インナーチャイルドの傷~生き辛さの原因を解放する
おはようございます。大阪市梅田は曇りです。今朝も部屋のお掃除と瞑想から始めました。いい一日にしたいものです。
…時代を問わず、親子関係で苦しんでいる人は多いです。一番最初の人間関係だし、人生に大きな影響を与えるのでしょう。
もっとも堅固な安定したものであるはずの絆が、もろく、不安定になっています。
その端的な表れは、虐待の増加かもしれません。児童相談所が対応するケースの数は、この20年で40倍に増加しているといいます。しかし、それは氷山の一角にすぎません。その裾野では、虐待という自覚もなく、精神的虐待や心理的な支配が日常的に起きているからです。
誰にとっても親との関係は、最初の人間関係であり、それが不安定なつながりであればあるほど、大人になっても周囲との関係がどうしても不安定になってしまいます。
統計では、およそ3分の1もの人が、親との不安定な愛着を示し、大人になって対人関係に「不安定さ」を感じる割合も、それとほとんど変わらないそうです。
もちろん、完璧な親は世の中にいませんから、多かれ少なかれ誰でも、インナーチャイルドに傷を負っているものだと思いますが、
抑圧や暴力や否定や溺愛の度合いが大きければ大きいほど、生き辛さは深刻になっていくでしょう。
境界性人格障害、自己愛性人格障害、摂食障害、うつ病や不安障害、さまざまな依存症に苦しむ人が増えていますが、それらの障害の根底にも、親との不安定な愛着が見え隠れしています。
問題の根が深いケースほど、幼少期の環境、インナーチャイルドの傷がからんでいるようです。
逆に、深刻なケースでも、インナーチャイルドの傷が改善すると、心の状態が大きく変わることも少なくありません。
いろんなケースがあり個々の家庭のよって違いますが、例えば、表面的には、すごくいい親子に見える場合でさえ、実は子どもの方が親に合わせ、支配され、その無理が別の形で表れているというケースも少なくないからです。
自覚しているにしても、そのことから目を背けているにしても、「インナーチャイルドの傷」はその人の人生を知らずしらず蝕んでいくのでしょう。
それによって、得体のしれない生き辛さや、空虚感、自己否定感に悩まされているという人はたくさんいます。
一体なぜ、そんなふうに自分は苦しんでいるのか、自分でも分からないままにもがいていることが多くあります。
この「分からない」苦しみやストレスは、とてつもなく大きなもので、生きるエネルギーをどんどん奪ってしまいます。
人が幸福に生きていくうえで、もっとも大切なもの—-それは安定した愛着かもしれません。このことが自己肯定感や生甲斐にもつながっていくからです。
愛着とは、人格のもっとも土台になる部分であり、人と人との絆などを結ぶ力にもなるでしょう。
今の生き辛さを表面的に考えて、対処療法を取っても、なかなか根本的な解決にはなりません。
生き辛さの原因をずっとさかのぼって、抑圧された感情や心の膿を解放していくことがまず必要だと考えられます。それは何も犯人捜しをすることではなく、親のせいや他の誰かのせいにするためではありません。
これまでずっと表現されなかった憎しみや怒りや不安や恐怖を、大人になった今、「手放していく」ということです。
潜在意識から変わっていけば、もっと楽に、もっと自然体に私たちは生きていくことが出来るのかもしれませんね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きををと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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