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いい人をやめる~そのままの自分

2015-10-13

おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝も部屋のお掃除と瞑想から始めました。いい一日にしたいものです。

 

 

 

…「頑張っているのに、認めてもらえない」「我慢しているのに、相手は我がまま言いたい放題」「相手が気に入るようにしているのに、不平不満ばかり聞かされてしんどい」。

 

という悩みがあります。

 

自分は悪くない」「自分はちゃんとしている」という主張です。

 

この「自分は悪くないのに、足を引っ張る人がいる」と困っている人というのは、たいてい無意識に「いい人」を演じてしまっています。

もちろん、誰でも体裁は気にするでしょうし、自分は間違っていないと思いたがるのが私たちの習性の一つですが、何事も程度の問題なのでしょう。

 

「いい人」は、きっと自分の本心にウソをついている状態です。

一般的に「いい人でいる」「ちゃんとしている」ことは、「とてもいいこと」だと考えられています。

 

特に、横並び意識の強い教育を受けてきた私たちは、「いい人」であるという体裁を重んじ過ぎます。

 

上司のことを思いやっていれば、適当に愛想よくしていれば、怒りは面に出さなければ、わがままを言わずにいれば、人間関係はうまくいくと思っていませんでしょうか。

 

その方が「嫌われない」から。

 

しかし、この「いい人でいれば嫌われない」という考え方を持っている人ほど、実は、心の中で怒りが充満して腹が立っていたりします。

 

人に嫌われる「怖さ」を持っている人は、仲間外れにされないように、バカにされないように、無視されないように、話しづらい人と思われないように、馬鹿にされないように、無愛想な人だと思われないように、

頑張ってダメな自分を隠して「いい人」「ちゃんとした人」でいようと心がけます。

 

よかれと思って、「ものわかりのいい人」「あきらめのいい人」になってしまっています。

 

相手から失礼なことを言われても、嫌われないためにグッと言葉をのみ込む

自己主張すべき時でも、人に嫌われないためにグッと言葉をのみ込む

 

なのに、なぜか不愉快なことが増えていきます。

 

好きでいて欲しいから、なんでも言うことを聞いているのに、褒めてもらえない。正しいことをしているのに、それに反する行動を取る人が評価される。

 

「自分がここにいることを分かって欲しい!」「自分を認めて欲しい!」と一生懸命になるほど、存在を認めてもらえず落ち込みます。

 

「強く生きたい」と思うほど、自分のダメさや弱い部分を改めて知るハメになります。

 

「人に好かれたい」という願望が強くなるほど、どういうわけか避けられてしまう。

 

恋愛において、こんなに私は思っているのに、あの人は振り向いてくれない。

 

どうして私のことを分かってくれないのだろう。

 

私のことをちゃんと評価して欲しい。

 

いつも見下されているように感じる

 

やることなすことを賛成してもらえない。

 

それならいっそのこと、深く考えずに、「私もそう思います」「分かりました」と言う方が波風が立たないし、自分も苦しくない。

 

相手に変な奴だと思われたくないし、嫌われたくもない

 

そんな気持ちが強くなって、自分の思っていることを口にできなくなって、そのうちに自分の心に少しずつ冷たい塊のような満足できない気持ち蓄積されていきます。

 

「いい人でいよう」とすればするほど、周りの人の言動に対する許容量小さくなっていくのです。

 

心を閉ざし人を疑うようになっていきます。

 

嫌われないように「いい人でいよう」とすればするほど、相手への要求が高まり、自分を追い込み人を巻き込み、心が過剰に反応してざわついてしまいます。

 

このネガティブな反応の原因をさかのぼり、自分の中で腑に落としていかないと、問題はいっこうに解決しないでしょう。

 

「正しい自分」が自分を苦しめているのです。

 

 

それが人への執着の始まりであり、自分への囚われの始まりなのかもしれません。

 

人に求める思いは、一見他者の問題であるように感じますが、自分自身の問題です。

 

もっと認められなければ、もっとスゴイと言わせたい、もっと愛されたい、その思いが暴走して、自分でもいつの間にかコントロールを失っていくのです。

 

 

「自分は正しい」と思いが強ければ強いほど、それを確認したくて、その正当性を証明したくて、相手を断罪していきます。

 

「相手が間違っている、自分は正しいのだ」と確信することが、何より大切だというわけです。

 

だから、自分が「ちゃんとしている」「正しい」と思えば思うほど、自分の周りが「正しくない人」「ちゃんとしない人」だらけになります。

 

自分の中の不全感自己否定感強いコンプレックスが、人に嫌われることへの恐怖心を生み出しています。

 

結局は何事も自分の問題なのかもしれません。

 

いい人を演じ続けることは、とても大変なことで辛いことです。

 

いい人をやめて、そのままの自分を受け入れられるようになれたら、生き方ももっと楽にもっと幸せになれるのかもしれませんね。

 

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識に問いかけていき、必要がなくなったものを手放していくセラピーです。

より多くの癒しや気付きをと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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