前世の記憶～現実を超越するところに魂の世界がある
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。
人生の ゴール はどこにあるのでしょうか。
毎日、食べて、飲んで、寝て、
死ぬまでその繰り返しが続く。
良き家庭に生まれ、
健康な肉体をもち、
沢山の友達がいて、
学校で真剣に学び、
かけがえのない人と出会い、
幸せな家庭を築き、
好きな仕事を見つけて、
やりがいを感じながら、
豊かに過ごす。
人間の欲望には、際限がありません。
少しでも多くの欲望を満たすために、私たちは暮らします。
しかし、
与えられた環境、さまざまな人間関係、
人生の多くの分岐点で、
ふいに選択を誤れば、
すぐに奈落の底に、突き落とされてしまいます。
運命は、いつも非情であり残酷でもあります。
「無理解な他者」はどこにでも居て、
いつでも挫折は、すぐ次の曲がり角で待っています。
あなたにとって、この世は「天国」ですか？
それとも「地獄」ですか？
「天国です。なぜなら今とても幸せだから」
と言える人は、そう多くはいないかもしれません。
この世には「喜び」「楽しみ」と同じかそれ以上に、
多くの「苦しみ」「哀しみ」が渦巻いています。
家族との葛藤、恋愛のいざこざ、
うまくいかない仕事、
自己否定、妬み嫉妬、
憎しみ合い、苦しめ合う人々…
そんな日常の隙間に、「悪意」が入り込み、
知らぬ間に 満ちていきます。
現世というのは、
エゴの肥大・衝突を繰り返すので、
ある意味「地獄」といえるかもしれません。
しかし、ただ汚れた泥に
まみれているだけかといえば違います。
泥のなかから、美しい蓮の花が咲きます。
蓮の花は、泥に含まれる多くの栄養素を
吸収するからこそ、清らかさ美しさがあります。
同じように、悪のなかからも善の花が咲きます。
悪という「魂の未熟さ」があり、
愚かさ、身勝手さ、
痛み、苦しみを 知るからこそ、
「善でありたい」という願いが生まれ、
魂の向上があります。
私たちはみな「たましいの旅人」だといいます。
なぜこの現世に生まれてきたのでしょう？
人によって答えは違うし、
正解はないでしょうけど、
自分自身の本当の姿、
たましいの素顔を知るため
と考えられます。
まさに、ヒプノセラピーの前世療法の最大の目的は、
本来の自分、
カルマの正体、
ソウルメイトとのご縁を
知ることにあります。
現実の日常生活は、
肉体をまとっている以上、
自己保存の本能、欲求、自我というエゴ
があります。
表面的なこと、
肩書や、見た目、言動、記録は、
常に他者の評価にさらされ続けるので、
浮き沈みを繰り返し、
心が疲弊しますが、
潜在意識の奥深くには、
不変のもの があります。
それは「受容と再生のバランス」を生み出す力です。
私たちの心は、
外面的な刺激を、様々な解釈で受け止め、
その後、通常の状態に戻ろうとする
心の反応力（レジリエンス）があります。
そして、現実の生活では、
私たちはどうしても、
他者の評価や、地位や名誉、お金など、
外面的なものに、強力に引っ張られてしまいます。
しかし、引っ張られるがままに流され続けると、
内面が崩壊してしまい、生き辛さがでてきます。
誰でも、自分にとって最も肝心なことは、
自分自身であること でしょう。
自分自身にとって肝心なことが多ければ多いほど、
選択肢が増え、柔軟性が高まり、
より「幸福度」は上がります。
ドイツの哲学者ショーペンハウアーは、
「欲望にまみれた世界を生き抜くヒント」を、
現代の私たちに教えてくれています。
『生きるとは「自分が何者であるか」を問い続けること』
与えられたこの現世を 意味 あるものにするために、
より自分らしく生きていくために、
使命や役割を実践していくために、
現実を超越した過去世から、
大切なヒントやメッセージを
受け取っていただければと願っております。
暑い日がまだ続きますが、皆さまくれぐれもご自愛くださいませ。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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