潜在意識の不安恐怖の改善~ヒプノセラピー
こんにちは。今日は天気がいいせいか、大阪市梅田は人が多いです。
不安について書こうと思います。人がもつ悩みの中でも、「不安」はとても多いそうです。ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)のテーマとしても不安をあげられる方は多いです。
世の中には、人の数だけ不安があると言われています。将来に対する漫然とした不安、人との関係における不安、仕事・家庭・子育ての不安…。なかでも、無意識の中でなにかに対する不安を抱えていて、顕在意識では自覚されない場合、非常にストレスが大きいと思います。
世の中には、『不安になるな』とか『必要なのは自分を信じること』といった手合いの本がたくさんあります。簡単に不安を手放せますという内容ですが、そんな簡単な方法でいいなら、これほど多くの人々が長い間不安に苦しめられなかったはずです。
本来、不安は解決策を見つける手段でもあり、不測の事態に備えるためでもあり、自分を鼓舞し、責任感のある人間になるためのものだったりします。このような不安なら、理にかなったものですよね。
ですから、生産的な不安と非生産的な不安は、区別しなければなりません。今度不安に襲われたら、まず自分に問いかけてみるとどうでしょうか。「今自分がすべきことは何か」と。
もしあれば、すべきことをして、不安な気持ちを問題解決に転化することができます。他にも問題がないかどうかあれこれ考えたり、完壁な答えを探したりしている場合ではないかもしれません。
「もしも」という仮定の話や、「こうでなければならない」という決めつけによって不安になり、自分を苦しめるよりも、新たな出発点として現実を受け入れられるようにするほうが得策です。
まずは現状を受け入れ(そして、世の中には不確実なこともあると認め)、必要な場面で必要な行動をとるようにするとどうでしょうか。何もしないで税金の心配をするくらいなら、いろいろ情報を集めたうえで納税したほうがいいです。自分はひとりぼっちだと膝を抱えて不安になっているよりも、立ち上がって何かの活動に参加したほうが、新しい出会いがあるかもしれません。
不確実な部分をはっきりさせようとして不安になるのではなく、不確実さは現実の面白い部分、挑戦しがいのある分野なのだと受け入れ、不確実な状態に身を置きながら対応策をとったほうがいいでしょう。
次に不安な気持ちになったとき、すぐに結論を出そうとして最悪の予想をし、坂を滑って不安のスパイラルにおちいっていることに気づくかもしれません。
もちろん、自分が現実をゆがめていると知ったからといって、現実に対する感じ方や考え方が変わるわけではないです。
しかし、何事も一朝一夕には変わらないので、何度も何度も繰り返し練習する必要があります。自分がそういうことを考えるメリットとデメリットを検証し、証拠を調べ、物事を大局的に眺め、物事を違った角度で見る方法を探して、親友に言うような気持ちで自分にアドバイスするといいかもしれません。
自分を役立たずだと思っている人や、常にレベルを高く設定している人もいるかもしれません。あるいは、自分は特別な人間であるべきだと思っているかもしれません。それがなんであれ、逃げずにその不安と向き合うことが大切だと思います。
自分の仕事が完璧ではない気がして不安になる人は、自分の怠慢さや劣等感が、そこから透けて見えたらどうしようと思っていたりします。自分は本当に人より劣っていて、愛されていなくて、無能なのだろうか。このマイナス思考を変えるには、どうしたらいいのでしょうか。
さまざまな自己啓発の本を読んで、そこに書いてあることをすべてマスタ-したとしても、私たちはこれからも失敗をするでしょう。そもそも人間は不完全な存在ですから。
失敗は避けようがないが、それで終わりというわけではありません。失敗はごく当たり前のことですし、自分に落ち度があるからでもありません。
失敗は、ひとつの過程に過ぎず、それが最後ではないからです。私たちは、失敗するかもしれないという不安を感じます。自分をふるい立たせ、絶対に失敗しないと自分に言い聞かせても、それはごまかしでしかないかもしれません。
失敗は一時的な出来事であり、良い経験であり、自分にとっての課題、ひとつの過程、次のステップの入り口と考えることができたらどうでしょうか。
失敗しなければ進歩がありません。
不安な気持ちが湧いてきたら、私たちは自分自身に対してこう問いかけるといいかもしれません。「自分の感情(無意識)はどう言っているだろう」と。
不安は、なにかの感情を抑圧しているに過ぎません。不安を取り除くには、もっと自分の感情と向き合う必要があると思います。感情(無意識)は情報の宝庫であり、自分のニーズや価値観を教えてくれたりします。仕事や学校で良い成績を出せないのではないかと心配する人の場合、自分の成績に対するプライドが、その不安の根底にあります。
また、ひとつの感情で、すべてを説明しょうとするのはよくないかもしれません。人にはさまざまな感情があり、中には矛盾して見えるものもある。ひとつひとつの感情を突き止め、自分は感性豊かで複雑な人間なのだと思い、自分の価値観のより深い意味を知るのがいいのかもしれません。
不安の対象が「未来」に関することだったらどうでしょう。始まってもいない未来に対して、自分に何ができるのでしょう。
未来のことを心配して身動きできなくなるよりも、今この瞬間に意識を集中させ、感謝し、なすがままにしたはうがいいですよね。今この瞬間を楽しく過ごすのです。
結局、不安っていうのは、人が生きていく限り持ち続けるものなので、うまく付き合う方がいいかもしれません。逃げるのではなくきっちりと不安に向き合い、今のこの瞬間を生き、目の前のものを見れたら、不安がだいぶん和らぐと思います。まだどうなるか分からない未来のことを心配するのではなく、今を生きることが、一つのヒントになるかもしれません。
ヒプノセラピー(催眠療法)の目的は、潜在意識を癒し、過去に取り込んだ記憶や感情を解放し、捉え方を変えることにあります。
潜在意識は大きな力を持っています。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識にダイレクトに働きかける心理療法です。
前向きな生き方を潜在意識から引き寄せていくために、より多くの癒しや気づきをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。