潜在意識のプログラム~ヒプノセラピー
こんにちは。今日は大阪市梅田は雨です。
今日は、ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)の暗示に関することを考えてみようと思います。ヒプノセラピー(催眠療法)のセッションでの暗示、自己暗示、さまざまな暗示がありますが、私たちの心はどのように働いているのでしょう。私たちが変わろうとする時、無意識が抵抗する仕組みや、心のプログラムについて書いてみようと思います。
人の心はコンピュータに例えられます。たしかに心の奥深さは、高性能のスーパーコンピュータに比べても、ほど遠いぐらい複雑で深遠で繊細なものです。
しかしプログラムした(入力)されたら、そのプログラムに沿って出力されるという点では、わたしたちの心はコンピューターと似ているのかもしれません。
心は、非常に複雑なコンピュータに似ています。
思考のパターンや一連の行動は、コンピュータにインストールされたプログラムのようなものです。
なかには親からインストールされたプログラム(インナーチャイルドの傷)もあります。たとえば、親にクラシック音楽をすすめられたり、体験させられたりしたため、大人になってクラシックの芸術作品を鑑賞したり収集したりしているという場合です。
また、わたしたち自身が自分でインストールしたものもあります。たとえば、生まれて初めてケーキを食べたとき、その味と舌触りが気に入って、その後しょっちゅう食べるようになり、今日までに習慣的にケーキを食べるパターンができた場合があります。
同様に、子供のころからの仲間が心のプログラムの一因になっているかもしれません。たとえば友達にタバコを吸おうと誘われた場合がそうかもしれません。最初は不快で、ちっとも好きになれなかったかもしれませんが、しばらくすると、息抜きになるからと受け入れる気になってきます。そのプログラムが心に刻みこまれて、ストレスを感じるたびに作動し喫煙をさせています
コンピュータのプログラムが適切なコマンドで作動するのと同じように、心のプログラムも、ある一定の思考、言葉、または出来事によって作動することが、潜在意識のなかで準備をして待っています。
これが学習というものの本質であり、ふつうは私たちに有利に働きます。
しかし自分はもう、ある一連の考えや行動をしたくない、または必要としないと思う場合もあるかと思います。
ひょっとすると、ずっと昔に心に入力したプログラムを取り除きたいのかもしれません。 気に入ったプログラム、つまり新しい態度や行動を追加したいと思っているかもしれません。
心のプログラムを変える
コンピュータのプログラムの変更やインストール、アンインストールは比較的簡単なことです。ところが、心のプログラムを変えるのは、それほど簡単ではありません。意志の力だけで変えようとするなら、もしかしたら、うまくいったらもうけものなのかもしれません。
なぜなら、心には、内蔵のセキュリティ・システム (安全装置)のように働くクリティカルファキュリティーが付いているからです。このフィルターは新しい考えや行動をふるいにかけて、自分が本当に言いたいこと、やりたいことを確認します。新しい考えをこれまでの知識や信念と比べて検討します。
古いプログラム、つまり古い考えややり方と一致しない突然の変化は、安全装置が働き、撥ね退けるので、なかなか受け入れられません。
潜在意識そのものは本来えこひいきをしないものなのですが、このフィルタリングがあるので、私たちの信念や性格、現実に対する認識の一貫性は保たれています。心のフィルターを通ることを許された考えやアドバイスだけが、本物として受け入れられます。
セキュリティ・システムのおかげで、くるくる心変わりすることもなければ、アドバイスをなんでもかんでも聞き入れることもありません。このシステムがなかったら、私たちは混乱してしまうでしょう。
たとえば、毎日目にする何千何百という広告を心がふるいにかけなかったら、どれだけ混沌とした状態になるでしょう。
家でテレビを見ていたら、新聞を読んでいたら、街に出たら…数限りない情報の洪水に飲み込まれてしまいます。
けれども生活のなかの何かを変えたいと思ったとき、これがやっかいものになる可能性があります。
心のセキュリティ・システムはしばしば、自分のためを思っての変革のアイデアや、自分自身が意識的に考えた提案でさえもはねつけます。たとえよいアイデアであっても、心のプログラムの一部に組み込まれることを、つまり日常生活の一部になるのをセキュリティ・システムが邪魔するのです。
新しいアイデアをすべて、これまでに受け入れてきた信念や経験の解釈に基づいて評価(フィルタリング)するので、そういうことになるわけです。たとえば、多くの喫煙者が禁煙をつらいと感じるのは、禁煙は難しいという考えをすでに受け入れているからです。
この考えが努力や意志の力をひそかに妨害します。
心のセキュリティ・システムへの対処法はいくつかありますが、うまいやり方もあれば、そうでないものもあります。たとえば、無意識のうちに新しい行動をするようになるまで、純粋に意志の力だけで繰り返す人がいます。この方法にはたいてい、挫折やフラストレーションがつきまとってしまいます。
けれどもこういう鉄の意志の持ち主は、不屈の拙袖で自分自身を変えることに成功することがあります。一つの行動を何度も何度も繰り返すことで、心のセキュリティ・システムを解除することができるからです。
結局は心の内面が新しいやり方を受け入れて、新しい習慣のパターンができ上がります。
受け入れるようになり、ねらっていた結果につながります。けれども結果がなかなか出ないことも多く、疑いやフラストレーションが生じることもしばしばです。
自分の心に新しい意見や行動を受け入れるよう強制するだけの鉄の意志もなければ、毎日効果的にアファメーションを行うのに必要な忍耐力や信念をもてない方もいるかもしれません。もっと楽に心のセキュリティ・システムに対処できる方法があるのです。
ヒプノセラピー(催眠療法)もそのうちの一つの有効な手段です。
潜在意識から変わっていきましょう。
ヒプノセラピー(催眠療法)の目的は、潜在意識を癒し、過去に取り込んだ記憶や感情を解放し、捉え方を変えることにあります。
潜在意識は大きな力を持っています。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識にダイレクトに働きかける心理療法です。
前向きな生き方を潜在意識から引き寄せていくために、より多くの癒しや気づきをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
