院長ブログのトップへ

催眠療法についての誤解

2012-03-17

こんにちは、今日は大阪市梅田は雨です。

今日は催眠療法の誤解について書こうと思います。

ヒプノセラピーは日本語に訳すと、催眠療法です。

この「催眠」という言葉自体が、誤解を招きやすいのかもしれません。

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)のセッションの最初の部分で、催眠についてご理解いただけるように、出来るだけ丁寧にお話をさせて頂いてます。

皆さまは、催眠療法と聞かれて、どのような印象をお持ちですか。

 

 

「催眠」と開くと、何かあやしげな男に目の前で懐中時計を揺らされて「さあ、あなたは私の意のままに動くのだ」

と無抵抗に操られるイメージがあるかもしれません。

催眠療法にはいまだにこのように誤解されている面が多いのが事実です。

こういったイメージが怖れを生み出し、その怖れが催眠療法に対する誤解を生じさせているのでしょう。

 

◎他人にあやつられるのではないか?

 「私はだれにもあやつられたくない!」 これは催眠療法に対する典型的な怖れである。

催眠にかかっていても、主導権はつねに本人の手にあります。

周囲でなにが起きているかも完全に気づいていますし、意志決定する力も本人にあります。

その人が平常の意識状態でいるときに同意できない内容は、催眠状態でもやはり同意できません。

即座に拒否するか、催眠から目ざめてしまう。催眠療法によって他人に何かをさせることはできないのです。

しかし催眠療法は、本人がみずから設定したゴールを達成しやすくする手段にはなります。

 

繰り返しになりますが、催眠状態では本人が同意できない暗示には従わないのです。

また、催眠中に火事のような緊急事態が発生すれば、あっというまに自分で催眠からさめて平常の状態に戻る。

権限はつねに本人にあります。

 

◎秘密があばかれるのではないか?

催眠療法にかかると他人に知られたくない秘密まで洗いざらい話してしまうのではないかと怖れる人がいらっしゃいます。

ただ無力に与えられた命令に従うほかなくなるのではないかと考える人もいます。

しかし、ヒプノセラピスト(催眠療法家)とクライアントの関係で力をもっているのはクライアントの意識です。

催眠に入ったクライアントは目ざめているときよりもずっと意識があり、選択権はつねにクライアントの側にあります。

だから本人が知られたくない秘密を話すことはありません。

 

◎催眠ショーについて

自分が「ばかみたい」に見えるのを好む人間はひとりもいないでしょう。

「催眠」といえばテレビで見た催眠ショーしか知らない方は、あれだけが催眠だと思いこんでしまいます。

私は催眠について、クライアントには、こうお話しています。

「催眠ショーでステージにあがる人は自分で望んでステージにあがるんです。だから催眠にかかっておかしなことをしている人も、

自分が何をしているかは自覚しているのです。」

自ら望んでステージにあがった人は、そのあとになにが起こるか知っています。

そういう人たちはたいてい面白がるのが好きな芸人さんで、自分を見ている観客が楽しんでいるのも知っています。

だから自分が他人を楽しませる対象になることを予想しており、また観客のほうも楽しませてもらおうと期待している。

 

繰り返しになりますが、「催眠状態では本人の選択権が優先する」 のです。

 

そのため本人を傷つけたり、信念信条をくつがえすような暗示を与えられても、その暗示には従いません。

暗示に対して同意できない理由が本人にあれば、催眠状態でもそれを拒否するか、瞬時にして催眠から目ざめてしまいます。

 

催眠ショーで催眠にかかった人が「アヒルになってガアガア歩きまわります」という暗示にすすんでしたがうのは、

本人が同意できる暗示だからです。

もし「銀行強盗をせよ」と言われても、絶対にしたがわないですよね?

その場で催眠からさめてショーはそこで終わりになります。

 

◎意志が弱いと催眠にかかる?

まったく根拠のないことですが、意志が弱いと催眠にかかると思っている人が多いですが、実際にはその逆です。

平均以上の知性があって、集中力が高く、想像力の豊かな人がもっとも催眠療法にかかりやすいです。

 

◎催眠療法は特別な状態?

「催眠療法にかかりたいのにかからない」と主張する人の障害になっているのは、「催眠とは眠っているときのような無意識状態だ」

という期待であります。もし催眠が「眠り」や「無意識」と同じなら、そもそも催眠療法やヒプノセラピストは存在しません。

「私は催眠にかかっていませんでした。だってあなたの言うことが全都聞こえましたから」と言う方には、次の質問を考えて頂きたいです。

「あなたは朝、目覚めたときに催眠にかかっていたと感じますか?

まったく記憶がなくなったり、眠りこんで無意識になったりすることが催眠療法だとすれば、

あなたが実際に眠りこんで無意識になったあとでは、催眠療法にかかっていたと感じるのではありませんか?」

さきにご説明したように、催眠療法にかかったからといって摩詞不思議な気分になるわけではないです。

全部が聞こえて当然です。クライアント様は、催眠中に身のまわりで起こっていることにすべて気づいています。

むしろふだんよりも感覚が鋭くなり、よ集中していて、深いリラックスした感覚です。

 

◎ちゃんと目が覚めるだろうか?

外見だけを見ていると、催眠療法は睡眠に似ている。しかし実際には催眠療法は睡眠ではありません。

両者は心理学的にも生理学的にも別のものである。

ちなみに私は「目が覚める」という言い方をしましたが、正確にはこれは正しくないです。

「催眠にかかったまま」になる人はおらず、それはあり得ません。

しかし催眠療法中のリラックスした状態がとても気持ちよくて、ふつうの意識状態に戻りたくないと思う人はいるかもしれないです。

催眠療法から自ざめる指示を出してもクライアント様がすぐに応じない場合、

つまり本人がなんらかの理由で目ざめない選択をしているときは、つぎのどちらかになる。

1.催眠療法から出たくなったら自分で目覚める。

2.ふつうの睡眠に入ったあと、自然に目ざめる。

 

…以上、「催眠療法」に関する誤解は、とても多い!です。

ヒプノセラピーは、自分の内面に没入することによって、ヒーリングを得るセラピーです。

催眠療法への誤解が少しでも減って、深いリラックスを得ていただけたらと思います。

過去の傷を癒して、今を肯定していきましょう。

 

ヒプノセラピー(催眠療法)の目的は、潜在意識を癒し、過去に取り込んだ記憶や感情を解放し、捉え方を変えることにあります。

 

潜在意識は大きな力を持っています。

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識にダイレクトに働きかける心理療法です。

 

前向きな生き方を潜在意識から引き寄せていくために、より多くの癒しや気づきをと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

***********************************************************

潜在意識からのヒーリング関西催眠療法

前世療法インナーチャイルド療法なら、

大阪梅田ヒプノセラピー Pure Solution

************************************************************

セラピーについてご質問、ご不明な点がございましたら、どんなことでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。いかなる場合でも、24時間以内に御返事させていただきます。

ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。

Tel078-862-1865(完全予約制)

「pure solution」は、人間の催眠状態を利用した最新の心理療法である「ヒプノセラピー」によって、通常はアクセスできない潜在意識に働きかけ、問題解決や自己成長を促すセラピールームです。

ヒプノセラピーPure Solution

Copyright© 2012 Pure Solution All Rights Reserved.