潜在意識の記憶~本当の人生を取り戻すために
おはようございます。大阪市梅田は曇りです。
今日は潜在意識の記憶について書こうと思います。
般若心経に、「色即是空、空即是色」という言葉があります。
これは、この世の中での認識されることはすべて「空(void)」であることを意味しています。
「空」というのは悟りです。どんなことが世の中で起きていても、それらがすべて自分の中で起きているということが納得できて、そして自分の潜在意識から消去してしまえば、もうそのようなことはなくなっていくといいます。
本来、私たちは「空」であるはずで、もともと授かった才能を開花していくためには、ゼロの状態に戻っていくことが大切なのかもしれません。
私たちの潜在意識が何もない「空」の状態なら、私たちの意識の中に光が通ります。
光は常に与えられているのですが、それをさえぎっているのが「潜在意識の記憶」なのでしょう。
私たちが人生で経験するすべての問題や困難は、私たちの記憶が再生されることによって起きているといいます。
ですから、潜在意識の記憶をクリーニングし、過去の抑圧されたネガティブ感情を手放していくことがとても大切だと思います。
自然と光が通るようになったら、神聖な知能からインスピレーションがさえぎられることなく、届くようになるでしょう。
もともとは潜在意識の記憶は何もなく、言葉もなく静かな存在であるはずです。
しかし、現実には過去の記憶が邪魔をして、自分を蔑んだり、相手をディスカウントしたりして、「思い込みの世界」にどっぷり浸かっています。
例えば、私たちがほかの人に対して、過去の記憶をもとに印象を勝手に持ち、勝手な解釈をしてしまうのもそのためです。
記憶がないゼロの状態であれば、相手をまっすぐに見られるのに、どうしても自分の古いフィルターを通して判断してしまっているのです。
それは自分自身に対しても同じです。
「私はできない。」
「どうせやってもうまくいかない。」
「絶対分かってなんかもらえない」
いろんな思い込みを「潜在意識の記憶」として持ち、それで判断して、人生をもの凄く狭いものへと自分で歪めてしまっているのです。
そういう記憶の束縛から自由になるか、束縛されたままで不幸な生き方をするのか、私たち一人ひとりの選択にかかっているのでしょう。
いい記憶であるか、悪い記憶であるかは、あまり関係ないのかもしれません。すべて単なる記憶のデータです。
そこにいろんな解釈や意味づけ、レッテル貼りをしているから、どんどん幸せから遠ざかってしまうのです。
常に潜在意識の記憶をクリーニングして、自分の状態をフラットにしていれば、プラスもマイナスもなく、ただあるがままでいられるでしょう。
人は生まれた時から、潜在意識の記憶をクリーニングするために生きているのかもしれません。
いろんな執着を手放し、自分勝手な思い込みをより客観的に俯瞰出来たら、まったく違う捉え方ができます。
人が苦しむのは、本来手放すべき記憶を、かたくなに潜在意識の中に溜め込んでいるからなのだと思います。
誰もがその人なりの使命を持ち、大切な役割を託されてこの世に生を受けています。
それに気づこうとせず、ただ無為に生きているとしたなら、時間の無駄遣いであるだけではなく、人生への冒涜かもしれません。
心の膿を出し切って、自分を見つめ直すことで、潜在意識をクリーニングしていくことができます。
そうすることで、生きている意味や、人生の目的がだんだんと見えてくるでしょう。
生きていると、さまざまなことに遭遇します。
向き合い方を誤ると、怒り、嫉妬、不安、恐怖、罪悪感、虚無感、執着の渦の中に、いとも簡単に巻き込まれてしまいます。
潜在意識の記憶をクリーニングして、神聖な知能からインスピレーションを受けて、本来の生き方を取り戻せるかは、すべて自分次第なのかもしれません。
過去の記憶に束縛されず、自由になれたとき、自分にとっても、さらにすべての存在にとっても、正しい行動ができるようになるでしょう。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きををと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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