インナーチャイルドの傷~ヒプノセラピーで生きづらさを癒す
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝も掃除と瞑想から始めました。
今日は、「インナーチャイルドの解放」について書こうと思います。
インナーチャイルドとは、自分自身の”心の内側(インナー)”にいる”子ども(チャイルド)”のことです。
子どもの頃の体験から徐々に培ってきた自分の一部です。
私たちは生まれてくるとき、誰とも違う自分だけの「固有の気質、能力、命」を授かって生を受けてきます。
そして、幼少の時に一番身近に影響を受けるのが親や兄弟、周りの環境です。
私たちは、幼い時は、精神的にも肉体的にも弱く、安心して安全に生きていくには、周りの保護が必要になります。
それだけ、幼少期の環境は、私たちが育っていく過程の中で大きな影響力を持っています。
そして、自分を守るために、心の内側であなたの子ども時代の人格が、いまも頑張っている、
それがインナーチャイルドです。
インナーチャイルドは、いろんな思いグセや行動のクセの原因として知られています。
ただのクセではなく、あなたの心を守るためのものであり、大人になった今でも、あなたの心の内側にあり反応し続けます。
インナーチャイルドは、大人になった私たちの人生を大きく左右しているものです。
日々私たちは、日常に忙殺され、生きることで精いっぱいで、ほぼ無意識にインナーチャイルドが反応しているということになかなか気づけません。
体は大きくなっても、そして社会的には「大人」という立場になっても、インナーチャイルドが傷ついたままであると、さまざまな生きづらさが出てきて、悩み苦しむ原因となってしまいます。
インナーチャイルドは、自由で、わがままで、人間らしく、自分だけの主義主張、感覚があります。
そのありのままのインナーチャイルドが解放されていないから、自分らしくあることが分からなくなり、さまざまな困難に直面したとき、無力感を感じてしまいます。
なぜ、どんなふうにインナーチャイルドが傷ついて、どれほどその傷が深く、心が痛むのか…幼い子どもは、表現する言葉を持ちません。
大人のように、起こった出来事を合理的に解釈して理解したり納得したりすることもできないからです。
子どもゆえの幼さや理解力の乏しさ、表現力の足りなさ、勘違いや誤解が生じ、その後、長期間に渡って苦しみが続いてしまうこともあります。
しかし、インナーチャイルドの解放をしていくと、なぜ苦しみが生まれてきたのか、この試練にどのような学びがあるのかということが分かってきます。
どんな大人の中にも、傷ついたまま、助けを求めて泣いている「幼い子ども」=インナーチャイルド が、今も生きているのです。
インナーチャイルドは、潜在意識の中にあります。
ありのままの自分であることが許されなかったとき、幼く万能感に溢れるインナーチャイルドは傷つきます。
人は自由を奪われ、何かを強制された時に苦痛を感じます。
例えば、親が強権的な場合、
インナーチャイルドは常に親の顔色を伺って行動することを余儀なくされたり、子供が本来やらなくてもよい役割を演じさせられることで、本来子供が得るべき欲求が心の奥底に封じ込められしまい、インナーチャイルドが傷ついてしまいます。
学校にも社会にも多くの原因が潜んでいます。
まず一つ目は、いじめです。
いじめは子供の世界だけの話ではありません。
大の大人がいじめをするのです。それも堂々と。
いじめているという感覚すらない人も多くいます。
いじめの対象にされた場合も、インナーチャイルドは深く傷付きます。
特に幼少期にいじめやトラウマがあると、それが自己肯定感に大きく影響します。
ありのままの自分に対して強烈な否定が入ってしまい、それが自分の価値観の土台として植えつけられたまま大人になってしまいます。
インナーチャイルドが傷つついたまま成長すると、大人になってもうまく社会に適合できず、ひきこもりになるケースなどもあります。
本当に辛いことです。
インナーチャイルドは、一言で言うと、“満たさなかった感情”です。
その消化不全になっている感情をより戻し、再び十分感じ、解放してあげることで、驚く程あなたの心は軽くなり、力がみなぎってきます。
解放して、過去の自分を認めてあげる、精いっぱいだった自分、失敗した自分、愚かだった自分、弱かった自分を許してあげるのです。
「それでいいんだ」「大丈夫だよ」「自分の感覚でいいんだよ」「ありのままでいいんだ」とインナーチャイルドを解放して、傷ついたインナーチャイルドを許してあげるのです。
そうすると、他人と比べたり、無理に自分を押し殺したりしなくなり、不利な人間関係にも終止符を打つことができます。
潜在意識の中には大きな力があります。
そして、潜在意識の中にインナーチャイルドが怯えて一人寂しくしています。あなたが気づいてくれるのをずっと待っています。
これまでの生きづらさは、「抑圧」されているから、人は悩みや苦しみ、怒り、恐怖が出てくるのだと思います。
いつも心の中にいるインナーチャイルドを解放して、自分だけの生き方、感じ方に共感して支えて続けていく力を感じることができれば、心が楽になっていくでしょう。
ヒプノセラピー(催眠療法)の目的は、潜在意識を癒し、過去に取り込んだ記憶や感情を解放し、捉え方を変えることにあります。
潜在意識は大きな力を持っています。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識にダイレクトに働きかける心理療法です。
前向きな生き方を潜在意識から引き寄せていくために、より多くの癒しや気づきをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
