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幼少期から心の傷、生き辛さ~インナーチャイルド療法

2014-05-19

おはようございます。大阪市梅田は快晴です。 今日も新しい一日が始まりました。

 

 

…今日は「インナーチャイルドの傷」について書こうと思います。

 

いつも感情がフラットでいられたら、その人はとても「強い人」かもしれませんが、そのような人は実際いないでしょう。外見上そう見えるのと、本当に心が穏やかであることは大きく違います。

 

情緒面を抑える傾向の人は、悲しい場面やつらい場面に遭遇しても、冷静でクールに対処します。実際、孤高タイプの人は、情緒的な問題がからまないことの方に力を発揮しやすいといわれています。

 

その一方で、人と一緒にいることに安らぎや楽しさを味わいにくい面があります。

 

ネグレクトされたタイプの人も、過剰な支配を受けたタイプの人も、同じです。ネグレクトされた人は、愛情飢餓と闘い続けてきたので、人間関係を楽しむ回路が育っていません。

それは何も恥ずかしいことでもおかしなことでもありません。過去の環境が、自分には合っていなくて、生きるのに精いっぱいだったということでしょう。

 

インナーチャイルドが委縮したり、怯えていたり、怒りに満ちているのは、幼少期からの心の傷、あるいは、今までの生きづらさの心の傷癒されていないということです。

 

過剰な支配を受けた人は、「また非難されたり、無理な要求をされるのではないか」と身構える習慣がついているので、他人といると緊張したり、気づまりをどうしても感じてしまいます。

 

さらに、ネグレクトと過剰な支配の両方を受けた場合、精神的に混乱し、温かい人間関係を育む機会を奪われてしまっているので、常に対人関係に自信が持てなくなっています。

 

こうした、気楽に人との交わりを楽しめない場合、「自己開示」や「感情表現」が苦手という悩みを抱えてしまいがちです。

 

親や周りの人にありのままを受け入れられてきた人は、幸せな人かもしれません。自分の感情や意志を自然に表現することができるからです。

しかし、親に無視されたり、否定されたり、親の意思を押し付けられて育った人は、自己開示にブレーキをかけてしまう癖がついています。

 

自分を表現しようとすると、無意識のうちに抑圧がかかり、極度に緊張したり、言葉が出てこなくなったり、頭が空っぽになったように感じてしまうのです。

 

それによって、自己表現の機会を避け続ければ、ますます自分の気持ちや意志を言葉にすることが難しくなってしまいます。

 

話をふられるととっさに反応できず、肝心なところで沈黙してしまうこともあります。それはとても辛いことです。

ふだんから、感情によって言葉が出てくるのではなく、「頭で考えて」言葉にしているからかもしれません。

 

 

自分の気持ちではなく、相手の気持ちから逆算して、それに対して適切と思われる表現を選んで、言葉を組み立てるという作業を行なえば、時間がかかったり、ぎこちなくなるのは当然のことかもしれません。

 

そうした反応に対して、周囲はもどかしく感じたり、無愛想だと思ったりします。感じが悪いと誤解されることもあります。

 

人は誤解の産物ですが、この誤解が嫌がらせ、悪意の対象になって、イジメなどによる犯罪行為につながるケースもあります。恐ろしくおぞましいことです。

 

幼少期の心の傷を抱えたままでいると、大人になってこのようなたくさんの誤解や葛藤、ジレンマの中で、二重三重の苦しみを抱えてしまいます。

 

人間関係におけるこの過敏性、なぜか過剰に反応してしまう「原因」は、

潜在意識の中にあるトラウマ、心の傷だと考えられます。

 

ヒプノセラピー(催眠療法)のインナーチャイルド療法は、幼少期からの生きづらさや、過去のトラウマを根源的に癒していく療法です。

 

寂しいのに寂しいと言えない、苦しいのに助けを求められない、孤独で辛いのに人を避けてしまう、よそ行きの仮面をかぶり続けてしまう…。

 

自然に自己開示をすれば、それだけ相手も心を開き、関係は深まるのに、それが「無意識レベルで恐怖」を感じるのです。

 

親から受けた幼少期の心の傷は根深くて、大人になっても知らぬ間にその人の人間関係を歪めてしまいます。インナーチャイルドが委縮してしまうのです。

 

人と打ち解けられず、親密な関係を避けるということは、「縛られるのを嫌う」ということでもあります。逃れられないしがらみや重い責任がかかることに、息苦しさやプレッシャーを感じて、いつでも逃げ出せるような状況の方が安心だったりします。

 

責任や縛られるのがイヤというのもまた生き辛さの表れでしょう。一口に幼少期の心の傷といっても、さまざまなパーソナリティの傾向があります。

人と打ち解けられないといっても、一見すると非常に社交的で、そつなく社会生活を送っているように思える人もいます。結婚をして子どももいて、ふつうに家庭生活を営み、会社勤めをしている人も少なくありません。

 

ただ、内面の世界は、すごく孤独だったり、恐怖と怒りが抑圧されていて、悩み苦しんでいる方が多くいます。幼少期のインナーチャイルドの傷を抱えたままですと、どうしても共感性や情緒が乏しくなってしまうからです。

 

自然な感情、心の底で感じている感情を顕在化させて、自分と向き合うことで、いろんな自分を発見できるでしょう。傷ついた過去の自分にまずは気付き、癒していくことが大切です。

 

過去の自分、過去の呪縛から解放して、自分らしさを取り戻していくのがヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法)の大きな目的です。

 

苛酷な生き方の中にも生きる美しさがありますが、人間的な感情やぬくもりを感じながら生きていくこともまた、大切なことかもしれません。

 

幼少期の心の傷を解放して、「新たな自分」を創造していきたいものですね。潜在意識は大きな力を持っています。

 

変わっていく力、自分の中にある可能性、才能を信じる力を呼び覚ませましょう。

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)がそのお役に立てればと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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