ヒプノセラピー(催眠療法)潜在意識の特徴
こんにちは。今日は大阪市梅田は少しどんよりしています。
コーチングの内容も踏まえて、脳の構造について書こうと思います。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)のセッションをする上でも、脳や心、体の知識はとても大切です。。
脳は大きく分けて3つ部分に分かれてます。
一つ目は、最も内側にある脳幹です。
生命維持の脳で、呼吸や睡眠、体温調整、心臓・胃腸などをコントロールします。いわば自律神経の司令塔です。
その外側に、大脳辺縁系(本能の脳)があり、
食欲、性欲、怒り、不安、快、不快などの情動を司る脳があります。
そして、一番外側に大脳新皮質(理性の脳)があり、理性を司る脳で、哺乳類だけに発達した部分です。
大脳辺縁系には、脳の重要部分である「扁桃体」という部分があります。
うつ病でも書きましたが、この扁桃体は、いわば警報装置の役割を担っており、
危険を察知した時、闘うor逃げるために妨げとなる体の機能をストップさせます。
脳は、新たな挑戦、チャンス、欲望によって、ある程度の恐怖心が起こるようになっています。
扁桃体は恐怖心を察知すると、思考の大部分である大脳新皮質へのアクセスを制限、停止させます。
まさに、危険や恐怖心に反応する警報装置です。
例えば、革新的な試み、大き過ぎる野望を実現しようとすると、
この扁桃体が反応して、体の機能をストップさせ、Noと拒絶します。
扁桃体は自己防衛のための自動メカニズムですから、いくら意思の力で乗り切ろうとしても、
擦り切れてくたびれ果てます。
ですから、夢や目標を掲げる時、扁桃体が見逃すような小さな変化を重ねることが重要です。
扁桃体が見逃すと、大脳新皮質に届き、脳に新たな神経回路ができます。
カリフォルニア医科大学の著名な精神科医のロバート・マウラーの言葉に、
『本当に変わりたいなら、「大改革」をしてはならない。』があります。
性格を変えたい、夢を実現したい、○○さんとの関係を改善したい、収入をUPしたい…
人は大きな夢、壮大な目標、莫大な成功、劇的な変化に憧れます。
もちろん、大きな目標を掲げることは、成長する上でとても大切です。
しかし、実行する時は、一歩一歩小さな階段を昇っていくことが大切です。
いきなり変化を望むのではなく、ステップ・バイ・ステップで小さな変化を重ねていくのです。
小さな変化を目標にすると、すぐに達成できます。何故なら小さな目標ですから。
すると、脳は快を感じます。
脳が快を感じることで、また少し大きなことをしたいという意欲が生まれ、そして達成するとまた脳が快を感じます。
このように快を習慣化することによって、脳は達成感を常に感じ、成功が当たり前のようになります。
ですから、最終ゴールばかり見て、その実現にあせっても、逆に遠ざかるばかりなので、
その過程を小さく分解して、小さな成功を達成していくのが大切なんですね。
「千里の道も一歩から」「急いては事を仕損じる」、昔の人は、いい事を言ってますね。
一歩一歩を大切にしていきましょう。
ヒプノセラピー(催眠療法)がそのお役に立てばと願っております。
ヒプノセラピー(催眠療法)の目的は、潜在意識を癒し、過去に取り込んだ記憶や感情を解放し、捉え方を変えることにあります。
潜在意識は大きな力を持っています。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識にダイレクトに働きかける心理療法です。
前向きな生き方を潜在意識から引き寄せていくために、より多くの癒しや気づきをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。