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気付く力:ありのままの自分を受け入れる

2015-09-09

おはようございます。大阪市梅田は雨です。また台風が来ていますね。雨も降り過ぎると困ったものです。

 

 

 

…人の悩みの大半は「人間関係」だといわれています。

 

そしてそのほとんどは、

「自分の理想や価値観の合わない人を、どうしたらいいのか」

「自分の家族や知り合いにこういう人がいるのですが、どうしたらいいのか」というものが占めています。

 

同じ状況に出遭っても、一時的な事と水に流す人もいれば、いつまでも恨みつらみを言い続ける人もいます

 

後者の人たちは、「他者を思い通りにさせたい」という我欲に憑りつかれてしまっているといいます。中には長年にわたって身勝手な解釈にしがみつき、自分や他者の人生を傷つけて平気な人もいます。

 

思い通りにならないことでも、多少なりとも受け入れることができれば、問題ははじめからないのでしょう。

 

もちろん相性もありますし、情もあるし、考え方も人によって違いますが、その頃合が過剰であれば、それに気が付き、積極的に離れていくことが必要でしょう。

 

 

他者に過剰な執着を持つ人たちは、「自分がどう生きるか」ではなく、

自分以外の人をいかに自分の思い通りにするか」ということが、自分の「悩み」だと思っています。

 

 

 

何かを思い通りにしようとせず、その人が「そういう人なんだな」と認めてしまった方が、自分にとっても一番楽なのでしょうけど、暴走するエゴは気が付かれず、抑圧されたままなのでしょう。

 

もちろん誰しもが未熟で不完全なのですが、できるだけ「ありのままの自分を受け入れる」ことが大切なのでしょう。

 

ありのままの自分を受け入れていないから、その「不満」や「不全感」が他人への執着となるのです。

 

仏道の教えの中に、「四諦(したい)」というものがあります。

 

第一の教えは「苦諦(くたい)」:「人生はすべて苦悩の連続で、その集積から成り立っている」

 

第二の教えは「集諦(じったい)」:「苦しみの根源はすべて執着にあり、自分が何かに執着しているがゆえに、苦悩や煩悩が生まれる」

 

第三の教えは「滅諦(めったい)」:「その執着やこだわりを滅すれば、楽になる」

 

第四の教えは「道諦(どうたい)」:執着やこだわりを捨てる実践をすること。日常生活のありとあらゆる場面で、執着を捨てる訓練をする」

 

 というものがあります。

 

「こうでなければイヤだ」「自分は正しい、あいつが悪い」と執着を強く持つのではなく、こだわりや囚われをできるだけ捨てて、そこからいかに切り離されるかが重要なのでしょう。

 

「執着」や「こだわり」から解き放たれた人のことを、日本語で「ほとけ」と呼びました。「ほとけ」の語源は「ほどけた」「ほどける」という言葉から始まっています。

つまり、自分を縛るもの(=執着)から放たれた人が仏なのだといいます。

 

もちろん簡単には「仏」にはなれないし、そもそもなり得ないですが、少しでも近づくために、今の自分を変えていくことが大切なのでしょう。

 

自分の中に受け入れられない部分がある、コンプレックスであったり、自分を許せないから、人やモノに執着をして、人生を台無しにしてしまってきたのですから、他者のコントロールではなく、自分の負の部分と向き合っていくことが必要なのでしょう。

 

 

 


失敗や挫折の時に味わう感情に焦点を合わせることで、自分の感情としっかりと向き合うことが出来ます。そして、「抑圧された感情」を解放していくことで、心は柔軟性を取り戻すことができるでしょう。

 

感情と向き合っていくと、だんだん、自分自身が何に対して恐怖を感じていたのかが、客観的に理解できるようになります。

自分の心の弱さを知ることで、生きるということかもしれません。

 

 

自分にはこんなに弱い部分、愚かな部分もあるんだなと知るだけでも、人に対しての接し方が変わってくるでしょう。

 

ここで大切なことは、あくまで弱さを認めるだけで構わないという事でしょう。

いつまでも弱さに囚われてしまって、不快な気分になるのはよくありません。自分にあることなら、きっと周りの人にもあるでしょう。

違う形にしろ、程度の差こそあれ、誰にでもあることですから、自分を追い詰めたり否定し過ぎないことも重要でしょう。

 

 

過去の未処理の感情トラウマがあれば、それをしっかりと癒して手放していきましょう。

 

 

そうやって自分を知る度合いが徐々に強くなっていけると、自分なりの生き方もより明確になっていくでしょう。

 

ありのままの自分を受け入れることで、もっと生きやすくなって、将来の夢やビジョンももっと明確に感じることができるのかもしれません。

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識に問いかけていく心理療法です。より多くの癒しや前向き気付きををと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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