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インナーチャイルドの傷~幼少期からの生き辛さ

2015-04-22

おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今日もブログにご訪問して頂きまして、どうもありがとうございます。

 

 

…今日は「インナーチャイルドの傷」について書こうと思います。

インナーチャイルドとは、大人になった今でも、心の中に生き続けている自分ののようなものです。

 

「インナーチャイルド」は、「内なる子供」と訳されますが、具体的には子ども時代の頃の記憶や心情、感傷のことだけではなく、今現在に至るすべての過去のトラウマ、ストレス、心の傷をいいます。

 

今回は幼少期にスポットを当てますが、子ども時代の経験が、大人になった自分に多くの影響を与えていることは心理学でも明らかになっています。三つ子の魂百までといいます。

 

幼少の時の環境、そしてその環境をどう受け止めたのかは、その人自身に深く根ざされた「気質」によって異なり、出来事そのものと同時に、「捉え方」がその後の人生を大きく変えてしまいます。

 

人の数だけ性格は違うように、世の中にはいろんなタイプの親がいます。

今日は「自分を振り返らない親」について書いてみようと思います。

 

自分の幸福のためなら、子どもを残して嫁いでいく母親。自分が気にいらなければ暴力をふるう父親。常に世間体ばかり気にして、それを子どもに押し付ける親。子どもが何を感じているのかに意識がいかず、常に自分中心的愛情の薄い親。

 

親の愛を失った子どもは、お腹を空かした野良犬のように、誰かれ構わず懐いていって、取り返しのつかないを受けたりします。インナーチャイルドに深く傷がつき、本来の自分に自信をなくしてしまうのです。

 

自分を責めて、自信がなく、内にこもり、怒りと憎しみの感情を溜め込んでしまうこともあります。いずれにしても、自分という存在が非常に空虚の感じられ、そこには想像を絶するほどの生き辛さがあります。

 

そうした情景が、核家族化されて閉塞感のある社会では、たくさんあるのでしょう。子どもと不安定な関係しか育めない親の特徴は、自分や他人を顧みる力が弱いことです。

 

そのような人は親をしているかどうかは別にして、自分の気持ち自分の都合しか見えません。相手の気持ち置かれている状況が実感できない。共感力がない、あるいは少ない人です。

 

自分を振り返ることができて初めて、「自分の身勝手さ」や「自分の思いやりのない行動」が見えてきます。

誰でも自己中心的な部分はあります。人は自分を守るために、あるいは優位に立ちたいという本能から、その人なりの自己中心性を持っています。

しかし、問題なのはその自己中心性に気が付いているかどうかです。気が付こうとしているかどうか、その姿勢に大きな違いがあるのです。もちろん外から見て分かるものはなく、数値で測れるものでもありません。

 

相手の気持ちが分からない人は、自分を振り返ることも苦手です。何かあったら人のせいにする。

自分の都合、自分の立場ばかり優先して、他はどうでもいい。

自分のやったことは棚に上げて、人を批判ばかりする。

 

 

自分を顧みることも、人の気持ちを顧みることも、根もとではつながっているのかもしれません。顧みる力が弱いと、自分に問題があることさえ気が付きません

 

インナーチャイルドの傷を与える親の場合も、こちらの都合を押し付け、子どもが嫌がっているのに、自分では「良いことをしている」と思っているケースが非常に多いです。

 

子どもに問題が起きると、まるで子どもにすべてがあるかのように、子どもに立派な説教をする。

要は相手が失敗したりした時に、正論を、あるいは正論めいたことを、強く強弁するのです。

そうされると、罪悪感と恐怖心が潜在意識に入ってしまいます。

 

 

 

自己愛的な人の特徴は、自分が主役でないと気が済まないということです。たとえ子どもであっても、主役の座を譲りたくない。そんな人、職場や学校でも会ったことがあるでしょう。

そういうタイプの人は、子育てであれば、本来主役であるはずの子どもを押しのけて、その座を奪ってしまいます。自己愛の強い親にとって、子どもはある意味人形のようなもの。愛しているようで、心の虐待を繰り返しています。

 

そのことに当の本人すら気が付いていない現実があります。そして家族の中にも理解者が一人もいなくて、一人闘い続けていた過去を持つ人ががたくさんいて、その傷を負い続けている人がたくさんいます。

 

人間は弱く愚かな部分もあり未熟なので、自分を謙虚に振り返っていく力が奪われていくと、悲劇は繰り返されていきます。

 

 

心の傷があれば、癒して手放していきましょう。「潜在意識」の中で抑圧されたものを解放していって、感情を整理していくことで、今の自分を肯定していきましょう。

 

新しい自分を創造してそこにエネルギーが集中されていくことで、過去の傷はだんだんと小さくなり、生き辛さも小さくなっていくでしょう。

 

囚われの身から精神的な自由へ。ずっと過酷な環境で生きてきたものから抜け出していく力自分の中にあります。

 

自分を見つめ、自分と向き合っていく過程を経て、試練が学びへと変わっていくのかもしれません。

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は過去を癒し、今を生きるためのセラピーです。より多くの癒しや気付きをと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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