自殺願望~生きているのが辛い
おはようございます。 大阪市梅田は今日も暑いです。 全国的に台風による暴風雨の被害が心配です。
…年間の自殺者が3万人を超えるという数字がありますが、暗澹たる気持ちになります。伝えられるのは、統計上の数であり、そこには個々の背景がそれぞれあるでしょう。個々の大切な思い、尊厳、生き方、理不尽なこと、試練の深さがあるでしょう。自殺をぎりぎり回避した人、自殺を考え続けて生きている人々も多くいます。
追い詰められた命は、もがき苦しみ、疲弊して、絶望していきます。私たちの魂は自由意思を持っているから、死を選ぶ自由もあるという考え方もあります。人の心にはたくさんのスイッチボタンがあるような気がします。そのスイッチをONにするか、OFFにするのか、ぎりぎりの判断があります。
一歩間違えたら、取り返しのつかないことになるという、せめぎ合いの中でぎりぎりの判断が求められるからです。考えれば、人の心ほど複雑で繊細なものはありません。
持って生まれた気質、養育環境、障害、学校生活、社会人生活、恋愛、結婚、病気、事故…無数の糸が交錯して、今の私たちがいます。もつれた糸を一本一本ほどいていくことは大切なことでしょう。でもあまり突き詰めて考えすぎてもいけないでしょう。
細かい視点と、大局的な視点が大切なのでしょう。悩み苦しむと、どうしても視野が狭まり、思い込みが激しくなり、柔軟性を失ってしまいます。無数にあるスイッチをうまくONにしていく作業は、天文学的に複雑なことのようにも感じます。しかし、魂を信じること、人間を信じること、自分の使命を見つける作業の中で、必ず「答え」はあるでしょう。
もし自殺の動機が、自分の抱えている苦しみから逃れるためだとしたら、人生の課題を途中で投げ出すことになってしまいます。自殺まで至らなくても、多くの人は「なぜあの時、自分はあの選択をしたんだろう」と強く後悔します。でも死んでしまったら、どんなに後悔しても、もう一度、同じ人間として同じ世界に生まれ変わることはできません。
…私たちは幸せになるために、この世に生まれてきます。嫌な人間に嫌な思いをさせられるために生きているのではありません。幸せになるためには魂が成長しなければなりませんから、途中、さまざまな困難にぶつかることもあるでしょう。
もしも死にたいほど辛い思いをしているのなら、「今はまだ、魂が成長の途中なのだ」ということを思い出していきましょう。死にたいほど悩んでいる時には、「この先に幸せなど待っているはずがない」と感じます。しかし、私たち一人一人に与えられる「幸せ」と「不幸せ」の分量はほぼ同じだといいます。
五の試練を与えられた人には五の幸福が、十の試練を与えられた人には、十の幸福が与えられます。世の中には、絶望から這い上がって、自分の人生を取り戻した人がたくさんいます。今を乗り越えていくことを選択をできるだけしていきましょう。
繰り返し「今」を乗り越えていくならば、そう遠くない日に、生きていてよかったと心から思える日が来るでしょう。生き辛さや人生の苦しみは、自分という存在を深めてくれるのかもしれません。愛を深く学ぶことができるのです。
最終的には、温かい心を信じることが私たちを救ってくれるような気がします。またいつか安心して笑える日が来るのを信じて生きたいものですね。辛いことも嬉しいことも、一瞬です。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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