孤独感と罪悪感という難しさ
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝も長めのウォーキングをしてきました。いい一日にしたいものです。
…今、人と人のつながりが薄くなって、孤独感に悩む人も増えています。
そして、孤独になると自分を責めやすくなり罪悪感を感じてしまいます。
今日は、「孤独感」と「罪悪感」について書こうと思います。
重症、軽症にかかわらず、うつ病、対人恐怖症、無気力、不眠症、自信喪失、出社拒否など心を病む人が増えています。
心が病んでしまうと、それが体に影響して、心身共に病気になってしまいます。なかなか治りにくい重たい苦しみ。
元気で真面目な人でも、ある日突然うつ病になったりもします。
もしかすると、そのような人は、自分で自分をがっちり束縛して、逃げ道をふさいで生きてきたのかもしれません。
老若男女、年齢に関係なく、不安になったり、気持ちが落ち込んだりする心の病の原因は二つ考えられます。
一つ目は、淋しさ(孤独感)です。人間の持つ本能の一つに「集団欲」があります。集団欲が飢餓状態だから淋しくなります。
人は動植物から完全に遮断された独房に長期間入れられると、発狂してしまうのはそのためだといいます。刑務所などはそういう心理に陥れるための場なのでしょう。
しかし、人は誰でもこの世にたった一人で生まれてきて、やがてたった一人で永遠の旅に出ていきます。
人は生まれながらにして、ある意味、孤独な生物です。どんなに仲間がいても、友達がいても、自らの苦しみは自分で背負っていくしかありません。
「自分にとって淋しさは当たり前のことだ」と肚に決めてしまえば、この淋しさに振り回されたり落ち込んだりしなくてすむし、心の病にもかかりにくくなります。
周りの人もみな一人で「自分の人生」という場で闘い苦しんでいます。外からは見えないだけです。
「自分だけが不幸だ」と考えるのではなく、自分には自分にしかない試練があると考えることが大切なことなのかもしれません。
心の病の原因のもう一つは罪悪感です。自分で自分を罪人扱いにして責める気持ち。
自分はこうあるべきだと分かっているけど、過去のこと、失敗、コントロールを失ったことが自分を襲い、いつまでも責め続けてきます。
罪悪感をひも解いてみると、無意識のうちに私たちは「自分の理想像」を描いて、自分の言葉遣いや行動に四六時中監視しています。
そして、自分の中の悪い心や自分が普段気にしている欠点や短所は罪悪だから、自分にそのようなものがあってはならないと思い込んでしまいます。
だから、そのままの自分ではいけないと自己否定して、自分で自分を絶え間なく責め続けてしまうのかもしれません。
この処理できない罪悪感の扱い方が分からないと心の病気にかかってしまいます。自分を責め続けてしまいます。
自分を否定して、責めていると、心が硬くなり、孤独、恐怖に覆われた生活になってしまいます。
なぜなら、自分の気持ちがいつも自分の内側に向いていて、他人を愛したり、他人から愛されるという心の余裕が無くなってしまい、硬直した心理状態になってしまうからです。
孤独感、罪悪感は非常に難しい感情だと思います。大切なことは、溜め込まずに手放していくことでしょう。そして違うとらえ方をする。
自分を惨めに感じてしまう孤独感と罪悪感をもっと俯瞰して、自分という存在の有難さを感じ取っていきましょう。
どんな自分であっても、自分にOKをだしていくことが大切です。
新しい自分、まだ見ぬ自分を発掘して創造していく喜びを感じられたら、孤独感や罪悪感も自然になくなっていくのかもしれませんね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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