うまくリセットする~思考をゼロに
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝も掃除と瞑想から始めました。
人はみな幸せになるために、生きています。
何があれば幸せになれるのでしょう?
生きていると、様々なことに関わらなければいけません。
仕事、自動車、介護、SNS、ダイエット、家、健康診断、
地域、余暇の過ごし方、家族、スポーツ、ネット、通院、食事、子育て、恋愛、睡眠…。
どんな人にもその人なりの価値観があり、
その人なりのバイアスという色眼鏡があります。
人間はある思い込みをしています。
その中には、生産的で前向きなこともありますが、
非生産的で、
自分や他者を貶めるものもあります。
先日の新聞で「アンコンシャス・バイアス」という記事が載っていました。
「障害者には簡単な仕事を」
「女性は理系には向かない」
「高齢になると仕事の能力が落ちる」…。
こうしたものは、「無意識の偏見」です。
天才といわれたアインシュタインの脳でも、
生涯を通して数パーセントしか使われていないのに、
「○○だから○○だ」、
「あの人は○○だ」、
という捉え方やレッテル貼りは、傲慢不遜であり、大きな誤りです。
自分の無意識の中にあるバイアスを定期的にクリアして、
全く違う感覚、価値観に触れて、啓発されていくことは、
とても大切なことかもしれません。
ただでさえややこしい問題が解決しないのは、
自分のバイアスに固執して、そのバイアスで物事を考え、
枠組みを変えようとしないからでしょう。
人は、「みんなの利益」よりも、「自分の利益」を優先しがちです。
それは歴史がはっきり証明しています。
そのこと自体が別に悪いことじゃなく、
それが人間ってものだ、ということでしょう。
しかし、行政改革とか、貧困撲滅とか、犯罪を減らすとか、
イジメを無くすなどの、
いざ自分という小さな存在を超えた、大きな望みをかなえようとすると、
人間の利己的な自我に悩まされることになります。
そしてみんなが、好き勝手に≪正論≫を言いだし、
そこからカオス(混沌)と抑圧が生まれてきます。
私たちがなかなか変われないのは、
二つの理由が考えられると思います。
一つ目は、家庭環境、付き合う人間、置かれている状況によって、
偏った先入観をもってしまうから。
どんなに聡明な人でも、
新しい考え方、新しい情報を取り入れて自らを磨くよりも、
自分が元々持っている考えを裏付けるような情報ばかり探そうとする、
という研究結果が幾つもあります。
二つ目は、みんなと同じことをするのはラクだから。
どんな問題であっても、
友人知人や家族、同僚の意見や、その場の雰囲気に合わせる方が、
脳は安全や安心を感じ、一瞬ラク、快を感じます。
周りに合わせる方が、
自分と同じ意見や価値観を探すよりも簡単ですから。
しかし、他者に合わせ、いつも雰囲気や空気を読むことをしていると、
「他者からの評価」でしか生きられなくなり、
自分の個性は失われていきます。
それが生きていくエネルギーを、どんどん奪っていきます。
「自分」という軸をしっかり持つことも重要でしょうし、
「自分は分かっていない」という謙虚さも大切でしょう。
私たちは、知らない のです。
もっと正確に言えば、知り得ない といえるかもしれません。
『多くの「専門家」が様々な予想をするが、
その的中率は、「チンパンジーが投げるダーツ」の確率と大差がない』と、
ハーバート大学フェローのスティーヴン・レヴィット教授は述べています。
…あまり物事を難しく考え過ぎずに、
自分という存在を俯瞰していくことが大切かもしれませんね。
今、生かされていること、
自分の中にある可能性、柔軟性、賢さ、思いやりは、
他者や世の中にも、きっとあるでしょう。
自分に優しく、今日を大切に。。。。
最後まで読んでくださって、どうもありがとうございました。
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