人間関係が「魂」を磨く
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。だんだん朝晩の暑さが落ち着いてきましたね。皆さま如何お過ごしでしょうか。
…「生まれてきた目的は何ですか？」と聞かれたら、特に若いうちは職業上の夢、たとえばミュージシャンになりたいとか、お医者さんになりたいなどと答える人も多いかもしれません。
億万長者を目指す人もいれば、世界一周旅行を夢見る人もいると思います。
しかし、魂の視点から見れば、有名になることや億万長者になることを一番の目的として生まれてきた人はいません。
…何が目的で生まれてきたのでしょう。
誰もに共通する目的は、「人とかかわるために生まれてきた」ということかもしれません。
私たちの魂は、常に「絆」を求めています。
自分とは違った個性を持つ人たちと関わり合い、葛藤することによって、自分自身を見つめ直し、成長しようとしているのでしょう。ぶつかり合うこと、摩擦によっても、互いに傷つけあうこと、多くの失敗を通して、学ぶ人は魂が磨かれていきます。
「切磋琢磨」という言葉があります。
玉や石を切り刻んで磨きをかけるように、仲間同士がお互いを磨き合う、という意味です。
私たちの魂も、人の絶えざる切磋琢磨のなかで輝きを増し、成長しているのでしょう。
自分の取り巻くすべての人たちが、自分の魂の「磨き砂」であることを、意識することは大切なことかもしれません。
ときには辛く思ったり、煩わしく感じたりしていた人間関係に対する見方も、少しずつ前向きなものに変わっていくでしょう。
相性がありますし、出会う人とすべて付き合っていては大変なことになります。
世の中にはいろんな人がいますから、さまざまな体験を通して、自分なりの距離感、人とのかかわり方を見つけていくことが大切なのでしょう。
孤独であることもまた、人間関係の一種なのでしょう。なぜなら、他人というものが存在しなければ、孤独という概念がないからです。
しかし、それは何も否定すべきことでもありません。「孤独という人間関係」を味わうことによって、魂を磨いているのでしょう。
この世のすべての事象には、「陰」と「陽」の両面があるといいます。
自然界にも、昼があれば、夜があります。暑さもあれば、寒さもあります。
魂の成長にも、両面からの学びが必要なのかもしれません。
私たちの魂は、幾度の輪廻転生を重ねるなかで、その両方を経験し、生きるということや愛に対する理解を深めているといいます。
人間関係に関する学びも、多くの人たちとかかわりながら生きる学びもあれば、孤独に生きてこそ得られる学びもあります。
だから、今どんな状態であっても、今の自分を受け容れて、そこに隠されている学びを得ていくことが大切なのかもしれません。
現世のみに限っても、あるいは輪廻を繰り返してきた前世を含めてみても、私たちにはその時その時の「波」があります。うまくいく時もあれば、うまくいかない時もあります。
幸せを感じることもあれば、試練に耐える厳しさも経験します。
「あらゆる経験」を積むことで、私たちの魂はよりたくましく、豊かになっていくのかもしれません。
ヒプノセラピー（催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法）でより多くの癒しや気付きををと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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