幸せになる勇気~他者貢献
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。
…すべての悩みは「人間関係の悩み」であるともいわれています。
裏を返せば、私たちの幸福もまた、対人関係の中にあるのかもしれません。
人間にとって幸福とは何か。
これは哲学が一貫して問い続けてきたテーマの一つです。
人間にとって最大の不幸は、自分を好きになれないことだといいます。
そして、自分を好きになる上で大切なことの一つに、他者貢献があると思います。
「共同体にとって有益である」「誰かの役に立っている」という思いだけが、自らに価値あることを実感させてくれます。
他者貢献は目に見える貢献でなくても構わないといいます。自分の貢献が役立っているかどうかを判断する必要はないでしょう。目には見えないものでしょうし、心の問題でもありますから。
他者はその人の価値観で判断しますが、それは他者の課題であって、自分が介入できる問題ではありません。
本当に貢献できたかどうかなど、原理的に分かり得ません。
ですから他者貢献をしていく時の私たちは、たとえ目に見える貢献でなくても、「わたしは誰かの役に立っている」という主観的な感覚、つまり「貢献感」を持てればそれでいいのだと思います。
三大心理学者アドラーは、「幸福とは、貢献感である」と述べています。
全ての人は、今より幸せになることができるでしょう。
しかしこれは、行為レベルであれ、あるいは存在レベルであれ、自分が誰かに役立っていると「感じる」こと、つまり貢献感が必要なのでしょう。
ではどうすれば貢献感が得られるのか?
働くこと?ボランティア活動?そのような形式的なものではありません。
例えば、承認欲求というものがあります。
人が本来持っている「人に認められたい」という欲求です。
人が承認を求める理由は明らかです。
人は自分を好きになりたい。自分には価値があると思いたい生き物です。
そのためには「わたしは誰かの役に立っている」という貢献感が欲しいのです。
そして貢献感を得るための手段として、他者からの承認を求めているのです。
しかし、他者からの承認を求めていては、結局、他者の望みどおりの人生を歩まなければいけません。
承認欲求を通じて得られた貢献感は、「自由」がありません。
私たちはもっと自由な存在だし、真の幸福を目指す存在でしょう。
もし、本当に貢献感を持てているなら、他者からの承認は必要以上には要らなくなります。
わざわざ他者から認めてもらわなくても、「わたしは誰かの役に立っている」と実感できるからです。
つまり承認欲求に囚われているなら、その人は共同体感覚をまだ持てておらず、自己受容が出来ていないのです。
大切なことは、自己受容、他者信頼なのかもしれません。
自分という存在をどう捉えるのか、どう受け止めていくのか、それが本当の自信につながっていきます。
自分の中にあるコンプレックス、歪み、心の傷を自分なりに振り返って、新しい解釈をしていくことが、根本的な解決につながっていくのでしょう。
他者貢献できている感覚を持つためには、自分との和解からすべては始まるのかもしれません。
自分で自分を認められる感覚、それが等身大の自分を受け止めていく自然な感覚です。それがあってこそ、私たちは幸せになれるのかもしれません。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識の自分に問いかけていく心理療法です。
より多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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