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向き合うことで自分を知る

2023-09-24

おはようございます。大阪市梅田は快晴です。

 

 

 

誰もが

 

「自分の身が守られ、安心でき、

    快く受け入れられている」

 

と感じる〈居場所〉を必要としています。

 

 

 

 

それが「心の拠り所」になるからです。

 

 

 

 

この感覚は、〈基本的信頼感〉とよばれています。

 

 

 

 

 

持って生まれた先天的な気質、

 

   養育環境、

 

その後の出会い、あらゆる経験が

 

その人の「基本的信頼感」を形成します。

 

 

 

 

 

 

先天的な気質

非常に大きいと考えられますが、

 

 

 幼少期からの家庭環境、

 子ども時代に刷り込まれたこともまた、

 

 

私たちの性格と自己価値観に

極めて大きな影響を与えます。

 

 

 

 

 

 

いろいろな説がありますが、

「内なるこども」という 基本的な性格 は、

10歳ぐらいまでに形成されるといわれています。

 

 

 

 

 

 

内なる子どもは〈無意識の中核〉とも

 いわれています。

 

 

 

 

 

〈無意識〉が私たちの経験と行動の

 90%以上を操っているということが

 科学的にも証明されていますが、

 

 

自分の心のよりどころ を持てないと、

 

 

外の世界でも拠り所を見つけることが

 

どうしても難しくなってしまいます。

 

 

 

 

 

不安、恐怖、恥、怒り、自己否定という

感覚が「脳を支配」するからです。

 

 

 

 

 

 

一人の人間の中には、

 

 多くのペルソナがあり、

 

 

時と場合、状況や立場によって、

 

感情はコロコロ変わります。

 

 

 

 

 

 

そして、脳の大きな特性として、常に

 

 

強い感情が、脳全体を支配する というものがあります。

 

 

 

 

 

 

 

私たちの脳には 1000億個以上の細胞 があり、

 

 

それをつなぐ ほぼ無限のシナプス がありますが、

 

 

 

強い感情によってこれが < 一極集中 > になります。

 

 

 

 

 

 

違う例えでいうなら、

照りつける太陽光を虫眼鏡で集めるようなもので、

過集中になります。

 

 

 

 

 

 

 

ゆえにいじめ、嫌がらせ、排斥、虐待などは、

程度の度合いによっては異なりますが、

非常に深刻なトラウマになります。

 

 

 

 

 

それと同時に、強い思い込み になります。

 

 

 

 

 

 

 

こうなると、負の感覚が 自動反復 されてしまい、

強化されるので、

 

不安や恐怖、怒り、自己否定、他者不信、恥の感覚

が強くなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

…そもそも人間には、

[3つの基本的欲求]というものがあると

考えられています。

 

 

 

 

 

①結びつきの欲求

 

 

②自由への欲求

 

 

③自己承認欲求

 

です。

 

 

 

 

 

あらゆる心の問題は、

これらの「基本的欲求」がつけられたことが

原因だといいます。

 

 

 

 

 

ストレスや苦しみ、怒り、恐怖は、

つねに「基本的欲求」が関係しているからです。

 

 

 

 

 

もちろん、3つの基本的欲求は、

人によって 濃淡 があり、

皆それぞれ、度合いがまったく異なります。

 

 

 

 

 

どういう場面ででるのか、

 

 どういう状況になると強まるのか、

 

あるいは弱まるのか、

 

 個人個人によって違います

 

 

 

 

 

 

 

①の結びつきの欲求は、

「つながりたい、属したい、関わりたい」

 というものです。

 

 

 

 

②の自由への欲求は少し複雑です。

 

 

自由になるということは、

自分がコントロールできる」ということです。

 

 

このことは、相反する二面性を持っています。

 

 

 

 

一つ目は、誰のコントロールも受けず、

自由に自分でやる、道を切り開くという主体性があります。

 

 

もう一つは、

 

「自分が他者をコントロール」することで、

 

自由を得るという支配欲、権力欲があります。

 

 

 

 

 

後者は「コントロール・フリーク」といわれ、

一見強く見えますが、

心の奥底では自分自身を不安に感じています。

 

 

 

 

 

劣等感や恐怖を強く感じているので、

 

 

  自分の無力感 を感じないために、

 

  

他者をコントロールしようとします。

 

 

 

 

 

 

少し話が変わりますが、

 

 

①の「結びつきへの欲求」と

 

②の「自由への欲求」は、

 

 

<自立と依存>の葛藤 ともいわれます。

 

 

 

 

 

この〈自立と依存のバランス〉を取ることが

誰にとっても、非常に難しいものでしょう。

 

 

 

 

 

 

「自立と依存」は心理学では、

人間の最も基本的な葛藤 といわれています。

 

 

 

 

 

 

例えば、強いストレス、愛情飢餓、

トラウマを経験すると、

 

 無意識に不安定さを補うための解決策、

 

 いわば、生き残りをかけた防衛戦略を求めます。

 

 

 

 

 

 

過度に自立に向かうと、

他者との密接な関係を避け、

人を信頼できない」と向かっていきます。

 

 

 

 

 

逆に過度に依存に向かうと、

自分の足で立つことはできないとなり

不安や恐怖を抱えてしまい、

 

 

人へ過剰に依存してしまい、

 

  人の機嫌を求め過ぎて、

 

群れよう・合わせようとなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

③の「自己承認欲求」は、

理解されたい、分かってもらいたい、

信頼されたい、愛されたいなどです。

 

 

 

 

なぜ「自己承認欲求」があるかといえば、

 

人間は他者という鏡を通して、

 

自分の価値を知るようにできているからです。

 

 

 

 

 

しかしここで大切なことは、

あらゆる人に求めてはいけない」ということでしょう。

 

 

 

 

 

求めてはいけない人に、

承認欲求を向けてはいけません。

 

 

 

 

どんな人間関係でも、信頼 という大きな要素が

必要だからです。

 

 

 

 

エネルギーを奪う人に

 承認欲求を求めると、

  大変なことになります。

 

 

 

 

 

エネルギーを奪うタイプの人は、

 

 

  自己中心性が強く、

 

 

  常にターゲットを探しています。

 

 

 

 

 

他者を圧し、群れてマウントを取ることで初めて

「自己優越感」や「負の感情の解放」をしています。

 

 

 

 

 

そういうタイプの人としっかり距離を取ることは、

生きていく上で、非常に重要なことでしょう。

 

 

 

 

 

いずれにしても大切なことは

他人を変えることではありません。

 

 

 

 

 

そもそも変わりません。

 

 

 

 

また、過ぎ去った過去を変えることでもないでしょう。

 

 

 

 

あるいは、未来を憂いてばかりいると、

本来のエネルギーや自己肯定感が奪われてしまいます。

 

 

 

 

 

 

大切なことは、

今の自分自身を 深く見つめ直す ことでしょう。

 

 

 

 

 

3つの基本欲求についても然り。

 

 

 

 

自分はどんな基本欲求を持っているのか、

 

 

 

 どういう喜怒哀楽のパターンを持っているのか、

 

 

 

  どういう価値観や信念を持っているのか、

 

 

 

 

 

自身と向き合い、自分を深く知ることが、

本来の安心感や自信につながってくるでしょう。

 

 

 

 

 

 

人より一歩深く自分を知ったとき、

(もちろん他者との競争ではないですが)

 

 

 

その人はより健全な自立へと、

    精神的に強くなるでしょう。

 

 

 

 

 

その分、自分のなかで 自由な世界 が広がっていくからです。

 

 

 

 

 

 

「内なる自分」を知り、

 この現世での「宿命」を知り、

 

 

本質を見極めようとする試みの積み重ねが、

 

 

 

本当の生きがい自分らしい生き方へとつながっていくでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さまの一日を応援してます。

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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