トラウマがあると「無意識に」暗示を刷り込んでしまう
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。まだまだ寒い日が続きますが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
…トラウマは心の古傷です。
トラウマは過去の失敗や子供の頃に負った心の傷です。
例えば、子供のころに何か悪さをして、狭い押入れに閉じ込められた。それ以来、今でもエレベーターなどの狭い空間が苦手になる。
これも一種の「恐怖に伴ったトラウマ」です。
このような体験で「○○は××だ」という思い込みをしてしまうのです。
あるいは、「△△をすると、□□になる」といった思考を超えて、「暗いところ=悲しさと恐怖」というスイッチができてしまうのです。そうすると体が無意識に反応して、緊張、恐怖を強く感じます。
「○○は、××だ」「△△をすると□□になる」という文章の構成を「暗示」と言います。
私たちは、この勝手に思い込んだ「暗示」を無意識に繰り返しながら生きています。
例えば「人はわがままだ」や「言いたいことを言うと、嫌われる」と思っていると、「わがままな人」や「嫌われた」出来事ばかり見えてしまいます。
これは「何を見てもそう見える」だけなのですが、無意識のうちに「○○は××だ」「△△をすると、□□になる」の証拠集めをしてしまっているのです。
そうやって長年かけて集めた証拠が山となって、「間違いない」「絶対」という確固たる信念が築きあげられていきます。
すると、さらなる証拠集めに奔走することになります。
そして、「ほらね」「やっぱり」と、自分の「思い込み」をどんどん強化していき、「絶対そうだ」という「確信」に変えていくのです。
実際に「○○は、××だ」「△△をすると、□□になる」ということも、当然あるでしょう。
しかし、実は「それ以外のこと」、つまり「例外」の方が圧倒的に多いのです。
なのに、そちらに目が向かない、そして、目を向けたくないのです。
要するに、「自分が強く思っていることを証明してくれる出来事に焦点を当ててしまっているから、そればかりを見続ける」のです。
そうやって、「トラウマ」は強化されてしまっています。
潜在意識に「暗示」が繰り返され過ぎて、無意識に刷り込まれてしまっているのです。
この「暗示」を解いていくことが必要でしょう。
無意識(潜在意識)の中で、どのような「暗示」が強化されてきているのでしょう。
その「暗示」は全く違っていないかもしれませんが、それとは全然違う見方もできるのです。
画一的な硬直した見方をしていると、自分を狭い領域に押し込めてしまいます。
それが生き辛さにつながっていくといいます。
人に対しても、物事に対しても、捉え方が柔軟性を失ってしまうのです。
ほとんど自動思考になっている「思い込み」は潜在意識の中に埋め込まれてしまっています。
それをいかに客観的に気付いていくのかが大切なのかもしれません。
気付いてこそ、癒して手放していくことができるのです。
強く思うことがあればあるほど、それはある種の「思い込み」です。
ポジティブな思い込みであればいいですが、不必要なネガティブなものであれば、手放して書き換えていくことが必要です。
潜在意識に問いかけて、自らかけた呪縛を解いていくことが出来たら、今の生き辛さも自然と緩和されていくでしょう。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きををと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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