「宿命」と「運命」について
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。
…今日は「宿命」と「運命」について書こうと思います。私たちの人生には、「宿命」と「運命」があります。「宿命」とは、持って生まれた一生変えられない要素のこと。
例えば、生まれた時代や国、家族、肉体、気質などがそうです。
肉体が宿命ということは、体質や容姿も宿命であり、寿命もまた宿命だといえます。
これらは一方的に与えられたもののように思えますが、そうではないといいます。
生まれる前に、自分自身が今度の人生で学びたいテーマに合わせて選んできたのです。
自分の小我を見つめさせられ、克服しながらより成長できるようなカリキュラムを、自らアレンジしてきているのでしょう。
宿命のなかでも大きなテーマは、「親子」かもしれません。
親子関係は人生で最初に愛を学ぶ場であり、そこで学んだことはその人の一生に影響を与えます。
ですから私たちは、自分にとって一番学びになる環境を選んで生まれてくるといいます。
自分と相性のいい親ではなく、あくまで「一番学びになる親」です。
人格が高く、手本としたい親を選ぶ人もいますが、お互いの小我があらわになり、ぶつかり合うような親であることもあります。
なかには途中で親との別離がある宿命を選ぶ魂もあります。
「子どもが親を選んでくる」という考え方がありますが、私たちは何かを学ぶためにあらゆることを選んできているのかもしれません。
一方の「運命」は、自分の意思と努力次第でいかようにもできる要素のことです。
人生が一から十まであらかじめ決まっているものならば、そもそも生まれてくる意味がありません。
自由意思と努力を毎日の暮らしの中でどのように駆使し、どんな幸せをつかむかは、自分にかかっています。
幸せになるもならないも、運命の操り方次第なのかもしれません。
よく「自分の不幸はあの人のせいだ」と原因を他人に押し付ける人がいますが、自分自身の捉え方が不幸であるからこそ歪んだ生き方になり、不幸な生き方になっているのです。
同じ体験をしても、捉え方は人によって全く異なります。
出来るだけ自分とは違う捉え方をする人、学びのある捉え方をする人、執着しない人に、触発されていく必要があるのかもしれません。
「類は友を呼ぶ」と言いますが、同じような考え方、同じような行動しかしない人たちといくら関わっても、そこから新しい発想、柔軟な考え方を生み出すことはできません。
どうやったら精神的に豊かになれるのか、自分の幸せとは何なのか、向き合う人だけに、幸せは開かれるのかもしれません。
ただしその前提として、「自分の宿命」は受け入れなければなりません。
変えることのできない宿命に不満を言っても始まらないのです。
宿命を受け入れたうえで、それを最大に生かせるような人生を、運命の力で作っていく。
それが最高の幸せな人生なのかもしれません。
答えはいつも自分の中にあります。
ヒプノセラピーは自分との深いレベルでの対話です。
本当は何を望んでいるのか、自分の役割や使命は何なのか、どう生きるべきなのか、自分と向き合って、潜在意識の声に耳を傾けていくことも、現状をブレークスルーするための一つの有効な手段だと思います。
普段知ることのない記憶の世界の中に、生きるヒントはたくさん隠れているのかもしれませんね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きををと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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