ヒプノセラピー(催眠療法)~トラウマを潜在意識から改善
こんにちは。今日は大阪市梅田は雨が降っています。
心の中を歴史を振り返りながら覗いてみたいと思います。
人間の心(潜在意識)が肉体に影響を及ぼしうるという考えは、長い歴史をもっています。
およそ二千年前に書かれた古代ギリシアの医学書にも「人間の体には、どこをとっても多かれ少なかれ意識が宿っている」という記述があります。またベルシャ人はこの立場をさらに一歩進め、人間の心は自身の体という枠のなかにとどまらず、遠く離れた他者の体にも介入できると考えていました。
たとえば約二千年前、ベルシャの伝説的医師アヴィセンナは次のように述べています。「人間の思考は本人の体だけでなく、他人の、しかも非常に離れたところにいる者の体にまで作用を及ぼすことができる。他者の体を魅了することも、変化させることも、また病を患わせたり、逆に病を治癒することもできる」。
心(潜在意識)と体の関係についてのギリシア人とベルシャ人のそれぞれのとらえ方は、二つの大きく異なるヒーリングの概念をあらわしています。ギリシア的考えによれば心が体に及ぼす働きは局在的なものであり、時空間的には今・ここという一点で発生します。この見方は「私」の心はあくまで「私」の体の内にあって他者の内にはない、心が体に作用するとしてもそれは他の誰でもない「私」の体に作用する、ということを暗に意味しています。
それと対照的にベルシャ人は、心と体の関係を非局在的にとらえています。つまり人の心は本人の体の内に留まってそこに閉じ込められているのでもなく、体の外へ自由に広がることができるという考えです。言いかえればこれは、自分の心は自分自身の体だけでなはく遠くにいる他者にも作用できるということで、要するにベルシャ人は、心とは空間において非局在的だと言っています。
昨今、スピリチュアルなことが解明されるにつれて、宇宙意識や超意識の概念が注目されていて、心の広がりについてより幅広く解釈されていますが、実は何千年も前のペルシャ人が考えていた概念なんですね。
ところが、現代の西洋医学は、心と体についてのこうした考え方を、一顧だに値しない時代遅れの概念におとしめてしまいました。
心の広がりは自分の体の枠組を超えられるという考えは、過去には医師のあいだでまともに扱われていましたが、今では荒唐無稽なたわごとと相手にもされない状態でだったりします。しかし、もうこの足かせははずさなくてはならないかもしれません。
人の心の奥深さには、あるべき規範にそぐわない症状や経過にはいくつもあるもので、どの施術者の胸にも長年ひそかに貯め込まれた症状の記憶があると思います。科学や西洋医学では割り切れない、判断のつかない症状がたくさんあり、特に心や脳の奥深さは未だ解明されていない分野です。
なぜ、心の広がりや超意識、他者とのつながりなどのスピリチュアルなことを書いたかと言いますと、悩みの深い人には、論理的、分析的なアプローチだけをしても、なかなか解決には至らないと思うからです。
普段あまりストレスや悩みを抱えていない人からすると、もしかするとスピリチュアルな分野は、胡散臭く荒唐無稽な存在かもしれないですが、本当に生きる望みを失いかけた人にとって、心理的分析をするだけでは不十分だと思います。自分を超えた存在を意識したり、魂や宇宙を考えることによって、それが生きる拠り所になるのではないかと、最近よく思っています。
そういう意味でも、ヒプノセラピー(催眠療法)であつかう前世療法は、心の広がりや輪廻転生を体験できる一つの有効なアプローチです。
ヒプノセラピー(催眠療法)の目的は、潜在意識を癒し、過去に取り込んだ記憶や感情を解放し、捉え方を変えることにあります。
潜在意識は大きな力を持っています。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識にダイレクトに働きかける心理療法です。
前向きな生き方を潜在意識から引き寄せていくために、より多くの癒しや気づきをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
