インナーチャイルドの傷：親子関係の歪み、苦しみからの解放
おはようございます。 大阪市梅田は快晴です。 皆さま如何お過ごしでしょうか。
…今日は「親子関係」について書こうと思います。毒親という言葉はむかしからありますが、いまインナーチャイルドの傷、歪みからさまざまな生き辛さ、苦しみを感じている人が増えています。
堅固なものであるはずの絆が、もろく、不安定になっているのでしょう。その端的な表れは、虐待の増加かもしれません。しかし、虐待のようにはっきりとわかるものばかりではありません。
精神的虐待や心理的な支配が日常的に起きています。勝手な思い込み、無言の圧力、愛情表現の希薄さは、インナーチャイルドに深刻なトラウマを与えてしまいます。
うつ病、人間不信、人格障害や摂食障害、うつ病や不安障害、さまざまな依存症に苦しむ人が増えています。そのような過酷な生き辛さ、苦しみの根底には、不安定な愛着がしばしば関わっています。
問題の根が深いケースほど、大人になってその傷を外部に発散するような人間になってしまうこともあります。逆に、非常に治療が困難なケースでも、インナーチャイルドが改善すると、本人の状態が大きく改善するということも少なくありません。
一見、表面的には、何の問題もなさそうな、いい家族に見える場合でも、実は子どもの方が親に合わせて、支配されて、その無理が別の形で表れているというケースもたくさんあります。どの家族にも、外からは分かり得ないものがあるのでしょう。
自覚するにしても、そのことから目を背けているにしても、インナーチャイルドの傷・歪みはその人の人生を知らずしらずに蝕んでいきます。愛情飢餓、承認欲求の傷が、いろんな生き辛さをもたらすのでしょう。それによって、得体のしれない生き辛さや、空虚感、自己否定感に苦しんでいる方が少なくありません。
自分から逃げたり、その逃げを他者否定につかい、自分本位の考え方に凝り固まったり、被害者意識加害者意識の渦に中から出てこようとしない人は、生きながらにして死んだような生き方を自ら課しているようなものでしょう。それだけではなく、人の大切な人生を惑わして、依存して、攻撃するという非常に非生産的な生き方になります。
自分という存在を謙虚に顧みない人は、他者に依存しながら、他者を支配しようとしてしまいます。ですから、群れると同じ話ばかりします。自分を見失い続けても、あくまで自分を正当化し続けるのは、自分自身を裏切る行為と言えるかもしれません。もちろん、人生の歪みや苦しみはどんな人にもあります。完璧な人間はいませんから。誰しもが足りないところがあり、至らない未熟なものを抱えているのでしょう。
しかし、先天的な気質と養育環境がその人の人格に大きな影響を及ぼすことは発達心理学でも明らかになっています。親子関係から始まるインナーチャイルドの傷、歪みや軋轢に違和感を自覚している人は、問題と向き合っているといえるかもしれません。
潜在意識の中にある心の傷は、その人の人生を大きく変えてしまいます。無意識下の問題を顕在化させることは、大きな「気付き」にもつながってきます。
ヒプノセラピー（催眠療法、インナーチャイルド療法）では、「今ある状態は、過去の体験の積み重ねからきている」という大前提があります。過去を癒して、過去を解放することができたら、過去の出来事に対する解釈を「総括」することができるでしょう。
うまく過去を清算することが、今を生きる原動力になり、その延長線上に本来の状態があるのかもしれません。せっかく生まれてきた現世…、少しでもいい人生にしたいものですね。
皆さまの一日を応援してます。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー（前世療法・インナーチャイルド・願望実現）によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
