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[権力] はなぜ ≪暴走≫ するのか

2021-11-18

おはようございます。大阪市梅田は曇りです。今朝もお掃除から始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

洋の東西を問わず、君主の権力は絶大です。

 

 

 

 

古来、その権力を濫用して、

自滅の道を歩んだ君主は、枚挙にいとまがありません。

 

 

 

 

 

 

あらゆる時代に「権力者」はいますが、

 

 

   権力者が 権力 を «  正しく » 使う例は、

 

 

むしろ非常に稀なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

今日は「権力がなぜ<暴走>するのか」について書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

一国のリーダーに関わらず、

 

 

 

   [権力]というものは、

 

 

 

家庭・学校・職場などあらゆる組織、

 

 

 

人が集まるあらゆる場所に存在します。

 

 

 

 

 

 

 

 

一国の総理、地方自治長、社長、校長、理事長、監督など、

肩書がある権力者もいれば、

 

 

 

肩書はなくても、

ある集団のなかで、影響力をもつ権力者もいます。

 

 

 

 

 

 

 

そして、歴史が証明しているように、

  往々にして、権力者はその「強大な力」に溺れ

欲にまみれて 濫用、隠蔽 するケースも多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いじめ」がなくならないのも、

 

 閉ざされた集団で”歪んだ権力”を持つ人間が、

 自らの愚かさ、傲慢さに気付かず、

 

 気に入らないという

 ただそれだけの理由で「エゴ」を振りかざし、

 

 集団で追い詰めていくからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今では、

企業経営で「コンプライアンス」が叫ばれていますが、

 

これも言ってみれば、

〈権力の濫用〉をできるだけ抑え、

 

倫理観などの社会的な規範の浸透、

公正・公平に業務をおこなうことを目的にしています。

 

 

 

 

 

 

そもそも権力志向の強いタイプの人は、

 

 

 〇しっかりしている、

 〇リーダーシップがある、

 〇何かに秀でている、

 〇影響力(存在感)を持っている、

 

 

 ● 支配欲が強い、

 ● 自己顕示欲が強い、

 ● 特権意識が強い、

 ●エゴが強い

 

 

などの性向があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「権力の構造」のメカニズムは非常に複雑ですが、

 

 

 まず、念頭に置いておかなければいけないのが、

 

 

 

 

例えば、かつて自滅した権力者たちも、

 

元々、愚か者だった訳ではない」ということです。

 

 

 

 

 

 

 

そもそも、集団の中で 頭角 をあらわすには、

それなりの能力が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

組織が大きければ大きいほど、

非常に優秀(人間性ではなく、高い能力)がなければ、

そもそも、トップに昇りつめることは難しいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

 

 

 

  トップを目指すことと、

 

 

  トップになってからとでは、

 

 

 

 

その〈性質〉〈役割〉が自ずと異なります。

 

 

 

 

 

 

 

 

「追う側」と「追われる側」

 

 

 

 

 

 

 

 「責任を糾弾し、正義を問う側」と、

 

 

 

 

 「全責任を持ち、正義を実行していく側」では、

 

 

 

 

そもそも、立場がまったく違ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

≪トップを目指す段階≫では、明確な目標 がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、乱世の時代であれば、

 

「今の施政者のやり方はおかしい。

   変えなければ民は救われない」

という、

 

時の支配者に対する 不満や怒りが

充満していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 腐敗した権力に立ち向かい、

 

 間違ったやり方を一蹴するには、

 

自らの〈ビジョン〉を明確にし、

より多くの勢力を動員し〈鼓舞〉しなければいけません。

 

 

 

 

 

 

 

生き残りをかけた熾烈な戦いの中で、

 

 

  腐敗しきった時の施政者を成敗すると、

 

 

 

 

自らが支配者という地位に、

 

   「君臨」

 

 することになります。

 

 

 

 

 

 

 

民衆は新しい帝王を喜び迎え、

こぞってその命令に服すでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

新たな支配者となった「かつての挑戦者」は、

< 絶大な権力 > を手に入れる ことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして一旦、権力を手中に収めてしまえば、

気持ちが次第に緩み、いつの間にか「傲慢」になり、

自分勝手な欲望を、抑えることができなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

非常に簡単にいえば、

こういう具合に権力は 腐敗 していくのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう少し踏み込んで考えますと、

 

 

(繰り返しになりますが)

 

 

・トップに立つまでと、

 

 

・トップに立ってからでは、

 

 

 

 

  やるべきことが違います

 

 

 

 

 

 

 

しかし、ほとんどの人がやり方を変えません。

 

 

 

 

なぜなら、それでうまくいってきたからです。

 

 

 

 

 

 

そのやり方で、成功を重ねてトップになったので、

 

 

    「やり方を変えよう」という発想が、

 

 

 

そもそも持ちにくい のです。

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、

 

学校で、生徒会長に立候補することと、

 

実際に生徒会長になって、学校を良くしていくことは、

 

意味合いが異なるでしょう。

 

 

 

 

 

 

社長を目指して、実績を積み重ね、

社内競争に打ち勝つために評価を上げることと、

 

 

最高責任者として、あらゆる判断を下し、

会社の舵取りをしていくことは、

 

全く異なります。

 

 

 

 

 

 

 

それにもかかわらず、これまでのやり方を変えず、

自分の成功パターンに固執 してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

その典型が、権力者になった後の「人事」でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

自分を盛り立ててくれた人間を優遇する

いわゆる ≪ 功労人事 ≫ をします。

 

 

 

 

 

 

 

功労人事、

 

そして、

 

 

   自分が操りやすい人間ばかり

 

 

   側近に集めてしまうことで、

 

 

 

 

権力は 腐敗 していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

これが権力が暴走し、

 

  君主が「暴君」に変わっていく

 

最大の要因 なのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

権力者は元々有能であっても、

 

 

  見なければいけない範囲が広大になり、

 

 

膨大な業務を、すべて把握することは「不可能」になります。

 

 

 

 

 

 

携わる関係者すべてに会い、

一人ひとりと深い話をかわすこともできません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いわば権力者は、

 

  奥深い宮殿 の中 に住んでいるようなもので、

 

遠くの地方のことまで、なかなか目が届きません。

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、現代は通信手段が飛躍的に進歩し、

外部からの情報を、

簡単に手に入れることができますが、

 

 

 

 

国家運営や、

企業の行く末を左右する極秘の戦略となると、

 

側近からの情報に頼ることになり、

 

    それを基に、

判断せざるを得なくなる面も多々あります。

 

 

 

 

 

 

 

ですから、良き側近を選ぶ ことが

非常に肝心なのでしょう。

 

 

 

 

 

 

側近は

  何より「人格者」であること、

 

 

  そして「能力の高い」優秀な人材を

 

 

 

集めなければいけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

先述のような

「扱いやすい人間」を登用すると、

 

 

  上を忖度する人間、

 

 

空気を読む人間ばかりが集まってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会は常に変化しているので、

 

 

 

トップは、次々に施策 を打ち出さなければいけませんが、

 

 

 

 

 

人間ですから、当然、方向性を誤ったり、

 

 

   つい独善的になってしまったり、

 

 

タイミングを 間違う ことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、側近は間違いを進言し、

 

 

   身を挺してでも、

 

 

トップを諫(いさ)めなければいけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈権力がなぜ暴走するのか〉

 

 

なぜ名君が「暴君」になってしまうのか、

 

 

 

 

     もう一つの原因は、

 

 

 

 

 

権力者に、ものを言える人がいなくなる

 

 

 

 

という現実です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ優秀な周りの人間は

止めることができないのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

権力者が間違っていても、

 

 

  それを諫めて、止めることが出来ないのは、

 

 

 

トップになったという実績そのものが、

 

 

 〈 圧倒的な説得力 〉を持つからでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この圧倒的な実績が、

周りの人たちに意見を言わせなくさせます

 

 

 

 

 

 

 

 

これが「実績の罠」といわれるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

仮に、Amazonの幹部社員だとして、

 

創業者ジェフ・ベゾスの意見に、

異を唱えることが 簡単に できますか、

 

ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「実績」が積み上がれば上がるほど、

   周りは忠告しずらくなります。

 

 

 

 

 

 

 

なぜなら、

その人より実績を上げた人が、

     周りに誰もいないから です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本来なら、有能な権力者は、

 

 

 皆で力を合わせるために、

 いろんな人の意見、考え方を

 聞かなければいけないことは、

 

 

十分に分かっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうしなければ、

 

 

  より良い体制を築くことができないこと、

 

 

 

  うまく運営できないことぐらい、

 

 

有能ですからよく分かっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

時には、、耳が痛いことも聞かなければいけない、

 

 

     いやむしろ、

 

 

 そういう諫める言葉、

 

 

 間違いを正してくれる「直言」ほど 重要 であることも、

 

 

 

分かっているはずです。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、それを聞くのが難しくなっていきます。

 

 

 

 

 

 

この忠告が聞けなくなるのが、「持続の困難」です。

 

 

 

 

 

 

 

ほとんどの暴君は、序盤は 名君だったということは

歴史が物語っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

権力者は、異を唱える人間が、

次第に、うとましくなっていきます。

 

 

 

 

 

 

そして、そういう人間を遠ざけてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 そうすると、

 ますますイエスマンばかりが増長し、

 組織は歪んでいき

 

 

「権力の暴走」が止まらなくなってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

トップに立ったという

 

<圧倒的な実績>と、

 

   <絶大な権力>があるので、

 

 

周りは、諫めることが 難しい のです。

 

 

 

 

 

 

 

 

諫言(かんげん)は、

 

 

 

   いさめる側からすれば、

 

 

 

いわば「 バクチ 」のようなものでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

相手が気持ちよく受け入れて、

 

  耳を傾けてくれる【 名君 】であれば良いですが、

 

そういう上司ばかりとは限りません。

 

 

 

 

 

 

 

国のために、

 

 組織のためを思って、

 

 

  そして自分の正義のために、

 

 

 

 

直言し、間違いを諫めたとしても、

 

 

 

 

権力者の癇に障ってしまえば、

 機嫌を損ねかねません。

 

 

 

 

 

 

 

「権力者」に嫌われて疎まれると、

 

 

 左遷させられたり、

 クビになったり、

 集団で嫌がらせをされたりして、

 

 

 

そこに居れなくなる可能性もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

あるいは、

 

時代が時代なら、国が国なら、

 

権力者に処刑されて、殺されてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

言う側は、命が、かかっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

それぐらい、権力者にモノを申すことは難しい ので、

 

 

 

「沈黙を守ったほうが、賢明な処世だ」と

 

 

   いうことになりがちです。

 

 

 

 

 

 

 

かくして誰もが空気を読み、忖度し、

 

 

 

   本当に必要な厳しい声、諫言が

 

 

 

届かなくなってしまいます。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

権力者は

 

 

自分が持つ権力がどれほど大きなもので、

« 使い方がいかに大切か »を学ばなければいけないでしょう。

 

 

 

 

 

正しく使えば、

 

 

 

 人々に安心と勇気を与え、

 

 

 

 

 強い結束力を持つ、風通しのいい集団

 

 

 

になるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

逆に、使い方を誤れば、

 

 

 暴君になり、人からうとまれて、

 非常に薄っぺらい集団になり、

 

 

そこには猜疑心や見栄、嫉妬、

嫌がらせなどの 悪意がはびこる でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・多様な意見を受け入れる器の大きさ、

 ・我慢する力、

 ・怒りではなく感謝の気持ち、

 ・ともすれば簡単に、

  傲慢になってしまう自分の弱さへの気付き

 

 

が求められるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…そして、言う側にも、

自分の安全を賭してでも

言わなければいけないことは言う「覚悟」が必要になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世の中には、理不尽なことを平気でする権力者もいます。

 

 

傍若無人な人、

非常に陰湿で陰険、粘着気質なタイプもいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、出来ることなら誰でも

トラブルは避けたいものですが、

 

言うべきことは言う覚悟も、時には、必要なのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

その勇気、信頼、そして身の危険をおかすという覚悟、

 

しかし人によって気質、才、器、タイミング

それぞれ差があって、異なります

 

 

 

 

 

 

 

全員が同じように、

同じものを持っているわけではありません。

 

 

 

 

 

 

誰もがそう簡単に、「諫言」が出来る訳ではないでしょう

 

 

 

 

 

 

 

諫言は、軽々しくできるものではないから

 

 

   【諫言】なのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間は集団の生物ですので、

どんな集まりであっても権力という

見えないパワーが働くものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  亡国を招くのは

  君主か臣下か民衆なのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれにしても、

「安きに居りて危うきを思う」

自分への 戒め が大切なのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たとえ、どういう立場であったとしても、

 

 

 

  自らに問い続け、

  自分なりの解を見い出していく、

  学びを重ねていく、

 

 

生きるとは…  その連続 かもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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