光と闇～個性を輝かせる
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝も部屋のお掃除から始めました。
今日は「光」と「闇」について書こうと思います。
「マーフィーの法則」が日本に輸入され、
以来、ポジティブ思考が良く、
ネガティブ思考はダメとされる風潮がありますが、
何でもポジティブ
とはいかないのが人生でしょう。
ポジティブ思考が生み出す歪みや落とし穴は、
「ポジティブかネガティブか」という二択、
思考停止が問題だと考えられます。
人間が人間である限り、
怒り、嫉妬、恐れ、罪悪感、後悔、
自己否定、他者否定、偽り、絶望、
そういう側面も、生きていくなかで、
幾度となく、経験していくものなのでしょう。
もちろん、人によって 濃淡 があり、
先天的な気質、年齢や立場、環境、
その時その時の人間関係によって、
大きく違いがあるでしょう。
「いつも穏やかに、愛に満ちた日々を送ること」
「愚痴や苦悩を口にしないこと」
「どんなに辛いことがあっても笑っていること」
「愛しなさい、許しなさい、光へ向かいなさい」
常に、ポジティブ のみ を繰り返すことは、
人間として、無理があるでしょう。
そもそも人間の脳は、
なにかに不安を感じたり、
引っかかることがあったり、
気になることが必ず出てくるように設計されています。
「自己保存」の欲求を 本能 で持っているので、
危険、違和感に反応するのでしょう。
それが結果的に、
ネガティブな感情を引き起こすと考えられます。
いずれにしても、
自分という存在への気付き、
本当の自分への覚醒には、
ただ光に向かって上昇することではありません。
光を強化するには、闇を深める必要もあります。
光と闇は表裏一体であり、
闇があるから 美しい光 を得ることができます。
深い闇を知れば知るほど、
あなたは 強い光 を放つようになるでしょう。
光が最も美しく輝くことを、
その陰で支えているのは闇があるからです。
生きていく上で人としての成長として、
負の部分は、私たちにとって偉大な教師であり、
時に、光を超えた光になり得るでしょう。
豊かな人生とは、良いことづくめの人生ではありません。
あらゆる感情を味わい表現しながら、
向き合いながら
軌道修正していくところに、
魂の学びがあるからです。
「善悪」や「優劣」、「勝ち負け」というのは、
顕在意識で非常に分かりやすいがために、
私たちはつい惑わされやすいです。
いかにこの勝ち負けのゲームから降りるかが、
大切なのことだと思います。
『善人で在ろうとするな。賢者であれ』
という格言がありますが、
賢者とは、どんな混乱のなかであっても、
〈物事の本質〉 を見極めることが出来る人でしょう。
人が意識的に生きるようになると、
日常のなかに様々な課題があることに
気付くようになります。
それらの課題こそが「カルマ」です。
カルマとは、未だ十分に学び得ていないもの
家族問題、対人問題、金銭問題、恋愛問題など、
誰もが人生のなかで遭遇する課題の中に
カルマは存在するのでしょう。
気付かぬふりをして生きることもできますが、
それでは当然、人としての成長は望めません。
どう生きるかは自分次第
〈過去〉があなたを決めるのではなく、
様々な経験を積んで生きている「今の自分」のなかに
本当の答えがあるでしょう。
光と闇は表裏一体、
すべてを受け入れる、合わせて受け止めることで、
新しい一歩 を踏み出すことができるでしょう。
皆さまの一日を応援しています。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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