マインドフルネス:今ここにあること
おはようございます。大阪市梅田は曇りです。
…今日はマインドフルネスについて書こうと思います。マインドフルネスというのは、認知行動療法のアプローチの一つで、ありのままの自分の状態をそのまま受け入れる心の状態を意味します。
マインドフルネスは、欧米ではすでにその効果について、多くの実証的研究報告があり、ストレス対処法の1つとして医療・教育・ビジネスの現場で実践されています。
マインドフルネスとは、「今この瞬間」の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることです。
1つのことに集中して行います。
いつでもどこでも実践できる非常に有効なアプローチの一つです。
忙しい毎日を送っていると、目の前の問題の処理に追われ、自分の考えや気持ちを振り返る余裕がなくなってしまいます。
いつの間にか、自分の考えに囚われてしまい、その考え方が「現実」のように思え、客観的に大局的に問題を考えることが出来なくなります。
視野が狭まり、自分の考え方に執着し、相手に執着し、依存していきます。
本来の自分をどんどん見失っていくのです。
目の前の問題が大きくて自分の手ではどうすることも出来ないと考えただけで、本当に大きな問題のように思えてきて、本来の力を発揮できなくなってしまいます。
無気力になって、ますます状況が悪化してきます。
これがいわゆるうつ状態です。
しかしだからといって、自分の力を過信するのも問題です。自己中心性の暴走ほど、自他ともに厄介なものはありません。
人生を左右する大きな問題でも、頭の中で「大した問題ではない」と考えると、些細な事のように思えてきます。
そのために適切な対応をし損なったり、向こう見ずな行動を取ったりして、取り返しのつかない状態に自分を追い込んでしまったりします。とにかく、その人の内面のなかでの内圧、恐怖、怒りが高まると、その人なりの爆発や自己否定が出てしまうでしょう。
いずれに場合も、きっと「考え」と「現実」が違うことを見失った結果、起きてくる問題でしょう。
そうした状態に陥らないようにするためには、一日一度、ゆっくりと息をしながら全身の感覚を確認して、現実をありのままに受け入れる時間を持つことが大切です。
そうすれば、体の違和感だけでなく、心の違和感にも気付けます。
日常に流されていた自分を取り戻して、「現実の問題」にきちんと向き合えるようになれます。
それこそがマインドフルネスの効用だと思います。
マインドフルネスは、痛みや苦しみ、不安、悩みなどに振り回されず、今この瞬間瞬間を充実して生きていくことに役立つでしょう。
潜在意識は大きな力を持っています。
マインドフルネスもヒプノセラピーも潜在意識を扱うので、多くの共通点があります。
より多くの癒しや気付きををと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
***********************************************************
*************************************************************
セラピーについてご質問、ご不明な点がございましたら、どんなことでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。いかなる場合でも、24時間以内に御返事させていただきます。
ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。