生き辛さの原因「見せかけの自分」を重ねていく不幸
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。暑くも寒くもない過ごしやすい季節ですね。
…今日は「見せかけの自分」について書こうと思います。
人間の反応は、「イヤな気持ち」を感じたくないという意識がもとになっていて、その反応(性格)があるがゆえに、人間の行動は決まっているといいます。
・自分がイヤになるクセがある。
・自分を過小評価してしまうクセがある。
・物事をすぐに投げ出してしまうクセがある。
こういった反応(性格)を作り出す原因は、「過去の体験」です。
自分が無意識に取ってしまう行動は、ほとんどの場合、「過去の経験」の中に源流があります。
そして、幼少期から続ているイヤな出来事に起因していることが非常に多いです。もちろん、親兄弟ではなく、もっと違う理由でトラウマとなっているケースもたくさんあります。
「心がモヤモヤしがち」、「ついイライラしてしまう」、「不安に囚われやすい」というのは、そのような「避けようのなかった荷物」を持たされていたからです。
これが「心の古傷」になっているのでしょう。
それはその後ずっと影響を与え続けて、ときには自分の人生を限定し、新しい価値観を持つことを妨害してしまいます。
「どうせ自分にはできない」「バカにされるに決まっている」「周りの人にこう思われたらどうしよう」「自信が持てない」…。
この「心の古傷」が変わろうとする自分を妨害し、自分を傷つけてしまっているのです。
つまり、「今、何かを言われたから」傷ついたのではなく、言われたことで「古傷を思い出して」いるのです。
そうやって悲しみや怒りを何度も思い出すうちに、傷口は凝り固まって、「かさぶた」を作っていきます。
私たちは作られた「かさぶた」を見て、とても恥ずかしいものだと思います。
そこで、これを隠すために、上に新たな「鎧」を重ねていきます。
新しくできた「鎧」とは、世の中に認知されたいという思いで作られる、「このように見られたい」という立派な自分のこと。
「本当の自分」はどんなふうなのかとは関係のない「見せかけの自分」のことです。
自分を守るためにどんどん「鎧」を重ねていってしまうと、その下の「他人によってつけられた傷」そのものはいつまで経っても治りません。
そればかりか、一番奥にある自分の個性が見えなくなってしまいます。
だからいろんなことが分からなくなってしまうのかもしれません。
何がしたいのか、本当の自分はどんなことを望んでいるのか、どんな意味があって生きているのか…
「自分らしくない」生き方をしているから、なにかとうまくいかなくなってしまったのかもしれません。
自分の個性を押し殺していくと、精神的に行き詰ってしまいます。
今いる自分は、過去の膨大な体験の積み重ねからきています。
過去と向き合って、不合理な過去を清算していけば、今を生きるエネルギーが内側から自然と出て来るでしょう。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きををと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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