今はたくさんの情報があふれ、生き方も多様化していますが、
自分の軸を持ち、自分を見失わないことはとても大切なことだと思います。
せわしい日常の中で、私たちはついつい自分を見失いがちです。
人の中で感情の波に巻き込まれたり、自信を失ってしまったり、落ち込んだりします。
そんなとき、自分を優しくいたわり、負の連鎖をうまくリセットしていくことが大切かもしれません。
そんな静かな時間のなかで、さまざまなことに気付くことができます。
人とのご縁に感謝し、自分のなかに目標を持ち、使命感を持って生きていく。
そのためには、「道」を知らなければなりません。
私たちに「道」を教えてくれるのが、優れた先人です。
生きながらにして真実を求め、自分と向き合いながら戦い、悟りに近づいた人が、
後から来る人のために残したのが「教え」です。
道には近道もあれば、遠回りもあります。
また、自分の足の力で歩ける道も異なります。
もちろん一人ひとり違うものです。
中国の古典『中庸』に
「君子はその独りを慎むなり」
という言葉があります。
自分を磨こうとする人は、誰も見ていない独りのときに自らを律していく、という意味です。
独りを慎むということは、東洋の道徳において最も重要な心得です。
誰かが見ているから、その時だけ何かを演じる。
その場しのぎの人生を続けていれば、
そこには不全感と欺瞞に満ちた苛立ち、依存・執着しかない、という戒めなのでしょう。
自分の生活の中で、慎みながら一人の自分と向き合っていくと、自分の弱さも強さもわかります。
ヒプノセラピー(催眠療法)は自分の過去を含め、今の自分を肯定していくための療法です。
「本当の自分はどういう存在なのか」、
自分の道を知るための有効なアプローチの一つです。
道を知ることができれば、そこに焦点を定めて生きていくことができます。
虫メガネで太陽の光を紙に集めると、光が一点に集中し、火が起こりますが、
この現象はそのまま、人生のあり方を示唆しているように思えます。
焦点を定めて生きないと、人生は拡散し、何の結晶も得ぬままに終わってしまいます。
物事の道理を知り、自分の道を知り、その一点に焦点を当てていくと
この人生が意義深いものになっていくでしょう。
皆さまにとって今日がいい一日になりますように。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。