執着を手放す:自分に弁解しない、自分に負けない
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝も部屋のお掃除と瞑想から始めました。いい一日にしたいものです。
…別れ下手な人間であってはいけません。恋の話に限らず、人間関係に限ったことでもありません。
モノへの執着、人への執着、お金への執着、過去への執着…。
一切の状況から立ち去るときには歯切れよく、爽やかに立ち去ることが必要です。
自分を高める存在ではない対象から離れるのです、積極的に。
そこに留まれば、今しばらくは平穏かもしれませんが、いずれ苦痛になる、プラスの要素がない。
そう感じたら、「いつか」ではなく「今すぐ」立ち去りましょう。
この決心は、自分への厳しさから生まれてくるものだと思います。
「潮時」という言葉がありますが、どんなことでも「潮時」があります。
「そろそろだな」「もういいだろう」という声が自分の中から聞こえてくる。
潮の満ち欠けと同じで、逆らってもどうしようもない自然の流れです。
人との付き合いも潮時があり、仕事や組織との付き合いにもいつか潮時が訪れてきます。
別離、巣立ち、転職、辞職のタイミングというのは、突然やってくるのではなく、大きなうねりがあって何かのきっかけで決心がついていきます。
そのとき、決心をグラつかせるのが未練です。
せっかくのきっかけが訪れても、未練が残ればそのきっかけを見逃してしまいます。
別れ下手な人は、いつもこのパターンを繰り返すといいます。
ズルズルと相手にしがみついたり、その場所に居座ったりします。
相手が離れようとしているのに、執着心を持ち続け、ときには悪意をも持ったりします。
その人自身が不幸になるだけです。居心地は決して良くありません。内心、後悔もしている。
でも立ち去れない。「自分に厳しい」とは、現実を受け入れることから始まります。
ねじ曲げて受け入れるのではなく、できるだけあるがままに受け入れる。
「未練」というのは、現実にしがみついているようで、そうではありません。
過去の自分にしがみついているのです。
現実を勝手に解釈して、ねじ曲げて受け入れようとしているのです。どんな未練だって、自分への弁解でしかありません。
気持ちの上ではとっくに決心がついているはずなのに、相手の立場も分かっているはずなのに、いざとなれば失うのが惜しくなる。
「断ち切らなければいけない」と分かっていながら、惜しくなる。
今の自分は「未来」に向かって歩き出す時だと分かっているのに、「過去」に戻ろうとするのが未練です。
潮時と知りつつ、その声に耳をふさぐのが未練です。
それが無様なことだと承知しているから、弁解ばかりします。
だから自分にどんどん負けてしまうのです。甘くて気弱な自分のなすがままになっていく。
別れが下手なのは、義理堅さや人情とは関係ありません。
自分への厳しさを失った弱い逃げであるに過ぎません。
自分への厳しさを持った人との「出会い」が、自分を成長させてくれるのかもしれません。
そのためにも、できるだけ弱い自分に負けていてはいけません。
自分に弁解せず、人に執着せず、自分をうまく律していけば、
自ずと良き出会いに巡り合えて、実りある人生になっていくのかもしれませんね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きををと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
***********************************************************
************************************************************
セラピーについてご質問、ご不明な点がございましたら、どんなことでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。いかなる場合でも、24時間以内に御返事させていただきます。
ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
