催眠暗示~ヒプノセラピー(催眠療法)
こんにちは。今日は大阪市梅田も晴れて気持ちがいいです。
今日は、暗示の法則について書こうと思います。ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)のセッションでも、クライアントの方が望まれる暗示を入れます。催眠状態なのですが、何でも言ったらいいというものでは決してなく、催眠を受ける人の潜在意識が望んでいる暗示を入れていきます。
大きく分けて3つの法則があります。
一つ目は、反作用の法則です。
必死になってやればやるほど、かえって出来ないことってありますよね。「これは無理かも…。」「これは無理だ。」と思いながらもやっているときだったりします。それと同じように、悪い習慣を変えよう意気込めば意気込むほど、かえって習慣が強化されてしまします。
これは反作用の法則です。例えば「紫のうさぎを想像しないで下さい」と言えば、どうでしょう?更に繰り返しこれを言われたらどうでしょう。想像しないと思えば思うほど、紫のうさぎを想像しませんでしょうか。
不眠症の人は、眠ろうとし過ぎて眠れなかったりします。眠ろう眠ろうと考え、なぜ眠れないなのだろうとあせればあせるほど、目が覚醒してしてしまいます。禁煙も同じかもしれません。意志の力と理性でやめようと思っても、なかなか思い通りにはなりません。
結局、「ねばならない」という意志の力では、なかなか問題解決にはなりません。そう思えば思うほど、無意識は反発して、逆のことを考えてしまい、その考えを強化してしまいます。意志の力よりも、想像力(潜在意識)を使う方が、かなり有効かもしれません。
二つ目は、集中の法則です。ある考え方に集中すると、その考えは実現する傾向にあります。これは一つ目の反作用の法則と矛盾しているように思われるかもしれませんが、反作用の法則は、「…しない」「…をやめる」「…さけよう」という否定的意思が働いた場合です。
その考えが何であれ、肯定的な考えであれば、実現しやすい傾向があります。意識を集中して、そこにフォーカスすると、その分暗示は潜在意識の中に入りやすいです。
三つ目は、優勢の法則です。これは強い感情が暗示を強化するでも書きましたが、暗示は感情を伴うものでなければ、なかなか潜在意識の中にははいりにくいです。
例えば、静かな森の中をゆっくり歩いているとします。あなたはとても落ち着いて、緑の中をゆったりと進んでいます。そしてふと前方に目をやると、大きなクマが立ちはだかっています。
それまでの、ゆったり落ち着いた気分は、あっというまに恐怖に変わりますよね。そして恐怖の感情が優勢になります。このように常に感情は強い感情と置き換わる特性があるので、暗示を入れるときは、感情が伴う暗示を入れることが大切になります。
暗示というのは、ヒプノセラピー(催眠療法)のセッションだけではなく、私たちは日々様々な暗示を自分で無意識に入れています。不必要な暗示を手放すには、三つの法則を踏まえて、新しい暗示を入れてみるのもいいかもしれません。
ヒプノセラピー(催眠療法)の目的は、潜在意識を癒し、過去に取り込んだ記憶や感情を解放し、捉え方を変えることにあります。
潜在意識は大きな力を持っています。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識にダイレクトに働きかける心理療法です。
前向きな生き方を潜在意識から引き寄せていくために、より多くの癒しや気づきをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
***********************************************************
************************************************************
セラピーについてご質問、ご不明な点がございましたら、どんなことでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。いかなる場合でも、24時間以内に御返事させていただきます。
ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。