ヒプノセラピー（催眠療法）で潜在意識から変わっていく
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今日はヒプノセラピー（催眠療法）について書こうと思います。
ヒプノセラピー（催眠療法）は、
古代エジプトまでさかのぼる何千年もの歴史のある心理療法です。
まずは暗示効果についてですが、
セッションでは、リラックスと集中が程よい状態の催眠状態で繰り返し暗示を与えていきます。
痛みや不安を軽減し、取り除いていくことを目的としたものが暗示療法です。
欧米では医療にも取り入れられていて、麻酔薬が無いとき、
または麻酔を使えない患者などに手術をしなければならないときに、
こういった催眠暗示を麻酔の代わりに用いることがあります。
どんな人でも様々な「思い込み」をしています。
その思い込みが生きづらさの原因になっていたりします。
ヒプノセラピー（催眠療法）では顕在意識を和らげて、
本人が望んでらっしゃる楽な状態を暗示を入れていくことで、
苦痛は不安を緩和していきます。
また、あがり症や不安症などの治療にも、
その不安や恐怖、焦りなどを軽減し、取り除くために、
同じ原理で「潜在意識」に直接的に働きかける暗示催眠療法が用いられるのが一般的です。
退行催眠療法は過去にさかのぼって、
トラウマや心の傷をいやして解放していく療法です。
これは、過去の出来事へ遡り現在抱えている問題の改善を図ろうとするものです。
退行催眠療法（ヒプノセラピー）は、様々な生きづらさや不安症状の原因をつきとめ、
根本から解決しようとする“根治療法”といえるでしょう。
暗示だけを与えていく催眠療法の効果は、時間と共に薄れていく傾向にありますが、
退行催眠療法で、問題の根源を癒し、過去をすっきり解決すると、
そのセラピーの効果は持続していきます。
クライアント様の側の話ですが、ヒプノセラピー（催眠療法）では、
セラピスト側に何かを変えてもらうという受け身的な姿勢ではなく、
むしろ「自らを見つめ直そう」という“能動的”で“前向き”な姿勢が大切だと考えられます。
変わりたいという能動的な姿勢が、気づきや癒しを加速させてくれるからです。
ヒプノセラピー（催眠療法）は、長年悩んできた問題や、性格傾向、
心の体質などを抜本的に改善することを目指した心理療法で、
より良い人生のサポートが目的です。
カウンセリングが広く一般に普及している欧米では、
様々な種類のヒプノセラピー（催眠療法）があり有効的な治療法として認められており、
ヒプノセラピーは広く普及されています。
退行催眠療では、今より昔へと時を遡り、意識を過去へ戻していきますが、
年齢を遡り、今より若かった頃へ戻っていき、
当時の感覚や感情をありありと思い出し、
現世の傷を癒していくのが「年齢退行」（インナーチャイルド療法）といいます。
心の中で出会う、幼い頃の自分のイメージを
「インナーチャイルド」（内なる子ども）といい、
そのインナーチャイルドと対話・交流し、癒し、
元気にしていくセラピーを「インナーチャイルド療法」といいます。
また、年齢退行をさらに進めて、赤ちゃんだった頃、
さらには生まれる前まで遡ることも可能です。
自分がまだ胎児で、母親の胎内に居た頃の記憶まで遡り、
思い出していくことを「胎児期退行」といいます。
ヒプノセラピー（催眠療法）は、今の人生で起こっていること、
苦しみ、喜び、悲しみ、恐怖は何らかの因果律が働いているということなので、
その原因を現世、胎児、前世までさかのぼっていきます。
「退行催眠療法」をさらに進めていくと、
“前世”や“過去世”と思われる時代まで遡っていくことがあり、
それを「過去世退行」または「前世療法」といいます。
前世療法は、アメリカの精神科医であるブライアン・L・ワイス博士が
催眠療法での治療中にクライアントに起きた治癒を本にされて、
世界的ベストセラーになったことで、一気に広まっていきました。
ある患者に退行催眠療法を用いて幼少期などのトラウマを癒す治療をしていました。
ですが症状が取りきれなかったので、
「問題の原因となる時まで戻りなさい」と指示を与えたところ、古代まで遡ってしまいました。
別の時代、別の国で、別の人物として生きたその人生をありのままに感じ、
その時の感情を解放し、ルーツとなっている前世をよく理解した結果、
症状が改善されていきました。
前世療法は、年齢退行だけでは解決しきれない問題や症状の原因を、
より深い潜在意識の中から見つけ出し、理解し癒し切ることで、
解けなかった悩みを解決するのを可能にしてくれるとても深遠な心理療法です。
治療・改善目的で行うクリニカルなヒプノセラピーは、
回想された内容が事実であったかどうかが大事なのではなく、
セラピーの結果、心身がより健康になり、生き方が楽になっていただくことが重要です。
実際、「依存傾向」「うつ」「パニック障害」「恐怖症」などを抱えていた方が、
クリニカルなヒプノセラピー（インナーチャイルド療法・前世療法）により数多く改善されています。
潜在意識の内面を浄化し、自分を大切に思えたら、生きることがもっと楽になってくるはずです。
ヒプノセラピー（催眠療法）が生きがいやレジリエンスの大きなきっかけになればと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー（前世療法・インナーチャイルド・願望実現）によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
