潜在意識:「過去」が「今の自分」を作っている
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。皆さま如何お過ごしでしょうか。
…今日は「過去」と「現在」について書こうと思います。
不安や恐怖に怯えている時というのは、「過去に起こったことはきっとまた起こる」という思考に囚われているときです。
「ずっと自分のことを分かってもらえなかったから、きっとまた分かってもらえない」
「この話をするとずっとバカにされてきたから、きっとこの人もそうするはず」
「今までうまくいかなかったから、きっと今回も失敗するはず」
そう思って、不安になることはないでしょうか。
私たちの「思考パターン」は、ほとんどが過去の経験からできています。
それは、誰かに言われたこと、されたこと、頻繁に起こったこと、経験したことです。
このような経験によって、「こういう時には、こうなる」「こうすると、こうなる」という自分の思考パターンを自然に作り上げてます。
そして、目の前に起きている出来事を、そのパターンに照らし合わせて判断します。
これを心理学用語で、「思考の慣性」といいます。
「今までこうだったから、きっと今回もこうなるはず」
今まで経験してきたことが、「そのまま続く」という感覚。
それは今の自分を追い詰めていきます。
自分が自分であることを束縛し、大きな制限をかけてしまいます。
過去は、今の私たちを追いかけて苦しめることがよくあります。
しかし、「過去から未来に真っ直ぐ進もうとする」慣性の法則に惑わされていてはいけません。
例えば、「自分は愛されない」という「思い」を持っている場合、その思いには必ずそれなりの「理由」があります。
生まれたばかりの子どもは、他人の目を気にしたりすることはありません。誰しも純粋無垢だったはずです。その「思い」を思い出していくことも大切でしょう。
そのためには、自分が何を見て、何を聞いて、何を教えられて、どんな怖い体験をしてきたのかが問題になってきます。
過去のトラウマ、「心の古傷」を一つずつ解いていき、その一つひとつが、「もう起こらないんだ」ということに気付いていく必要があります。あるいは、たとえ起こってもいいんだという覚悟の問題です。
「心の古傷」を癒して、ネガティブな感情を手放していきましょう。
少しでも自立した強い自分を確立していくことが重要です。
そうすることによって、過去の呪縛から解き放たれ、自分であることに自信と安堵感を持てるからです。
過去をうまく清算して、新しい出会いの中で、新しい生き方を創造していきましょう。
「過去の自分」に流され続けてはいけません。未来を決して諦めてはいけません。
自分の中には、まだ未開発な能力・資質がたくさん眠っているのですから。
今はもう必要ではなくなった過去の古傷を癒して、手放していくことで、豊かな未来が広がっていくのかもしれませんね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きををと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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