ヒプノセラピー：外からは分からない潜在意識
おはようございます。 大阪市梅田は曇っています。 今朝も部屋のお掃除と瞑想から始めました。 いい一日にしたいものです。
…体のどこかにハンディキャップを持っているということは、誰もわかるように、たいへん苦しいことです。
わたし自身もケガで膝の痛みで歩けなくなったとき、階段の横にあるスロープの価値がはじめてよくわかりました。手すりやスロープがついている有難さを、自分が膝の痛みにあって初めて身にしみて痛感したのです。
体の不自由さというのは、ふつうハンディキャップと簡単にいいますが、そんなものではないように思います。
目や耳が不自由な人もおられます。車いすを使って介助してもらわなければ、移動できない人もおられます。
私たちがいくら想像力を使っても、ご当人が感じるのとまったく同じレベルで感じることは悲しいかなできないものです。
評論家の江藤淳さんが亡くなられたとき、遺書の最初の部分に、「心身の不自由は進み、病苦は耐え難し」と書かれていました。
体の不自由と同じように、「心の不自由」があります。そして、心の不自由というものは＜目に見えない不自由＞です。
欧米では、精神分析医のもとに通ったり、プロのライフ・コーチに指導を受けたり、セラピーを受けることが定着しています。
しかし、日本では精神分析やセラピーという手法がまだまだ社会的に定着していませんし、ある種の不信感を持つ人も多いです。そうなると、相談相手として考えられるのは、学校の先生か、職場の上司か、親友か、親か、兄弟姉妹になるのかもしれません。
しかし、今は個人主義の時代で、そういう悩みを表に出すことが憚れる時代です。
悩みを外に出せない時代。
自分の心の中には、「周りの人とは違うものがある」、と感じている人が多くいらっしゃいます。
正常か異常かという区別をすると、自分は特異なグループに入る人間ではないか、とおびえている人も多くいます。
そんな人たちは、周囲の人には決してそのことを知られないようにします。知られれば、この競争社会ではハンディキャップとなり、落伍することにもつながります。恐ろしく抑圧された社会だとつくづく感じます。
そういう人たちも、普通の日常生活を何とかこなし、ほかの人たちの仲間に入って、なんとか後れず生きていこうと努力しています。普通の日常を送ることがどれだけ大変か、外からは分かりにくいでしょうけど、内面の苦しみ、心の不自由さは表現しきれない重たさをもたらします。
しかも周囲を見回すと、みんなそれなりに楽しそうに、明るく元気に生きているという風景が見えます。
その中で、心の不自由さを抱えている人は、「自分だけ心の病気を抱えている」「誰にも言えない悩みを抱えている」と不安になりながら苦しんでいます。
他人に知られたら大変なことになる、仲間外れにされてしまうかもしれない、リストラされるかもしれない。そうしたら、自分は社会の落伍者になってしまう。。そのために、その人は周囲の人たちと同じように笑顔を作ろうとして、無理にいきいきと行動しようとします。
必死にそうやって「装う」のです。しかし、装うということは大変なことです。
偽りの仮面をかぶって生きていくということには、限界があります。
その結果、その人はストレスに耐えきれなくなって、うつ病やパニック障害、強迫障害、不安神経症などの症状に更に苦しんでしまいます。「自分は生きている価値がないんじゃないか」、という不安におびえてしまうのです。心の反応としては、ごく自然な反応といえるでしょう。
そういう苦しみを抱えた人がとても増えています。心の不自由は外から見えることはありません。だからこそ表現しにくいし、なかなか周囲に分かってもらえません。
結果的に、自己開示をあきらめ、傷ついたまま一人苦しみを抱え込んでしまいます。
さまざまな心の葛藤や確執を手放すために、ヒプノセラピー（催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法）を受けに来られます。日々のセッションを通して、「心の不自由さ」について深く考えさせられます。
少しでも多くの方が、悪意から離れられて、縛られていた過去から解放されて、新しい未来を創造していかれることがわたしの望みです。また心を新たにセッションに臨みたいです。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー（前世療法・インナーチャイルド・願望実現）によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
