自分の執着を手放す~繰り返される過去
おはようございます。大阪市梅田は雨模様です。今朝も部屋のお掃除と瞑想から始めました。一会入魂でセッションに臨みたいです。
…私たちは「現実」を見ているようで、実際はそうではありません。
人は誰も自分でつくり出したほこりで目を曇らせ、自分でつくり出した雑音で耳をふさぎ、それによって、自分と他者の内にある愛を見聞きしたり、経験するのを妨げています。
自分で招いたこの妨害のせいで、繰り返し使い、色あせてきた考え方から、時に抜け出せなくなってしまいます。
対象となる人やモノにしがみついて、執着心を持ち、どんどん不幸になってしまっていっているのです。
もちろん、そのような状態で望むものは手に入りません。
心はますます暗くなり、自分の生き方を見出せなくなり、身体も不健康になっていき、心のゆとりからも遠ざかっていきます。
私たちの心の中は、自分の過去をテーマにした映画のフィルムが、何巻もおさまっているようなものかもしれません。
映像はフィルムに焼き付けられているだけでなく、レンズの上にも焼き付けられていて、私たちはそのレンズを通して「現在」を経験しています。
つまり、私たちは、現在をありのままに見たり聞いたりしているわけではないのです。
おびただしい量の歪んだ古い記憶で現在を覆い、それを通して、「現在」を断片的に見ているだけです。
だから、人やモノに対する見方が画一的に硬直していて、それに対して強いネガティブな感情を増幅してしまうのです。
しかし、その気になりさえすればきっと、私たちは想像力を磨いて、相手の立場や境遇を思いやったり、自分の言動を省みたり、囚われている自分を客観的に捉えることができるでしょう。
その渦中にいると、それが「現実」と思い込んでしまい、ますます不幸になってしまいます。
そして、そんな執着心で凝り固まった自分を「解放」してあげられるのは、自分以外にありません。
そのために必要なことは、恐れや怒り、嫉妬心、惨めさというものに向き合っていき、過去の執着を捨てることです。
繰り返される過去を断ち切って、新しい生き方ができるかどうかは自分の選択にかかっているのだと思います。
○○に執着するのは、××が怖いからなんです。
自分の執着を手放すには、
新しい××に飛び込む、
自分の××部分を受け容れる「覚悟」をすることが必要です。
そして、手放す、ということは、
その手で新しい何かをつかむということ。
手放したイメージ、手放した宣言、
手放したという言葉だけでは何も変わらないのです。
さらに、
「自分はなぜ××が怖いのか」
「自分の言動はどうだったのか」
「××にどんな印象を持っていて、どうしてそう思い込むようになったのか」
これをきちんと突きつめていくことが
必要です。
潜在意識の中にある過去の記憶をクリーニングしていくことで、本来の自分を見出していくことができます。
知らず知らずに歪んでしまった自分を立て直し、新しい信念、新しい価値観を自分の中に育てていくことから、すべては始まるのかもしれませんね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きををと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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