直感で決める～インスピレーション
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今日は桜が満開ですね。今年も無事、桜が見れて幸せです。
…生きているといろんなことがあって、喜びや悲しみに出合います。
いろんな体験を積み重ねていると、「自分は○○だから」「あいつは○○だから」と何でも決めつけてしまいがちです。
自分を決めつけないことはとても大切なことでしょう。相手も決めつけてはいけない。「あいつはこういうやつだ」と決めつけた瞬間、人間関係は固定化されてしまいます。
人は常に変化して成長していくという、そのことを忘れてはいけないのでしょう。もちろん、そうではない人もいるので、誰とでも仲良くするのはあまりよくないかもしれません。誰でも、今の置かれている状態を予測していたわけではないでしょう。
いろんな紆余曲折があるなかで、節目節目で決断をしてきて、私たちは今ここにあるのかもしれません。
「重要な決断が迫られたら、二秒で決める」とどこかの偉い会社の経営者の方がおっしゃっていました。その方は、「どうしますか？」とオファーが来たら、二秒で「いいですよ」「結構です」と決断してきたそうです。
人間には直感力があります。直感というのは、なかなかすごいものだと思います。
例えば、サッカーの試合で、パス回しをする。どこにパスを出したらいいか、絶対の正解があるでしょうか。何か、方程式に入れてガチャガチャとやったら、正解が出るわけではありません。
常に流動的な試合展開のなか、ボールを受けたら、その瞬間に判断しないといけません。サッカー選手はそれをやっています。その積み重ねの結果が、ゴールにつながっていくのでしょう。
人生も同じなのかもしれません。その時の直感や判断は、コンピュータのプログラムでは書けません。
人間にだけ与えられているもの、それは直感であり、インスピレーションです。
就職や転職でも同じかもしれません。いろいろと情報を集めたりするのは必要でしょう。しかし、最後の最後にどうするかは、直感で決めるしかありません。答えなどないのですから。
どこに行ったら幸せになれるかなんて、分かるはずがありません。
何の仕事が自分に向いているかなんて、なかなか分からない。
しかし世の中には、決めつけるようなノウハウ本や情報本があふれています。しかしそんなことが分かるはずがないでしょう。
会話も出会いもその時の偶有性がすべてを決めていきます。人との出会いの中で、あらかじめ用意していた言葉をしゃべっていたら、相手にはそれが伝わってしまいます。
「この人は、あらかじめ用意したことを言っているな」と。その場で自分の内側から出てくる言葉を、どれくらい信用できて、それに体重をのせられるか。それが、大事なのかもしれません。
その時その時に出てくる言葉に真実があるのでしょう。私たちは生きている限り、ずっと選択をし続けています。
「何もしない」という選択も含めて。
その時どう決めるかは、実はその時までに、どう生きてきたのかという姿勢で決まるといいます。これまでの選択がマイナスにマイナスにきていたなら、生き方を変えていく努力が必要なのでしょう。
「自分には能力がない」、なんて思っていてはいけません。そんなこと、本当に分かるでしょうか。これからますます情報の高度化は進み、単純な知識はコンピューターが扱ってくれます。
本当に必要なのは、瞬間の判断力であり、その人その人の感性なのだと思います。
自分を決めつけないこと。自分の正体が分かったなんて思わないこと。もちろん他者のことなど分かりようがありません。
「未知なる自分」が限りなくあり、相手には自分の知りえない未知なる部分があります。
人生で一番大事なことは、この偶有性と向き合っていくことかもしれません。人生、何が起こるのか分からないのですから。
自分を決めつけない人、、、その人が最も強い人なのかもしれませんね。
生き辛さがあれば手放していきましょう。ヒプノセラピー（催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法）でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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