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幸せとは…脳が求めるもの、心が求めるもの

2023-03-09

おはようございます。大阪市梅田は快晴です。

 

 

 

 

 

〈人生〉は、一直線によくなったり、

 悪くなったりするわけではなく、

 

いろいろ迷ったり、苦しんだり、

 

うまくいったら喜んだりして、

 

  誰もが、浮き沈みを経験します。

 

 

 

 

 

 

今日は昨日と同じで、

明日は今日と同じで、

 

そんな日がずっと続くんだと思っていますが、

 

  いきなりラッキーなことがあったり、

 

  すごくヒドイことが起きたりして、

 

日常が一変することがあります。

 

 

 

 

 

 

なぜ そうなるのかというと、

人生を決める要素が、とてつもなく複雑だからです。

 

 

 

 

 

複雑系の科学でいえば、「臨界」「相転移」といわれます。

 

 

 

 

 

水をやかんに入れて火にかけると、

最初は、なんの変化もないようにみえますが、

 

少しずつ湯気が立ってきて、

ある瞬間、ぐつぐつ煮立ちます。

 

 

 

 

ちょうど100℃直前の水の状態が「臨界」で、

 

水から水蒸気へと〈違う形態〉になることを

相転移」といいます。

 

 

 

 

 

 

複雑系の世界では、

ものごとが単調に進んでいくのではなく、

 

常に 臨界点 に向かっていて、相転移 することで

変化しています。

 

 

 

 

 

 

人の人生も同じように複雑で、

明日はたぶん 今日と同じでしょうけど、

もしかしたら、ぜんぜん違うかもしれません。

 

 

 

 

 

人はなぜ映画やドラマに魅せられるか、

あるいは、人はなぜ人の話をするのかは、

 

そこに 物語があるから です。

 

 

 

 

 

 

『朝起きて、顔を洗って会社に来た』みたいなことを

 えんえん話すことはありません。

 

 

 

 

なぜなら、そこには「ドラマ性」がないからです。

 

 

 

 

脳が求めているのは ”特別な何か” です。

 

 

 

 

 

 

思わず耳を傾けたり、

 

  感心したり、怒ったり、

 

驚いたり、ときには涙を流すようなことに、

 

は惹きつけられていきます。

 

 

 

 

 

 

脳は「臨界」「相転移」という

ドラマを求めています。

 

 

 

 

 

そして、私たちの脳は、

 

  昔のことより、のことにずっと

 

強く影響されます。

 

 

 

 

 

10年前にすごく幸せで、今がとても不幸だとすると、

 

それを足して2で割って「まあまあかな」とは

絶対になりません。

 

 

 

 

朝おなかいっぱいで、

夜は ものすごく おなかが空いているとして、

それを足して2で割らないのと同じです。

 

 

 

 

 

今どうなっているか」は

 

「昔どうだったか」より

 

きっと何百倍、何千倍も重要なのでしょう。

 

 

 

 

 

 

今が大事なので、

 

その に紐付けるために、

 

 

[過去の記憶]は、無意識に都合のいいように

 

 

「改ざん」されています。

 

 

 

 

 

例えば、

心理学で『100倍の法則』というものがあります。

 

 

 

 

 

これは自己保存の本能からきているものですが、

 

加害は100分の1に、被害は100倍に評価する

 

というものです。

 

 

 

 

 

 

これはヒトの本性なので、

当事者が、それを 客観的に知る ことは、

ほぼ不可能でしょう。

 

 

 

 

 

 

ましてや、当事者以外の人間は

全く分からないを通り越して

好き嫌いの感情で勝手に決めにかかっています。

 

 

 

 

 

たとえば、いじめっ子に

「なんでそんなことをしたのか」

   と問い詰めると、

 

「悪気はなかった」「ついムカついて」

   といいます。

 

 

 

 

これは言い訳をしているのではなく本心で、

無意識が加害を100分の1に評価しているからです。

 

 

 

 

 

逆にいじめられた側は、被害を100倍に評価しています。

 

 

 

 

 

なんで、こんなふうにできているかというと、

その方が生きていくのには「有利」だからです。

 

 

 

 

 

被害というのは、同じことが繰り返されると

生命にかかわる出来事です。

 

 

 

仮に、不機嫌そうな大人に近づいたら、

いきなり、殴られたとします。

 

 

 

次から同じ失敗をしないようにするためには、

この被害体験をしっかり覚えておいて、

 

どういう時に何をしてはいけないのかを

学習するしかありません。

 

 

 

 

 

この仕組みを「うまく働かせる」には、

実際よりも ずっと強く、被害を意識した方がいいです。

 

 

 

 

 

それに対して 加害の方は、

覚えておいても、何の意味もない。

 

 

そんなことは忘れてしまっても、

日常を過ごすうえで 全くかまわない…

 

問題がない。

 

 

 

 

 

 

ゆえに、

自分がしたことは小さくなり、

自分がされたことが大きくなります。

 

 

 

 

 

 

 

いじめる側、圧力をかける側、

   エネルギーを奪う側は、

 

自分が何をしているのか」を分かっていません。

 

 

 

 

 

 

 

そしてそれに対して、過剰に反応する側は

過大広告、被害者意識の塊になっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

これが「加害と被害の非対称性」です。

 

 

 

 

 

個人と個人、集団同士、国家と国家の関係も、

 

この世界で起きる やっかいな問題の

 

ほとんどは、ここから発生すると考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

…話が少しそれましたが、

 

いずれにしても人は、

 

いろんな嫌なことがあっても、

 

 

   よい方向に「変化」していくこと、

 

 

最終的にプラスになる>ことを望んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

脳が求める物語のキーワードは、

 

「逆境」「成長」「危機一髪」

「大逆転」「ハッピーエンド」

 

などでしょう。

 

 

 

 

 

 

こういう要素が物語の

基本要素を満たしているからです。

 

 

 

 

 

ゆえに、

 

当たり前のことは

当たり前になりがちで、

 

感謝の気持ちを簡単に、忘れてしまいがちです。

 

 

 

 

 

 

しかし、臨界と相転移という

劇的なドラマを求めて生きても、

 

 

  常に<欲求>に 支配 され続け、

 

 

  刺激 を求め続けるので、

 

 

 

疲れ果ててしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

そしてそういう生き方は、

本来の安心感や幸せにはつながらないでしょう。

 

 

 

 

 

ふとしたことに 感謝 出来たり、

 

かつては分からなかったことが 学び になったり、

 

人の幸せを 喜べたり、人の成功を 応援する気持ちが、

 

 

〈本質的に〉自分の幸せにつながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怒り、憎しみ、嫉妬、後悔、罪悪感、恐怖

は人生につきものですが、

 

それを どう捉えていくか が大切なのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

心の幸せを求めるなら、

 

すべてを受け入れて、ただいま在ることを感謝する

 

なにかに夢中になり没頭するという

 

ごくシンプルなことが大切です。

 

 

 

 

 

 

よく言う綺麗ごとは、誰でも知っています。

 

 

 

 

 

しかし、この[誰もが 当たり前のように知っている]

 

 

 

 

     ことが実は 非常に難しく

 

 

 

 

 

  そして、それを難しくしているのは

 

 

 

 

 

他ならぬ、自分自身そのもの だということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そういうことに、気が付けるかどうかが、

 

 

  俯瞰する力本質を見極める力

 

 

つながってくるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

生きるとは、

自分の本当の幸せはどこにあるのかを、

問い続けることでもあるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

向き合って、深い部分で自身と向き合っていき

 

 

 

  自分の魂が安心できること

 

 

 

  自然に前向きになれる

 

 

 

あなたに本当の豊さと幸せをもたらしてくれるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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