心の傷を癒すってどういうこと?
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。
…現代はストレス社会で、さまざまな生き辛さや心の傷を抱えている人が増えているといいます。
心の傷は自然に治る時もあります。
しかし、表面ばかり平静になって、外見では分からないけど、心の傷はそのままで、長年経ってから心の傷が痛みだすこともあります。
例えば、災害や暴力、精神的虐待、別離、対人関係などのトラウマが心の傷となって、PTSD(心的外傷)となるケースがありますが、表面的には収まったかに見えていながら、一年後になって不安や恐怖の症状が顕在化してくる例もあります。
考えてみると、人はその一生のうちに多くの心の傷を抱えて生きているとも言えるでしょう。
それぞれの人が自分の生きてきた軌跡の中で、その人特有の何らかの傷を受け、そのことを常に意識して生きていたり…
あるいは、当人はその傷のことを忘れているけど、その傷の後遺症がその人をいろいろと悩ませる種を作っていたりします。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識の傷を癒していくセラピーです。
神経症の症状の悩み、家族や職場などの人間関係の悩み、学校や職場に行けない苦しみ、自信が持てなくて未来に希望を持てない人、前世からのカルマを解消したい人、使命や役割を知りたい…。
生きているといろんなことがあり、何らかの心の傷を持っているのがむしろ、自然かもしれません。
長い対話のなかで、いろいろな心の傷について語られ、それに伴う悲しみ、怒り、罪悪感、不安、恐怖などの感情が解放されます。
このような過程を経ているうちに、心が再編成され、心の傷がその表面をつくろわれたというのではなく、心の深みが探求され、心が全体としてうまく収まってきます。
収まるということは、心の傷が癒されるということです。
セラピストなど施術する側が、何とか「癒す」ように力を加えるものではありません。
むしろ、悩む人の心の自由な働きそのものが、その人の心自身が「癒される」道を見出していくのです。
もちろん、その過程のなかで、激しい感情の表出があるのが普通でしょう。
心の傷に伴う強い感情を言語化して解放することによって、崩壊寸前と思えるところを経過しつつ、心がだんだんと収まって癒されていきます。
真の癒しを経験しようとするならば、傷の表面を糊塗りをして痛みを和らげようとするよりも、その傷の痛みが感じられるのを避けることなく、それとじっくり向き合っていかなくてはなりません。
心の傷を癒すことにおける向き合う姿勢は、とても深いものです。
心の傷というと何か特別なことに聞こえますが、どんな人でも人生の節目、節目を越えるときは、何らかの痛みとその克服を経験するのではないでしょうか。
「自立」、「卒業」、「出会い」と言えばその肯定的な面のみ意識されがちですが、それは分離の痛みによって裏打ちされている側面もあります。
「正月は冥土の旅の一里塚」と言った人もいます。私たちが一般に「おめでとう」と祝福していることも、必ずそこには痛みを伴う経験が存在しています。
それらの傷に対して癒しが行われているときはいいですが、少しずつ心の傷を溜め込んでいるときもあります。
潜在意識の中に氷のように冷たく固くなってしまった心の傷、ずっと抑圧されていた感情を癒して解放していくことから心の傷の癒しは始まります。
心の古傷があると、不安になったり、感情が不安定になってしまいます。
心の傷の原初までさかのぼって、潜在意識から癒していくことで、だんだんと本来の自分を取り戻すことができるでしょう。
心の傷を通して、人生の深みを味わうことができたり、生きる意味や使命を見出すことができたら、その傷は人生の大切な大切な宝物になるかもしれませんね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きををと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。