傷つきやすさ:プライドが強くしてくれる
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。お盆休みの方も多いと思います。暑い日が続きますが皆さま如何お過ごしでしょうか。
…現代人は「傷つきやすい」のが特徴だといわれています。
多少、誰かに何かを言われても、「それがどうした」と言える強さ、図太さを持つことも時には必要でしょう。
しかし、置かれている状況、捉え方、性格は人によって違うので、それは誰にとっても簡単なことではないでしょう。
強さの源になるのは、その人のプライドでもあるでしょう。
本当の意味で「プライドを持つ」、ということは、傲慢になることとは違います。
「自分が絶対正しい、あいつが悪い」「あの人にこんなことをされた」と復讐と嫉妬と執着をする感情に、プライドなどありません。
プライドとは、自分が受けてきた愛を守る力だと考えられます。
人にはみんなそれぞれの歴史があります。
生まれてきてから今日まで、さまざまな人から受けた恩もあるでしょう。たとえ家族がいなくても、誰かがなにがしかのものを与えてくれたから、今、こうして生きているのです。
私たちは何かの意味があってこの世に生まれ、必要とされて今を生きているといいます。
自分がいわれのない悪口を言われてメソメソしたり、傷ついたり自暴自棄になっていては、自分を大切に愛してくれた人たちがきっと哀しむでしょう。その人たちに申し訳ない。だから私は毅然と生きていく。
そう思える力、それが「本当のプライド」なのかもしれません。
本当のプライドがないから、「守るべきもの」がないから、他者を否定し続けたり、依存したり、自分の人生を傷つけることも、平気でしてしまうのかもしれません。
先日、ある偉いお坊さんのお話を聞く機会がありましたが、「人に対して『自分の体を大事にしなさい』というお説教では心には届かない」とおっしゃっていました。
自分と相手とを、別の個として切り離している冷たさがあるからです。
そうではなく、「一人で生きてきたと思うな。あなたの体には、いろんな人の愛が宿っている。その愛をどうして大切にできないのか」と伝えることだとおっしゃっていました。そして、そう言えるだけの歴史をつくっておくことが必要だと説いておられました。
そうすれば、「本当のプライド」が育つのかもしれません。
たとえ今は無くても、それを持とうと思う姿勢が大切なのでしょう。
世の中にはいろんな人がいます。
自分本位の見方に固執して、いつまでも過去のある出来事をぶり返し続け、自己正当化をする人を見て、あなたはどう思うでしょうか。
ある人間に執着し続け、陰で集まったり、嫌がらせをする人間に、プライドはあるのでしょうか。
私たちはもっと違う生き方ができます。
他人の言葉に簡単に傷ついたりせずに、毅然として生きる力を、自分のなかにあるプライドから見つけていきましょう。
もし振り返ってなければ、過去の自分から学ばなければ、そういう生き方を選択することができないでしょう。
過ぎ去った過去は変えることはできません。
今の自分を変えていくことで、もっと心豊かに生きられるのかもしれません。
誰もが万人に好かれることは不可能です。いろんな人間関係のなかで衝突、許せないこと、考え方の違いもあり、摩擦もあるでしょう。もちろん、相性のいい人、切磋琢磨できる人との出会いもあるでしょう。
いろいろと批判、否定、怒り、憎しみがあると辛いものです。
自分のことを分かってくれない人がいるのは、仕方がないこと。
そんな諦めは一つの悟りでもあり、自分を強くしてくれる面もあるでしょう。
生き辛さがあれば、抑圧された感情を解放していきましょう。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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