インナーチャイルドの傷~生き辛さの「原因」を癒す
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。
私たちの心はコロコロ変わりますが、
中核となる性格は、
もともと持って生まれた気質や
養育環境、
その後の経験(人間関係・環境)など
無数の要因で、
根源的なものが強化されたり、弱められたりします。
いろいろな説がありますが、
性格の根幹は、
10歳ぐらいに完成されるといわれています。
私たちは幼少期に、
家庭を中心とした社会のなかで、
〈自ら望む地位〉を手に入れようとします。
そのために“注目”や“愛”を得ようと様々な
試行錯誤を繰り返します。
最初は親にストレートに注目や関心を求めるでしょう。
しかし、それがうまくいかない場合は、
怒りを表すことで無理矢理、愛情を手に入れようと
したりします。
逆に、自分が弱い存在であることをアピールすることで、
哀れみや保護を求めたり、
あるいは、あえて陽気に振る舞うことで
関心や注目を集めようとすることもあるでしょう。
インナーチャイルド の分析は多く研究されていますが、
アドラー心理学では、
人の性格の 深層心理 には、
次の3つの価値観があると考えます。
①自己概念
(私は ~ である)
②世界像
(世の中の人々は ~ である)
③自己理想
(私は ~ でなければならない)
という3つです。
私たちは、成長していく過程のなかで、
「こうすると、相手はこう反応する」
「これはうまくいった」
「これはうまくいかない」
と経験から 無意識に 学習をしています。
そして、出来事や人に対する対処方法を
自分なりのパターンとして、
少しずつ蓄積することで、
信念・価値観 を固めています。
交流分析では、これを【 幼児決断 】と呼んでいます。
例えば、
「自分は陽気に振舞っても、うまくいかない。
そんなことより、メソメソ泣くことで、
弱さをアピールした方がいい」
「自分は守られるべき弱い存在なのだ」
「自分はうまくいかない」
などという考えが固定化されてしまいます。
それはすべて、自分を守るため、
目の前の 過酷な現実 を生き抜くための
[生存戦略]でもありました。
それが、大人になっても人生そのものに
大きな影響力を持ち、
様々な出来事で苦しみをもたらすことがあります。
人は同じ場面に出合っても、
受け取り方は十人十色です。
同じ体験をしても、
それを喜ぶ人もいれば、
悲しむ人もいます。
それは、認知の中核をしめる
価値観(信念体系)によって
決まると考えられます。
無意識に強化されたものは、
過去の膨大な記憶のなかにある
「原因」に気付くことがまず重要です。
ヒプノセラピーは過去に退行していき、
生き辛さやトラウマの因果を
潜在意識から ひも解いていくセラピーです。
…あとになって 振り返ってみると、
私たちの人生は ずいぶん不思議なものに思えます。
それは 信じがたいほど突飛な偶然と、
予測不能な屈曲した展開に 満ちているからでしょう。
しかし、それらが実際に 現実 となり、
問題として持ち上がってくるとき、
多くの場合、注意深くあたりを見回しても、
そこには 何一つ不思議な要素は 見当たらないかもしれません。
切れ目のない日常のなかで、
ごく当たり前になったことが、
ごく当たり前に起こっているとしか、
私たちの目には映りません。
振り返っていくと、これまでの人生は、
もしかしたら、
理屈にまったく 合っていない かもしれません。
しかし ものごとが 理屈に合っているかどうか なんて、
時間が経たなければ、実際には分からないでしょう。
最終的に、
生き辛さ、体調不良、気分の落ち込みという
結果になって現れて、
その厳然としたものに気が付いても、
その感覚が 無意識に 強化されてしまうと、
心身ともに疲弊してしまいます。
もちろん、その結果をもたらした
「原因」を特定することは、
それほど簡単なことではありません。
それを手に取って「ほら」と人に示すのは、
もっと むずかしい作業になります。
しかし、原因はどこかにあったはずです。
原因のない結果はないですから。
将棋倒しのように、
一枚の駒(原因)が 隣にある駒(原因)を
まず最初に ことん と倒し、
それがまた となりの駒(原因)を ことん と倒す。
それが連鎖的に延々と続いているうちに、
何がそもそも原因かが、
分からなくなってしまいます。
あるいは、どうでもよくなってしまう。
そうなると、
『結局のところ、たくさんの駒がそこで
バタバタと倒れました』
ということで、話が終了してしまいます。
この宙に浮いたものが
未処理の感情として、
抑圧されてある記憶として
潜在意識にくすぶりつづけてしまいます。
顕在意識レベルでは、
あまり気になっていなかったことが、
実は潜在意識の奥深くに 抑圧 されているケースは
非常に多いです。
インナーチャイルドの傷が癒えてなく
愛情飢餓、承認欲求が傷ついている状態です。
もちろん、やみくもに過去をほじくり返すことが
大切なのではありません。
むしろそうであれば、
それは、有害でしかないでしょう。
そうではなく、
見て見ぬふりをしてきた過去、
本当の自分から逃げてきた過去、
あるいは、
無かったことにしてきたトラウマを、
しっかり修復することが重要です。
心が辛いと心身が疲れて悲鳴をあげてしまいます。
人生は ” 今 ” この瞬間 の連続でしかありません。
〈今の集積〉が人生そのものです。
大切な[今]を取り戻していくために、
過去を浄化し、
適切な過去・本来の過去と
<今>をしっかり結び付けていきましょう。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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潜在意識からのヒーリング、関西で催眠療法、
大阪市梅田のヒプノセラピー Pure Solution
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