魂を強くする～弱さではなく強さに焦点を当てる
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝は長めのウォーキングをしてきました。いい一日にしたいものです。
…あるアメリカの有名な心理学者の言葉に、『外にあるものは、すべて自分の世界を映し出す鏡である』という言葉があります。
人は理不尽な体験をすると、他人を責めたり、周囲に不満をまき散らしたりしがちです。
しかし、それらは皆、自分の心の反映に過ぎず、不満の矛先を「他人」や「環境」に向けることは、見当違いだというわけです。
明治、大正期に牧師を務めながら創作活動を続けた詩人に山村暮鳥という人がいます。
『人間の勝利』など有名な作品を残した人です。
常に自分をしっかり見つめて、困難に遭っても責任を外に転嫁したり、逆に自分自身を責めたりすることなく、現実を受け入れながら、思うにまかせない人生をより良く生きるにはどうしたらいいかと考え続けた人でした。
自分の内なる世界をきちんと整えることを、中心軸に置いて生きた人といわれています。
山村暮鳥の詩を読むと、魂を強くすることの大切さを感じます。
人生は必ずしも自分の思い通りになるものではなく、むしろ苦しみの方が多いかもしれません。
苦しみがないことが幸せではなく、苦しみがあるからこそ人間は強くなれるのかもしれません。
しかし、ともすれば、私たちは「弱さ」ばかりに焦点を置きがちです。
愚痴を言い、不満をぶちまけ、周りを巻き込み、自分の品位をますます卑しめてしまっているのです。
そんな弱さに負けて、流され続けてしまっては、不満や執着の世界から永遠に抜け出せないでしょう。
自分の中には本当の強さがあること。
どんな辛いことも乗り越えるだけの強さがあるんだという信念を、頑固なまでに持ち続けてこそ真の人間だと山村暮鳥は説いています。
生きているといろんなことがあります。
ヒプノセラピー（催眠療法）を受けに来られる方々の中には、過酷な人生を歩んでこられて、背負いきれないほどの多くのものを抱えてこられた方がたくさんいらっしゃいます。
私たち人間が持つ苦悩はとても深いですが、その人その人の中に乗り越える力があり、答えがあると思います。
人間というのは、所詮は独りぼっちで孤独な存在です。しかし、寂しいのは隣を歩いている人も同様です。各々が孤独を感じながらも、自分の生き方に責任を持って生きる。
そんな人たちが力を合わせていく時に、お互いの心が通じ合うのかもしれません。それが「人間をまじめにする」ということかもしれません。
過酷な人生であっても、少し視点を変えれば、ほんの少しでも希望を見出せます。そのほんの少しの希望を心を込めてたぐり寄せて、だんだんと大きな自信にしていくのです。
自分の弱さばかりに囚われていた視点を、自分の内に備わる強さや、知らず知らずに周りから与えられているも負をはね返すことによって、孤独や困難を乗り越えていくことができるのでしょう。
自分を強くするためには、自分中に埋もれている「潜在能力」「潜在気質」に気付いたり、自分が当たり前だと思っている感じ方、考え方を俯瞰して肯定的な意味づけをしていくことが大切です。
ヒプノセラピー（催眠療法）は、自分の内側への探求であり、自分の弱さを手放して、自分を強くするためのセラピーです。
何か嫌な出来事が起きた時は、それは自分の内なる世界の調子が狂っているということ。嫌な出来事は、それを気づかせようとする天からのメッセージなのかもしれません。
困難な人生の中で、自分の内面と向き合って内面を整えていくことは大切なことでしょう。そうすることによって、自分の強さに気付き、自分を強くすることができるのかもしれませんね。
ヒプノセラピー（催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法）は潜在意識にダイレクトに働きかけていく心理療法です。
より多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー（前世療法・インナーチャイルド・願望実現）によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
