怒り、不満、イライラを感じる原因
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。冬の寒さがやってきてとても寒いですが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
…世の中にはいろんな人がいて、いろんな考え方があります。
価値観の合う人もいれば合わない人もいます。もしかしたら、合う人の方が少ないから、人は悩むのかもしれません。
人と人との関係だけではなく、起こっている現象、周りの環境になじめないと大きなストレスとなり、生き辛さを感じてしまいます。
私たちはどうして周囲に対して怒り、不満、イライラを感じるのでしょうか?
私たちの心には、意識しているにせよ意識していないにせよ、「心の古傷」があります。
その「心の古傷」の中で、最初に挙げられるのが「刷り込み」です。
刷り込みというのは、「いつかどこかで繰り返し聞いた誰かの価値観」のことです。
例えば、男性とは、女性とは、大人とは、子供とはこうある「べき」。
礼儀やモラルはこうある「べき」。仕事場ではこうある「べき」というものです。
私たちは、生まれてから今までの間に親をはじめ、先生や友人など信頼する人から「こういう時は、○○するんだよ」と教えられると、それが正しくて、それ以外は間違っている、と考え始めます。
それは一般的に良いことであってもそうです。
「人には優しくするんだよ」と言われ時から、「人に優しくすべき」が始まります。
そして、人に冷たくする人や、人に優しくできない自分を裁き始めます。
ことの善悪を伝えるのは大切なことですが、それが「刷り込み」のように繰り返し繰り返し言われると、それがその人にとって絶対基準となってしまうのです。
このような「刷り込み」が入ると、「ああ、これ以外はダメなんだ」と、自分の中にあるパズルのピース(性格)の一つを「ダメなピース」「劣っているピース」として、隠したり、認められずに嫌って外に捨てようとします。
そして、自分が嫌うピースを捨てて「キレイない人」「弱くない人」「できる人」として生きていこうとします。
しかし、自分の中から嫌いなピースを外に捨てると、家の外にゴミを捨てたように、自分の周りが、嫌って捨てたピースだらけになってイヤな感じになってしまうのです。
それが、イヤな出来事とか苦手な人なのでしょう。
それを見て私たちは「自分の周りは問題だらけ」と不満を言うのです。
自分だけが「ちゃんとしている人」でいようとしているとこうなります。
そして、いつまでも自分はピースが足りずに欠乏感を感じるのです。
特に、物心つく前から教えられてきたことは、「当然そうすべきもの」としてその人の思考の基礎となっていきます。まるで呪いをかけられてしまっているかのように。
子供の頃に刷り込まれたルールが根強く染み付いている人は、自分の言動を判断する基礎をいったん突き放して、自分が間違っていないかどうかを客観的に多角的に検証してみる必要があるでしょう。
「~すべき」「~すべきでない」という考え方は、自分を縛りつけ、相手を断罪してしまいます。
それが周囲への不満となり、人生への不満になったりします。
○か×かの両極端な考え方が原因です。
0か100かではなく中間のなかにバランスのとれた考え方があるといいます。
なんでも行き過ぎたものは有害でしかありません。
潜在意識の中に、度が過ぎた思い込み、刷り込みがあれば、しっかり手放して解放していくことが大切です。
起こっていることには必ず意味があり、自分は導かれている存在であることに感謝できたら、周囲に対する不満、自分に対する不満もなくなって、心が穏やかになってくるのかもしれませんね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きををと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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