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ヒプノセラピー~潜在意識ビリーフ(信念・思い込み)

2012-03-22

こんにちは。大阪市梅田はどんよりしてます。

 

私たちが困っていること、悩んでいること、抱えている問題の「本当の原因」が何なのでしょう。

 

 

たとえば、ビジネスマンの人が、職場の上司との関係で、会社に行くのも嫌なくらい、悩んでいるとします。あんな上司の下では、什事なんかできないと悩む人も多いです。

それはつまり、自分の悩みの原因は、“自分の上司”だと言っているわけです。本当にそうでしょうか。

 

 

同じ職場で同じ上司の下で働いている人たち全員が、同じように悩んでいるわけではありません。同じ上司に対しても、よりいい関係をつくっている人もいれば、上司との関係がどうであれ楽しく働いている人もいたりします。

 

原因は、“上司”ではなく、“自身の中”にあることになると言えるかもしれません。

しかし、原因は自分であるとは人間なかなか思えないものです。

だいたいそもそも相手からされたもの、吹っ掛けられた悪意であればなおさらでしょう。

あなたの親友が、突然あなたに対して怒りをぶつけてきたとします。

この出来事に対して、私たちはどんな状態になりそうしょうか。これも、人それぞれ違います。

 

ある人は「怒らせてしまった」と落ち込み、別の人は「攻撃された。許せない!」と腹を立て、また別の人は、あまり気になりません。

さらに別の人は「あの人すぐ感情的になって、人にきついこと言っちゃうんだな。それを直せたら、もっと友だちが増えるのに」と相手のことを心配するかもしれません。

他人のことは簡単にいえます。

人にレッテルを貼る人、断罪する人に限って、心の中に弱い部分、歪んだものを持っています。

そしてそれを巧妙に隠しています。

 

 

同じできごとに出会っても、その結果、どんな気持ちになったりどんな行動をとったりするかは、人それぞれです。

 

つまり、人がどんな状態(感情、行動)になるかという事は、出来事や状況によって決まるのではなく、その出来事や状況に対する「その人特有の受けとめ方・考え方」によって決まります。

 

 

ということは、払たちが傷ついたり、腹を立てたり、悩んだりする、その本当の原因は、相手(他人)や状況にあるのではなく、私たち自身の受けとめ方・考え方にあることになります。

 

 

そして、私たちの受けとめ方・考え方を決めているのが、ビリーフです。

人の受けとめ方・考え方を決めているのは、その人の思い込み・信じ込みです。この思い込み・信じ込みのことをビリーフといいます。

 

 

このことをわかりやすく説明してくれるのが、アルバートエリス博士のABC理論です。

 

できごと(ActivatingEvent)を、ビリーフ・信じ込み(Belief)で解釈して、結果(Consequence)としての感情や悩みがつくり出されます。私たちの人生の現実をつくり出してきたのは、他人や外部の環境ではなく、私たち自身の中にあるビリーフだったのです。

 

例えば、

「相手は私の考えを理解するべきだ」

「失敗してはならない」

「人を不機嫌にするべきではない」

「子どもは私(親)に従順であらねばならない」

「恋人はいつも自分にやさしくあるべきだ」

 

 

こんなふうに信じていたら、いつもパニックになったり腹を立てたりしてしまいます。

心理学者のアルバート・エリスは博士は、このようなビリーフを非合理的なビリーフと呼びました。

そして、この非合理的ビリーフが人生の悩みを創り出すと言っています。

 

 

「べき」や「ねばならない」という言葉を含むビリーフのはほとんどこの非合理的ビリーフと言われています。

 

 

一方で、いろいろな出来事に臨機応変に対応できるビリーフのことを「合理的ビリーフ」といいます。

 

「人に好かれるに越したことはない」

「相手が理解してくれるに越したことはない」

「頑張ったのだから、結果は後からついてくる」

などはずっと融通が利きそうです。

 

「人に好かれるに越したことはないけど、人間だから‘‘好き嫌い”もあるさ」というように続けることもできそうです。

 

一時的にがっかりしたり悲しい思いをするかもしれませんが、度を越えてパニックになることはありません。これを「健全ながっかり」「健全な悲しみ」といいます。過剰に落ち込み続けることがない状態です。

 

 

合理的なビリーフを文章にしたときに「~であるに越したことはない」というファジー(あいまい)な文章になることがポイントかもしれません。

 

このファジーさがあるからこそ、いろいろなできごとに対し、臨機応変に対応することができるからです。

 

私たちの中にあるビリーフを書き換えることができたら、私たちの人生は大きく変わってくるかもしれませんね。

 

ヒプノセラピー(催眠療法)の目的は、潜在意識を癒し、過去に取り込んだ記憶や感情を解放し、捉え方を変えることにあります。

 

潜在意識は大きな力を持っています。

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識にダイレクトに働きかける心理療法です。

 

前向きな生き方を潜在意識から引き寄せていくために、より多くの癒しや気づきをと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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